パトリック・ハーラン
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パトリック・ハーラン
Patrick Harlan

本名パトリック・レイモンド・ハーラン
(Patrick Raymond Harlan)
ニックネームパックン
生年月日 (1970-11-14) 1970年11月14日(53歳)
出身地 アメリカ合衆国コロラド州コロラドスプリングス
(出生地はモンタナ州
血液型O型
身長184cm[1]
言語日本語英語
方言共通語
最終学歴ハーバード大学比較宗教学専攻[1]
出身福井県のアマチュア劇団
コンビ名パックンマックン
相方マックン
芸風漫才コント(ボケ)
立ち位置右
事務所ハブ・マーシー
活動時期1997年 - 現在
同期カラテカ
ドランクドラゴン など
現在の代表番組外国人記者は見た+日本inザ・ワールド
スポーツ イノベーション
過去の代表番組英語でしゃべらナイト
おもいッきりイイ!!テレビ
7スタBratch!7スタライブ
他の活動相模女子大学客員教授
東京工業大学非常勤講師
配偶者既婚
公式サイト ⇒公式ウェブサイト
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パトリック・ハーラン(Patrick Harlan、1970年11月14日[1] - )とは、アメリカコロラド州コロラドスプリングス出身(出生地はモンタナ州)のお笑い芸人。身長184cm、血液型O型[2]。所属事務所はハブ・マーシー。福井県のアマチュア劇団出身。

役者志望だったこともあり俳優声優としても活躍している。流暢な日本語を生かしDJMCナレーターもこなし、吉田眞とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成する。「パックン」として日本語ではボケ、英語ではツッコミを担当[1]
経歴[ソースを編集]
生い立ち[ソースを編集]

父はアメリカ空軍の元士官で、モンタナ州で生まれ、父の転勤でアラバマ州イリノイ州を転々とした。姉と弟がいる。パックンが7歳の時に両親が離婚しており、当初は姉も住んでいたが、その後に母に引き取られた。その後、父からの養育費などが途絶えて、生活が苦しくなったという。

パトリックは母子家庭で育ったため家計が貧しく[3]、アメリカの生活保護を受けていたが、それが屈辱的であったと言う。綺麗に映るテレビがなく、お金のかかる趣味やスポーツもできなかったことから読書することが趣味になり、それが優秀な学力に結びついたと語っている。10歳からハイスクール卒業まで8年間、新聞配達などのアルバイトをして家計を助けていた[4]

ハイスクール時代には水泳部や演劇部に、大学時代はグリークラブに所属していた。役職は部長。初めての来日は在籍していたこのグリークラブが日本ツアーを行った時だった[5]。学生時代には、やりたかったアメリカンフットボールはお金がかかり出来なかったため、お金のかからない床体操、板飛込み、バレーボール陸上競技自転車などをやり、かなりの活躍ができたという[6][7]

ハーバード大の入試の面接において、8年間休まず続けていた新聞配達が面接官の一人に評価されて、強くプッシュされて合格できたという。高校までは上位1%に入るほどの優秀な成績であったが、ハーバード大では自分以上に優秀な生徒ばかりが通っていることにショックを受け、「自分が得意なこと」「自分が不得意なこと」を考えて取捨選択することの大切さを学んだという。
日本へ[ソースを編集]

1993年ハーバード大学比較宗教学専攻)卒業後、当時日本に留学中だった中学時代の友人に誘われ来日[3]日本語学習の始まりとしては、来日の移動中に「日本に来る飛行機の中でまずひらがなとカタカナを覚えた」とのこと[8]福井県福井市の私立北陸中学校・高等学校で英会話学校講師をしていた[9]

日本到着後の英語講師の仕事は、福井で駅前の交番に行って近くの英会話学校を訊き、警察官を通して履歴書を出して採用された[7]。福井での英語講師時代は「僕が生徒に日本語を教えてもらっていた」という。その縁で、福井県のブランド大使を務める[7]

演劇畑出身でアマチュアの演出家であった父の影響で役者を志し、アマチュア劇団「シベリア寒気団」(現・百年イラチカ)にて活動していた[7]。役者になる夢を果たすために上京。無名の頃アルバイトで、通販カタログなどのモデルや、深夜の通販番組にも出演していた[5]
パックンマックン結成[ソースを編集]

1997年お笑いコンビ「パックンマックン」を結成し[4]NHK爆笑オンエアバトル』で頭角をあらわした。個人としては、NHK『英語でしゃべらナイト』で人気を博す。

2008年より、相模女子大学客員教授に就任した。2012年10月には池上彰の推薦で東京工業大学リベラルアーツセンターの非常勤講師に就任し「コミュニケーションと国際関係」について教鞭を取っている(なお、池上は同校の教授)[10]

2021年、翌2022年より放送を開始するBSJapanextの番組審議会委員に就任[11]

2023年4月より読売新聞人生案内回答者を担当。
人物・エピソード[ソースを編集].mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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野球は地元のコロラド・ロッキーズと大学時代を過ごしたボストン・レッドソックスのファンである[12][13]

アメリカ民主党支持者である。また、日米安全保障条約在日米軍が日本の平和に貢献していると主張している[14]。アメリカに住む警察官の弟はドナルド・トランプの支持者で、トランプが大統領に当選してから弟と政治の話ができなくなってしまったという[15]

立川談志に生前、よくしてもらっていた。可愛いがられていたため番組などでも共演することが多かった[16]

献血が好きで、都内の献血ルームで時折り献血している[17]

バイク好きで、スズキのバイクに乗っている。愛車はバンディッド1200。インタビューによると、バイク選びのポイントは「運転し易さ」、「低コスト」、「頑丈さ」であるとのこと[18]

自分の出身学部である比較宗教学部を「社会ではなかなか役に立たない」と言い「進路に迷った」と述懐している[16]。その一方で、「お金のためだけに好きでもない投資銀行に就職するみたいなのが、一番格好悪いと思っていました。それで、専攻したのは比較宗教学」とも述べている[3]

IQ集団メンサのアメリカ会員だった[19]

日本テレビのバラエティー番組『ネプ&イモトの世界番付』で、「ラーメンは中国で生まれ、日本で育ち、アメリカで死んだ」と発言したことが後に中国のメディアで取り上げられていた[20]

ヘルシアコーヒーのCMキャラクターに起用された際、「特技はダイエット、趣味は暴飲暴食だ」と話した[21]

日本の安全保障問題について「個人の見解」を主張することに意欲的ではないが、日本の立法、司法、選挙制度については問題点を指摘している[22]

日本の治安の良さ、日本人の正直さに感銘している。「外国から友人が訪ねてきて”せっかく日本に来たのだから、日本ならではの貴重な体験をしたい。金ならいくらでも持っている”とお願いされると”ではその財布を道路に落としておけ。3日後に無傷で戻ってくる奇跡を体験できるだろう”」と言っている。

出演[ソースを編集]コンビでの出演は「パックンマックン」を参照。
テレビ番組[ソースを編集]
レギュラー・ゲスト[ソースを編集]

スポーツ データ・コロシアム → スポーツ イノベーション(2016年 → 2017年4月9日 - 、NHK BS1) - レギュラー

Dining with the Chef - Rika's TOKYO CUISINE(NHKワールドTV) - レギュラー

ザウルス!今夜も掘らナイト(2018年4月 - 、NHK福井放送局) - 司会

情報ライブ ミヤネ屋読売テレビ日本テレビ系) - パネリスト(不定期)

YOUは何しに日本へ?(テレビ東京) - コーナーナレーター

報道1930(2018年10月5日 - 、BS-TBS) - 金曜コメンテーター

ニュースモーニングサテライト(テレビ東京) - 金曜コーナー(パックンの眼)


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