パレット文庫
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パレット文庫(パレットぶんこ)は、小学館発行のライトノベル系、少女小説系の文庫レーベル。ここでは、母体となった雑誌『Palette』についても記述する。中学生を中心に小学5、6年生から高校生の女子を読者対象であったとしていた[1]
概要
前期

集英社の「コバルト文庫」、講談社の「ティーンズハート文庫」に対して企画されたレーベルである。当初は生え抜きはおらず、有名作家がラインナップの中心だった。
中期

なかよし』『フレンド』で活躍していた漫画家・あさぎり夕の「僕等の始まり」が売れたことから、ボーイズラブがラインナップの中心になりはじめる[2]。また、この頃から生え抜き作家も出てき始めたほか、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}飼い殺しが噂され始めた[要出典]。
後期

この頃は、終刊したキャンバス文庫の読者を取り込むため、ファンタジー作品をラインナップに加えるなど、幅広い読者層を意識してはいたが、ボーイズラブが中心だったこと、生え抜き作家の育成を怠ってきたことなどから[要出典]読者離れが進み、売り上げは低迷。[要出典]そして、2006年12月下旬をもって終刊となった。なお、後継はルルル文庫
主な作品と作家

僕達の始まり(
あさぎり夕[3]

おこげっ娘ラブ、おこげっ娘パニック(室山まゆみ[3]

快感フレーズ番外編(高橋ななを)

還ってきた娘(篠原千絵[3]

秀麗学院高校物語(七海花音

紅蓮のくちづけ(深山くのえ

りぼん絵日記、りぼん記念日(五百香ノエル

ふしぎ遊戯 外伝(西崎めぐみ) - ルルル文庫で継続

キャッチコピー

本屋さんで買える恋(前期)恋の充電にパレット文庫(中期)なお、2001年以降、キャッチコピーはない。
パレットノベル大賞

詳細はパレットノベル大賞を参照のこと。
雑誌『Palette』

雑誌『Palette』は、パレット文庫の母体として創刊された小説誌である。1988年に季刊として創刊し、1992年には隔月刊となったが、1993年休刊となった。『コバルト』を意識していた[要出典]が、同誌ほどの支持を得るには及ばなかった。[要出典]それ以降、小学館はライトノベル誌を発行していないが、漫画誌「ポシェット」に一時期、小説が連載されていたことがあった。キャッチコピーは「キュートな女の子の恋愛小説マガジン」。
脚注[脚注の使い方]^ 『出版指標年報 1992年版』全国出版協会出版科学研究所. 1992年. 120頁
^ 石井ぜんじ・太田祥暉・松浦恵介『ライトノベルの新潮流』スタンダーズ. 2021年. 305頁
^ a b c 本文・挿絵とも

関連項目

文庫レーベル一覧










小学館
漫画誌

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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