パナウェーブ研究所(パナウェーブけんきゅうじょ)は、千乃裕子を代表とする千乃正法会という宗教団体の一部門である。福井県に本部を置いていた。1997年から全国行脚を続け、2003年頃に全身を白装束姿の信者らが白い車両20台とともに岐阜県の林道を占拠したことで、初期のオウム真理教を想起するとしてメディア報道が過熱するなどした[1]。 パナウェーブ研究所の上位組織は、東京都渋谷区に本部を置く千乃正法会である。千乃正法会は、千乃裕子と高橋佳子(GLA指導者)が対立したことによりGLA総合本部から分派したという指摘もあるが[2]、GLAは千乃が在籍した事実はないと述べている。 パナウェーブ研究所は、「スカラー電磁波は人体にとって有害である」と主張しており、スカラー電磁波から身を守るために有効という白装束(長袖のコート型白衣・白マスク・白頭巾・白長靴)を身にまとっている。
上位組織の概要
パナウェーブ研究所の概要