クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく)
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『パワーレンジャー・ワイルドフォース』(Power Rangers Wild Force)は、アメリカ合衆国のテレビドラマ。日本の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ作品[1]「パワーレンジャーシリーズ」の第10シーズンであり[2]、第8作目である。本作品は『百獣戦隊ガオレンジャー』がベースとなっている[3]。2002年2月9日[4]から同年8月10日までフォックス放送内のFox Kidsで第26話まで放送された後、第27話からはABC放送内のABC kidsにて[5]、2002年9月14日から同年11月16日まで放送された。全40話[6]。略称は「ワイルドフォース」「PRWF」。 封印から目覚めたオルグ軍団に、パワーレンジャーとパワーアニマルが戦いを挑む。 パワーレンジャー実質10年目となる作品[7]。それを記念して、フォーエバー・レッドという一大イベントとなる回が制作され、日本では製作されなかった前作との共闘編が実現している[8]。基本的な設定やストーリーは原作に忠実となっており[8]、巨大ロボットや変身シーンのCG素材も日本から送られ、原作の映像を生かした番組作りが行われた[8]。原作となる『ガオレンジャー』が変身後のシーンが多い作品であったことから、ドラマパートのみを差し替えたシリーズ初期に近い作りとなっている[3]。 ウォルト・ディズニー・カンパニーによるシリーズ買収交渉が終わっていなかった影響でFoxとの契約が前半のみとなってしまい、それ以降の制作が未定のまま制作がスタートしたため、オリジナリティを出すことが難しいと判断され[9]、原作にストーリーを近づけることで少ない話数で打ち切られても対処できるようにしたとされる[10]。 正式にディズニーによる買収が決定したことで後半からディズニーの系列局に放送局が変更された[9]。ディズニー製作によるシリーズ最初の作品であるが[6]、制作体制はサバン・エンターテイメントのままとなっている[11][9]。 本作品の原作である『ガオレンジャー』でも監督を務めた坂本太郎が監督として参加[8]。第1話の6歳から11歳の男児視聴率が6.21パーセント、玩具の売り上げが前年比120パーセントという好調な出だしとなった[7]。 コルは自然の中で育った野生児で、自分の両親を探して旅に出て仲間と出会い、マスターオルグとの因縁がストーリーの軸となっている。それを除けば、設定はほぼ原作と同じ。各自のカラーに応じたジャケット(袖のある原作版の衣装とは違いベスト型)を纏っている。変身する際の掛け声はワイルドアクセス。
ストーリー
概要
登場人物
パワーレンジャー・ワイルドフォース
コル・エヴァンス/レッドライオンレンジャー(ガオレッド)
リーダー。乳児のころに両親とはぐれてジャングルで暮らす部族に20年間育てられ、彼らに渡された1枚の家族写真を頼りに両親を探して手漕ぎボートで街にやって来た。野生動物と共に育ったため身体能力も高く、アニマルゾードを含めた動物の言葉が分かる。両親は後にビクター・アードラーによって既に殺害されていたことが判明し、会うことはかなわなかった(コルも世間から両親やビクターと共に謎の事故で死亡したものと思われており、両親と共に墓が作られていた)。トキシカらに捕まっていた野犬を助けたことからパワーレンジャーに選ばれる。戦いが終わった後、彼は両親とビクターを弔いつつ、動物たちを助けるために獣医になることを決心する。
テイラー・イアハート/イエローイーグルレンジャー(ガオイエロー)
サブリーダー。元は空軍の戦闘機パイロット。飛行訓練中に遭遇したイエローイーグルゾードに導かれる形でアニマリア(原作におけるガオズロック)に不時着し、最初にレンジャーとなった。なお、幼いころに飛行機の窓からアニマリアを目撃している。元々軍人だったということもあり、戦闘力は高く気も強く、自主的な鍛錬も欠かさない几帳面な性格。当初は堅物でやや融通のきかない面が目立ったが、コルが彼の両親が死亡した可能性を知り動揺していた際には叱咤激励するなど心根は優しいしっかり者である。戦いが終わった後、空軍に復帰し、戦闘機で空を飛ぶ彼女のヘルメットには「YELLOW EAGLE」の文字が描かれ、機体に寄り添うようにイエローイーグルゾードが舞っていた。
マックス・クーパー/ブルーシャークレンジャー(ガオブルー)
メンバー最年少で、プロボウラー志願の高校生。元はやや気弱な青年だったが、コルがチームに参加する半年前にタービンオルグに襲われる人々を救ったことがきっかけでチームに入った。ダニーとは親友。戦いが終わった後、ダニーと旅に出て旅先からアリサに写真つきの手紙を送ってきていた。
ダニー・デルガド/ブラックバイソンレンジャー(ガオブラック)
コルがチームに参加する2ヶ月前にチームに入った、元花屋の店員。力はレンジャーの中で一番だが、熊のぬいぐるみと一緒でなければ眠れず、それをジンドラックスに知られからかわれたことがある。マックスとは親友。花屋のケンダルという娘に恋している。戦いが終わった後はマックスと2人で世界中を旅する。
アリサ・エンリレ/ホワイトタイガーレンジャー(ガオホワイト)
テイラーの次にチームに入った。父が著名な武道家のため、空手の達人であり生身ではマックスやダニーより強い。アリサが自分と同じ武道家になるのを望んでいた父を説得して自分の夢を叶えるために大学に進学して環境学を専攻しており、戦いのない日は大学に通っている。大学のデータベースを使ってコルの両親探しを手伝ったり、仲間に馴染めないでいたメリックを気にかけたりする優しい女性。戦いが終わり、大学を卒業した後、彼女は幼稚園の保育士となり、園児たちにパワーレンジャーの活躍を聞かせていた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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