パーソナルコンピュータ
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パーソナルコンピュータ

パーソナルコンピューター

パーソナルコンピュータ(: personal computer)は、個人によって占有されて使用されるコンピュータのことである。

略称はパソコン[注釈 1]またはPC(ピーシー)[1]。ただし「PC」という略称は、特にPC/AT互換機を指す場合もある[注釈 2]1980年頃は「パーコン」と呼ぶ人もいた[6]が、現在では「パーコン」とは呼ばれない。
概要

パーソナルコンピュータ(PC)は、個人で使用するコンピュータである[7][注釈 3]

パーソナルコンピュータが登場する以前、コンピュータは大型で高価だった[7]。購入や運用に巨額の費用が必要なので、それらは大企業や大学や研究所などが所有し、1台を、それら組織に所属する人々が共同で使用していた(タイムシェアリングシステム)。この時代、個人が自分のためだけに購入して占有して使えるようなコンピュータは存在しなかった。だが1971年にアメリカのインテルがマイクロプロセッサの開発に成功したことで、コンピュータを小型化および低価格化する道が開け、個人所有する可能性が開かれた[7]

パーソナルコンピュータのサイズや形状による分類ではノートPC(ラップトップPC)、デスクトップPCタブレット型PC(スレートPC)などがある。

現在パーソナルコンピュータで使用される代表的なアプリケーションソフトウェアとしてはウェブブラウザオフィススイートワープロソフト表計算ソフトプレゼンテーションソフトデータベース 等)、ゲームソフトなどがある。
名称

「パーソナルコンピュータ」という用語は、1972年アラン・ケイACM National Conferenceで発表したA Personal Computer for Children of All Agesの中で使用され、「個人のための理想のコンピュータ」という意味で使った[注釈 4]

最初のパーソナルコンピュータには諸説あるが、現在では一般的に最初に実際に市販されたパーソナルコンピュータはAltair 8800と言われており、これは1974年にインテルの8bitマイクロプロセッサ8080CPUに用いて登場したものである。ただし1970年代後半までは、CPUにマイクロプロセッサを採用したコンピュータは、英語圏では主に「micro computer」などと呼ばれることが多く(たとえば1977年発売のTRS-80も名称は「TRS-80 Micro Computer System」であり)、あるいは「home computer」という呼称も好まれた。日本で1970年代後半は、英語のmicro computerをカタカナに直訳した「マイクロコンピュータ」が堅い記事などでは好まれ、(日本国内では用語を4文字(4音節)に短縮することが好まれるので)日常的には短縮形の「マイコン」が使われた。

パーソナルコンピュータという用語は1977年ころから一部の機種についても使われており、アメリカでは1977年発売のApple IIの広告類で、日本では1979年発表・発売のPC-8000シリーズを指して日本電気が使うようになった(この「PC-8000」の2文字「PC」は「Personal Computer」の頭文字)。

世界的に見て一番決定的だったのは、IBMが1981年に発売しベストセラーとなったIBM PC(製品名称は「IBM Personal Computer」)で、更にIBM PCおよび後継製品をベースにしたIBM PC互換機が市場でデファクト・スタンダードとなったため、世界的にパーソナルコンピュータ(PC)という用語が普及した。なおIBM PC互換機以外の有力なパーソナルコンピュータはMacのみとなったため、PCとの略称は特にIBM PC互換機を指して使われる場合もある。


日本では省略して「パソコン」と呼ばれるようになり、「パソコン」が定着すると、あとは「ホビーパソコン」「ノートパソコン」「パソコン教室」のような、他の語と「パソコン」を組み合わせた造語も次々と行われるようになった。
歴史詳細は「パーソナルコンピュータ史」を参照
20世紀
1970年代 8ビット時代 パーソナルコンピュータの出現Altair 8800

1974年に登場したマイクロプロセッサにより、個人でも所有可能な小型で低価格なコンピュータが実現可能になった。

(英語圏でmicroprocessor development boardと呼ばれ)日本でワンボードマイコンと呼ばれたキットは当初、技術者向けの評価キットおよびトレーニングキットで、入出力にはテレタイプ端末等、従来のコンピュータに用いられた巨大で扱いに手こずる入出力端末を接続する必要があった。また、その接続作業においても専門的知識を必要とし、一般的なものではなかった。一方、電子回路に詳しいアマチュアが部品を集めてコンピュータを自作し、個人で使用することもあった。また、いわゆるミニコンピュータを個人で所有する者もいた[9]Apple I

最初のパーソナルコンピュータとされることが多いAltair 88001974年の末に誕生した。完成させると「箱にランプとスイッチ」というミニコンスタイルのコンピュータができあがるキットはそれ以前からあったにはあったが、Altairが初の安価なヒット製品であった。それ以降2-3年ほどの間に、Apple IのようにCRTディスプレイやキーボードを接続するよう設計されているものなど、入出力が工夫された多数のマイコンキットが現れた。


Apple II。1977年6月10日発売[10]PET 2001。1977年10月出荷開始[注釈 5]

1977年Appleコモドールタンディ・ラジオシャックの各社から相次いで、本体がプラスチックケースにきれいに収められBASICインタプリタを内蔵し、オールインワンの完成品で出荷される、今日のパーソナルコンピュータの原型と言える型のコンピュータが登場した。これらはインタフェースCRTディスプレイ、キーボード、外部記憶装置、プリンター用)を一通り備えており、ディスプレイに接続して電源プラグをコンセントに差し込みさえすれば動作するものであった。中でもApple IIは標準でカラー画像出力や音声出力に対応しておりパソコンゲームのプラットフォームとしても人気を博したうえに、表計算ソフト VisiCalcキラーアプリケーションとなり、単なるホビーイスト向けの玩具ではなく実務にも使える道具と一般人にも認められ大成功した。
1980年代 16ビット時代 オフィスへの普及IBM PC(IBM 5150)

1981年16ビットIBM PCが登場して世界的にベストセラーとなり、IBM PCで採用されたインテルのx86系のCPUとマイクロソフトMS-DOSが主流(デファクトスタンダード)となった。更にコンパックなどによりIBM PC互換機市場が形成され、「パーソナルコンピュータ」の名称が一般化した。表計算ソフトはLotus 1-2-3ワープロソフトWordPerfect(日本では一太郎)が普及した。Macintosh 128K。1984年1月24日発売。

1984年に登場したMacintoshグラフィカルユーザーインターフェイスの概念を大きく普及させることに成功し、後のコンピュータに絶大な影響をもたらした。1985年にはMacintosh向けにMicrosoft Excelが登場し、そのインターフェイスは後のWindowsアプリケーションの原型となった。

しかし日本では「日本語表示の壁」もあり各社独自の日本語仕様が続き、異なったメーカー間ではアプリケーションソフトウェア互換性はほとんど無かった。16ビット市場では1982年NECPC-9800シリーズがトップシェアを続け、他には富士通FMシリーズFM TOWNSセイコーエプソンPC-9800互換機、個人向けに絞ったシャープのX68000、PC/AT互換機ベースのAX協議会のAX、日本語表示用に高解像度を標準採用した日本IBMマルチステーション5550などが競った。一方、IBM互換機の独自拡張であるDynaBookは場所を決めずにいつでもどこでも利用できるノートパソコンを大きく広めるものとなった[12][13]。また、より手軽に入手・使用できる廉価機として8ビットのMSX規格がホビーパソコンとして一定の普及をとげた。海外では、1980年に英国でシンクレア ZX80、1982年に米国でコモドール64、1983年にユーゴスラビアでGalaksija(英語版)[14]、1980年代後半にも英国でAmstrad CPCなど、8ビットCPU搭載機が現れた。「PC/AT互換機#日本における普及」も参照
1990年代 32ビット時代 パソコンのネット端末化DynaBook FV475 501TW

1990年代にはダウンサイジングの潮流もあり企業や個人へのパーソナルコンピュータの普及が進み、企業用のローエンドのサーバーPCサーバーが広く普及した。1990年代初頭まではAmigaコモドール64アルキメデスなどのホビーパソコンもなお一定のシェアを保っていたものの1990年代中盤以降の世界ではIBM PC互換機とMacintoshがパソコン市場の大多数を占めるようになった。

1991年にはWindows 3.01995年にはWindows 95が発売され、従来の「16ビット / DOS」から徐々に「32ビット / Windows」への移行が進んだ。一部の高機能指向のユーザーには従来のUNIXワークステーションに匹敵する機能を持つOS/2Windows NT、さらに高機能なOPENSTEPが使われ、パーソナルコンピュータでのPC-UNIXの利用も行われはじめた。


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