パヴィーア
Pavia
ストラーダ・ヌオヴァの商業地区(上段左)、ヴィスコンテーオ城(上段右)、大聖堂とヴィットリア広場(下段左)、ティチーノ河畔のボルゴ・バッソ地区(下段右上)、コペルト橋(下段右下)
行政
国 イタリア
州 ロンバルディア
県/大都市 パヴィーア
CAP(郵便番号)27100
市外局番0382
ISTATコード018110
識別コードG388
分離集落#行政区画参照
隣接コムーネ#隣接コムーネ参照
公式サイト ⇒リンク
人口
人口70,971 [1] 人 (2021-01-01)
人口密度1,129 人/km2
文化
住民の呼称pavesi
守護聖人聖シーロ
パヴィーア(イタリア語: Pavia ( 音声ファイル))は、イタリア共和国ロンバルディア州にある都市であり、その周辺地域を含む人口約7万1000人の基礎自治体(コムーネ)。パヴィーア県の県都。
ミラノの南約30km、ポー川との合流点にほど近いティチーノ川の河畔にあるこの都市には、東ゴート王国やランゴバルド王国が首都を置いた。中世においてはイタリア王権の首都とみなされており、神聖ローマ皇帝は12世紀に至るまでイタリア王としての戴冠式をこの都市で挙行した。1361年に設立されたパヴィーア大学を中心に学問の風土を持つ、閑静な都市である。 日本語文献では「パヴィーア」のほか、「パヴィア」などの表記もなされる。 ローマ時代にはティキヌム(Ticinum)の名で呼ばれた。ラテン語ではのちにティキヌム・パピーア(Ticinum Papia)、あるいは単にパピーア(Papia)と呼ばれるが、これはおそらくローマ教皇と関係している。パピーアが転訛し、イタリア語名パヴィーア(Pavia)となった。 ロンバルディア州の南西部に位置する都市で、ミラノから南へ31km、ピアチェンツァから西北西へ45km、アレッサンドリアから北東へ53kmの距離にある[4]。パヴィーア県の中では北東部にあたり、ポー川支流ティチーノ川の左岸(北岸)に市街が広がっている。市域は約63km2。 隣接するコムーネは以下の通り。 気候分類では、zona E, 2623 GGに分類される[5]。また、イタリアの地震リスク階級 (it パヴィーアは古代にはティキヌム(Ticinum
名称
地理
位置・広がり
隣接コムーネ
チェルトーザ・ディ・パヴィーア - 北
ボルガレッロ - 北
サン・ジェネージオ・エド・ウニーティ - 北
サンタレッシオ・コン・ヴィアローネ - 北東
クーラ・カルピニャーノ - 北東
ヴァッレ・サリンベーネ - 東南
トラヴァコ・シッコマーリオ - 南
サン・マルティーノ・シッコマーリオ - 南
カルボナーラ・アル・ティチーノ - 南西
トッレ・ディーゾラ - 北西
マルチニャーゴ - 北西
気候分類・地震分類
ティチーノ川
Ponte Copertoから
歴史
古代
ローマの都市は紀元前218年、執政官プブリウス・コルネリウス・スキピオによって築かれた小さな兵営として始まった。