パンアジアボクシング協会
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アジアボクシング協会」とは異なります。

パンアジアボクシング協会
Pan Asian Boxing Association略称PABA
設立1995年
解散2018年
種類ボクシング組織
本部 韓国ソウル
貢献地域アジアオセアニア地域
会長シム・ヤンソプ
関連組織世界ボクシングソサエティ(WBS)
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パンアジアボクシング協会(: Pan Asian Boxing Association, PABA)は、世界ボクシングソサエティ(WBS)傘下のアジアオセアニア地域を統括していたプロボクシング団体。本部は韓国ソウル。会長はシム・ヤンソプ。
創設以来事務局長を務めていたアラン金(金基潤)は2014年1月にEPBA(Eurasia Pacific Boxing Association)を創設し[1]、同年2月にEPBC(Eurasia Pacific Boxing Council)と改称[2]世界ボクシング評議会(WBC)傘下で活動した後、2017年2月よりアジアボクシング協会(WBAアジア)として活動していた。
概要

1995年世界ボクシング協会(WBA)傘下として設立。同年8月5日に初めてのタイトルマッチが行われた。

JBC未承認王座である為、PABA王座に日本人選手または日本のボクシングジムに所属する外国人選手が挑戦する場合はJBCの承認を必要とするが、JBCからの離脱を決めた日本人選手や来日前でまだ日本のボクシングジムに所属する前の外国人選手であればJBCの承認を必要としない。

PABAはスーパー王座正規王座及び暫定王座の各王座を認定しており、正規王者と暫定王者による王座統一戦が行われたケースも見られた。

タイトルマッチは12回戦で、過去には10回戦や11回戦で行われたことがある。公認グローブではスーパーウェルター級以上が10オンス、ウェルター級以下バンタム級が8オンス、スーパーフライ級以下ミニマム級が6オンス。

2007年にはWBA本部の意向を受けて、他の傘下団体に先駆けて南米諸国で多数採用されているハーフポイントシステム(0.5ポイントごとに付ける採点システム)を導入し、また2008年には女子王座を認定した。あらゆる世界のボクシング団体中でも稀なジュニア王座を2008年に創設。

日本人初のPABA王者は2013年11月19日にスーパーウェルター級正規王座を獲得した渡部あきのり野口)で[3]、過去には2001年6月9日に池田タカオ(フリー)がスーパーバンタム級暫定王座決定戦に、同月15日には上間伸浩(グリーンツダ)がスーパーフライ級正規王座に、2012年12月21日には加藤壮次郎ワタナベ)がウェルター級スーパー王座[4]2013年3月19日、堤英治(三迫)がスーパーフライ級スーパー王座に挑戦しているが、いずれも王座獲得に失敗に終わった[5][6]2015年12月13日にはコブラ諏訪(ピューマ渡久地)がスーパーウェルター級正規王座を獲得し日本人として2人目のPABA王者に、西村聡美(折尾)がライトフライ級正規王座を獲得し、女子としては日本人初、日本人としては3人目のPABA王者となった[7]2016年4月29日には秋田隆森(Combat Workout Diamonds)がウェルター級正規王座の獲得を目指したが、王座獲得に失敗した[8]

日本のジム所属者であれば、2003年5月29日、フライ級正規王座を獲得(2004年4月返上)した後、2006年に来日しカシミジム所属となったロリー松下など。1989年に来日し、スラフ・ヤノフスキーというリングネームで協栄ジムに所属していたヴィアチェスラフ・ヤノフスキー1991年3月9日、日本王座を獲得(1992年に返上)したが離日し、離日後の1996年9月7日にスーパーライト級正規王座を獲得(1997年9月3日に王座剥奪、同年引退)、1996年に来日し、同じく協栄ジムに所属していた崔鉄洙は同年4月15日のデビュー戦を勝利で飾るも離日し、離日後の1998年8月15日にフェザー級暫定王座を獲得(同月返上)している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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