パンヤ科
[Wikipedia|▼Menu]

パンヤ科
トックリキワタ
分類

:植物界 Plantae
:被子植物門 Magnoliophyta
:双子葉植物綱 Magnoliopsida
:アオイ目 Malvales
:パンヤ科 Bombacaceae

パンヤ科(パンヤか、Bombacaceae)はクロンキスト体系新エングラー体系における双子葉植物の科のひとつ。模式属はキワタ属 (Bombax) で、キワタ科ともいう。

多系統であり、APG植物分類体系では廃止されてアオイ科に含められ、パンヤ亜科 (Bombacoideae)、ヘリクテレス亜科 (Helicteroideae) などに分割された。

世界の熱帯に分布する木本で、30属180種ほどからなる。日本には自生しない。種子の繊維を利用するカポック(パンヤノキ)、観葉植物パキラ、軽い材木がとれるバルサ、「果物の王様」といわれるドリアン、特異な樹形で有名なバオバブなどを含む。
特徴

落葉性乾季に落葉する)で、単葉または掌状複葉、互生する。バオバブやパキラ、トックリキワタのように、幹がふくれて柔組織に水を貯蔵するものも多い。は大型の両性花で、一部に花弁のない種もある。5数性で多くは放射相称、雄蕊は5本ないし多数ある。子房上位で、果実は刮ハが多い。


バオバブ属(バオバブノキ属・アダンソニア属) Adansonia - バオバブ

Aguiaria

Bernoullia

ボンバコプシス属 Bombacopsis

キワタ属(ボンバックス属) Bombax - キワタ(紅棉、コットンツリー)

Catostemma

カバニレシア属 Cavanillesia

セイバ属(ケイバ属) Ceiba - カポック(パンヤ、パンヤノキ)、トックリキワタ

トックリキワタ属(コリシア属) Chorisia

Coelostegia

Cullenia

ドリアン属 Durio - ドリアン

Eriotheca

Gyranthera

Huberodendron

Kostermansia

Matisia

Neesia - ハリノキ N. synandra[1]

Neobuchia

バルサ属 Ochroma - バルサ

パキラ属 Pachira

Patinoa

Phragmotheca

シュードボンバックス属 Pseudobombax

Quararibea

Rhodognaphalon

Rhodagnaphalopsis

Scleronema

Septotheca

Spirotheca

脚注[脚注の使い方]^ E.J.H. Corner、渡辺清彦 『図説熱帯植物集成』 廣川書店、1969年。


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:5603 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef