パンと恋と夢
Pane, amore e fantasia
監督ルイジ・コメンチーニ
脚本ルイジ・コメンチーニ
エットーレ・マリア・マルガドンナ
『パンと恋と夢』(パンとこいとゆめ、イタリア語: Pane, amore e fantasia)は、1953年(昭和28年)製作・公開、ルイジ・コメンチーニ監督によるイタリアの映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作。 本作は、1953年にティタヌスが製作、ラツィオ州ローマ県ローマ市内にある同社撮影所でセット撮影、同県カステル・サン・ピエトロ・ロマーノでロケーション撮影を行って完成、同社が配給して同年12月22日、イタリア国内で公開された[1]。 1954年(昭和29年)に同国内のヴェネツィアで開かれた第4回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞、同年のナストロ・ダルジェント賞では、ヴィットリオ・デ・シーカの相手役を演じたジーナ・ロロブリジーダがナストロ・ダルジェント主演女優賞を受賞した[1]。同年、続篇『パンと恋と嫉妬』が製作され、同年12月6日にイタリア国内で公開された[3]。 日本では、1955年(昭和30年)にイタリフィルムが輸入し、同年7月9日 、ニッポンシネマコーポレーション(NCC)との共同配給により公開された[2]。日本でのビデオグラムは、1989年(平成元年)12月16日、ハピネットがVHSセルビデオとして発売、2008年(平成20年)5月29日、ウエストブリッジがDVDとして発売した[4]。
略歴・概要
スタッフ
エグゼクティヴプロデューサー : マルチェロ・ジロージ (Marcello Girosi [5])
監督 : ルイジ・コメンチーニ
原作・脚本 : ルイジ・コメンチーニ、エットーレ・マリア・マルガドンナ
撮影 : アルトゥーロ・ガッレア (Arturo Gallea)
美術 : ガストーネ・メディン (Gastone Medin [6])、ジーノ・リッソーネ (Gino Rissone [7])