パンプキン・シザーズ
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パンプキン・シザーズ
ジャンル軍事アクション
漫画
作者岩永亮太郎
出版社講談社
掲載誌マガジンGREAT
月刊少年マガジン
発表号2002年 - 2006年
(マガジンGREAT)
2006年11月号 -
(月刊少年マガジン)
巻数既刊23巻(2020年1月現在)
漫画:パンプキン・シザーズ:パワー・スニップス
原作・原案など岩永亮太郎
作画皇月ノブ
出版社講談社
掲載誌月刊少年マガジン+
発表期間2013年 - 連載中
巻数既刊2巻
アニメ
原作岩永亮太郎
監督秋山勝仁
シリーズ構成冨岡淳広
キャラクターデザイン日下部智津子
メカニックデザイン原修一、村田峻治(戦車)
音楽大谷幸
アニメーション制作GONZO×AIC
製作イズミプロジェクト
放送局放送局参照
放送期間2006年10月2日 - 2007年3月19日
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『パンプキン・シザーズ』(Pumpkin Scissors)は、岩永亮太郎日本漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。停戦から3年が経ち、なおも戦争の爪あとが深く残る帝国を舞台に戦災復興部隊の活躍を描く作品。

月刊少年マガジン』(講談社)にて連載中。2020年4月号以降約4年間の休載が続いていたが、2024年5月号より再開した(休載理由は告知されていない)[1]。単行本は2020年1月時点で23巻まで刊行されている。
概要

2002年より『マガジンGREAT』(講談社)で連載を開始。その後2006年11月号から『月刊少年マガジン』に連載を移籍、後にアニメ化がなされ同年10月より2007年3月までUHFアニメとして放送された(全24話)。

共和国との大国間の大規模戦争が停戦を迎えて3年が経つ帝国において、戦争の影響による社会混乱を収めるため組織された部隊、陸軍情報部第3課・通称「パンプキンシザーズ」の活躍を描く作品である。舞台となる世界は架空の物であり20世紀初頭第一次世界大戦前後の技術力を持つが、現実世界では数世代をかけて社会に浸透した各分野の技術革新が一人の天才技術者によってごく短期間に普及した設定になっており[注 1]、近代的な技術を持ちながらそれを使う人間の意識(特に、外部社会とは隔絶した上級貴族)は中世期の封建社会のままという歪んだ構造となっている[注 2](詳細は#帝国概要を参照)。

単行本化の際には、数ページ程度の話「Interval(インターバル)」がいくつか加筆されている。特に最初の1篇は必ずカラーで挿入される。ギャグ調の物もあるが、伏線やストーリーの補完など重要な物も多い。

岩永の談話によれば、根底のモチーフにあるのは『赤い光弾ジリオン』と『あぶない刑事』シリーズではないかと自己分析している[2]
あらすじ

帝国は、隣国フロスト共和国と長きにわたる大規模な戦争を行っていたが、「薄氷の条約」とも呼ばれる停戦条約が結ばれ、戦争は終結した。

停戦条約から3年を経て帝国は復興しつつあったが、なおも社会混乱は完全には収まっておらず、難民や兵隊の野盗化などの「戦災」が続いていた。そこで帝国および帝国陸軍は、これら問題を解決する戦災復興の専門部隊として陸軍情報部第3課(後に通称「パンプキン・シザーズ」)の設置を決める。

第3課の実情は形式的な物であったが、彼らは戦災復興に真面目に取り組み、時に戦後の混乱を利用して私腹を肥やしたり、民衆を虐げる権力者たちと対峙する。

物語は、とある村にパンプキン・シザーズとして赴いたアリス・L・マルヴィン少尉と、退役後は悲惨な戦場に倦み疲れて行く宛ても無く各地を放浪していたランデル・オーランド伍長との出会いから始まる。
登場人物詳細は「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」を参照
用語

帝国を主に記載する。
帝国概要

本作の主な舞台。国家元首として皇帝がいることはわかっているが、作中にて正式な国家名称および政治形態などの説明が無いため詳細は不明。国旗には羽を広げたロック鳥が描かれている。元老院が置かれているが皇帝の独断で停戦条約を結んだような描写から、皇帝の権限はかなり大きいと推測される。また、陸軍のシステム、税務署や郵便制度などの行政システムを見る限り近代的ではあるが、封建制度が残っているのも特徴で領地持ちの貴族も存在する(詳しくは「貴族」の項を参照)。国政を司る貴族は、軍が国政に口を挟もうとしていることを良く思っておらず、純粋な貴族からなる政府と平民もいる軍部の仲は良くない。

国内の状態はフロスト共和国との戦争によって疲弊しており、停戦から3年経った現在、主要都市では復興の兆しが見えているが、依然、地方の経済や治安などは厳しいままとなっており、未帰還兵などの問題も残る。また、一部の権力者や有力者などによる職務や地位を悪用した政治腐敗や不法行為が社会混乱に拍車を掛け(人災)、政治に対する国民の不満や不安定な社会を背景とした過激派による治安問題も大きい。

外交的には西方諸国同盟(ネビュロ)の一角として、その技術力・軍事力を背景に君臨する。隣国フロスト共和国との関係は歴史的にも非常に悪く、先述のように現在は停戦中と言えど、共和国との戦争とその影響が本作のテーマのきっかけとなっている。また、変動する時代において技術力の優位性などが徐々に失われており、「停戦に持ち込めたこと自体が奇跡だ」と言われるくらいに、その国際的地位は揺らいでいる。
貴族

平民とは一線を画す存在で、国家行政を一手に担っている。ただし貴族と一口に言っても、領地を持っている者から安アパート暮らしまで様々。貴族としての義務を果たそうとする者もいれば、地位・特権を利用して悪事を行う者もいる。勢力としては後者が圧倒的多数で、特に悪人とは言えない(「個人」としては善良な)者でも平民は人間ではない(人間は貴族だけの意)という思想に貴族階級全体が染まりきっていてその事に自覚が無い。そのため、ノブレス・オブリージュを果たそうとする者の方が逆に奇異な目で見られる始末。
拝命十三貴族
貴族の中でも、皇室会議に列席を許された貴族。爵位は持たず、他の貴族とは一線を画する。アルファベット一文字で表される字を持つ。
マルヴィン家
「斬り裂きし者」を意味する“L(レイ)”の字を持つ武門の名家。特に先代当主であるアリスの祖父の活躍は目覚しく、国内外問わず隣国ローデリアでも功績を上げ、ローデリアの先王より「高貴なる炎(ノーブル・フランム)」の称号とその名を冠した宝剣、また王自身から剣技「届かざる左の護剣(マン・ゴーシュ)」の手解きを受け、また伝授された。十三貴族内の序列は上から3番目。
ブラムレット家
「芸術」に関する称号“N(ネロ)”の字を持つ。Nの称号を持つ者は何名かいることが明かされており、作中に登場したノーム・N・ブラムレットは、建築芸術を専門とする。
帝国陸軍

あくまで本分は帝国における陸軍であるが、情報部は国家公安も兼ねる立場となっているなど権限はかなり大きい。政治面でも国政が武力と直結しており、警察権力は軍部によって抑圧されている。組織体系として完全な縦割りであり、たとえ同一の目的があっても他部署に対して非協力的であったり、時には弱味を握ろうと動いたりしている。

帝国陸軍では戦車を単なる兵器ではなく騎士の代用品と考えており、戦車の乗員(特に車長)は「貴族・貴族の血縁者・貴族から許可された者」しかなれない。また、「平民が団結して貴族を倒す様を連想させる」「戦車が地雷等の安価な兵器で破壊されると貴族の権威が落ちる」との理由で多人数で運用する対戦車砲等の対戦車兵器の開発は公には行われていない。

少尉以上の将校(士官)は基本的に貴族のみで構成されている。戦時中、将校の不足を補うため平民でも士官学校に入学できる「平民採用制度」が施行されていた(ハンクスなどはこの時期に卒業・任官している)が、停戦後に廃止され、その時点で士官学校に在学中だった平民出身者(オレルドやマーチス、ラーン)は将校でも下士官でもない「准尉」という階級に留め置かれている。


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