パンチ・ザ・クロック
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『パンチ・ザ・クロック』
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ の スタジオ・アルバム
リリース1983年8月5日
録音1983年
ジャンルロック
時間45分19秒
レーベルF-Beat Records(UK)
コロムビア・レコード(US)
Rykodisc
1995年2月28日Reissue)
ライノレコード
(2003年9月9日再発行)
プロデュースクライヴ・ランガー
アラン・ウィンスタンリー
アシスト:ギャビン・グリーナウェー
コリン・フェアリー
チャート最高順位


1位(イギリス)

24位(アメリカ)

エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ アルバム 年表

Imperial Bedroom
(1982年)パンチ・ザ・クロック
(1983年)Goodbye Cruel World
(1984年)

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パンチ・ザ・クロック (Punch the Clock)は、1983年に発表されたエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのアルバム。全英1位、全米24位を記録した。
解説

エルヴィス・コステロにとって8枚目のアルバム。プロデューサーはクライヴ・ランガーとアラン・ウィンスタンリー。

TKOホーンズをホーンセクションに迎えた全体的に派手なサウンドが特徴だが、コステロ自身は、表面的で深みがなく、また80年代的なサウンドであるという理由で、本アルバムには批判的な見解を述べている。ただクライヴに対しては、彼のおかげでレコードがヒットしたということで批判的というわけではない。[1]

このアルバムからは「ピルズ・アンド・ソープ Pills and Soap」、「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book」、「レット・ゼム・オール・トーク - Let Them All Talk」がシングルカットされた。「ピルズ・アンド・ソープ Pills and Soap」はサッチャー政権に対するプロテストソングで「エルヴィス・コステロ」ではなく「ジ・インポスター」名義でリリースされ、イギリスのチャートで16位を獲得し、1983年のイギリスの総選挙前に回収された。「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book」もイギリスで28位となりスマッシュヒットした。

日本のみでシングルカットされた「シップビルディング - Shipbuilding」は、元々ロバート・ワイアットに提供したコステロとクライヴ・ランガーの共作曲で、フォークランド紛争をテーマにしたプロテストソングである。このアルバムのバージョンではジャズミュージシャンのチェット・ベイカーがトランペットで参加している。なお、同曲のシングルのB面にも収録された「ザ・ワールド・アンド・ヒズ・ワイフ The World and his Wife」については、日本盤の発売当時「コステロ音頭」という邦題が付けられていた。アルバムの日本盤で対訳(補訳)を担当したピーター・バラカンの命名という説があったが、2014年6月にバラカンがInterFMの番組「Ready Steady George!!」にゲスト出演した際に、この邦題の命名者は自分ではないと発言している。[2]

このアルバム以外のコステロのアルバムは、Rykodisc盤で書かれた本人によるライナーノーツは棄てられ、Rhino盤として新規に書き下ろされているが、本アルバムのRhino盤のライナーノーツは、1995年のRykodisc盤でのコステロ本人によるライナーノーツをほぼ引用し、新たにRhino盤用にコステロ本人が追記するという形を取っている。
収録曲
レット・ゼム・オール・トーク - Let Them All Talk

エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book

ザ・グレイテスト・シング - The Greatest Thing

ジ・エレメント・ウィズイン・ハー - The Element Within Her

ラヴ・ウェント・マッド - Love Went Mad

シップビルディング - Shipbuilding

TKO(ボクシング・デイ) - TKO (Boxing Day)

チャーム・スクール - Charm School

ジ・インヴィジブル・マン The Invisible Man

マウス・オールマイティ Mouth Almighty

キング・オブ・シーヴス King of Thieves

ピルズ・アンド・ソープ Pills and Soap

ザ・ワールド・アンド・ヒズ・ワイフ The World and his Wife

ボーナス・トラック (1995 Rykodisc)
ヒーゼン・タウン - Heathen Town

フラーティング・カインド - The Flirting Kind

ウォーキング・オン・シン・アイス - Walking on Thin Ice

タウン・ホエア・タイム・ストゥッド・スティル - The Town Where Time Stood Still

シャッタープルーフ - Shatterproof

ザ・ワールド・アンド・ヒズ・ワイフ - The World and his Wife" (Live)

エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック - Everyday I Write the Book (Live)

ボーナス・ディスク (2003 Rhino)
エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック(オルタネイト・ヴァージョン) - Everyday I Write the Book (Alternate version)

ベイビー・ピクチャーズ - Baby Pictures

ヒーゼン・タウン - Heathen Town

フラーティング・カインド - The Flirting Kind

ウォーキング・オン・シン・アイス - Walking on Thin Ice

ビッグ・シスターズ・クローゼズ?スタンド・ダウン・マーガレット(BBC セッション) - Big Sister's Clothes/Stand Down, Margaret (BBC Session)

デンジャー・ゾーン(BBC セッション) - Danger Zone (BBC Session)

セカンズ・オブ・プレジャー - Seconds of Pleasure

タウン・ホエア・タイム・ストゥッド・スティル - The Town Where Time Stood Still

ザ・ワールド・アンド・ヒズ・ワイフ(ソロ・ヴァージョン) - The World and his Wife (Solo version)

シャッタープルーフ - Shatterproof

ヒーゼン・タウン デモ - Heathen Town (Demo version)

フラーティング・カインド(デモ) - The Flirting Kind (Demo version)

レット・ゼム・オール・トーク(デモ) - Let Them All Talk (Demo version)

キング・オブ・シーヴズ(デモ) - King of Thieves (Demo version)

ジ・インヴィジブル・マン(デモ) - The Invisible Man (Demo version)

ジ・エレメント・ウィズイン・ハー(デモ) - The Element Within Her (Demo version)

ラヴ・ウェント・マッド(デモ) - Love Went Mad (Demo version)

ザ・グレイテスト・シング(デモ) - The Greatest Thing (Demo version)

マウス・オールマイティ(デモ) - Mouth Almighty (Demo version)

チャーム・スクール(デモ) - Charm School (Demo version)


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