パトリシア・カース
Patricia Kaas
基本情報
生誕 (1966-12-15) 1966年12月15日(56歳)
出身地 フランス フォルバック
ジャンルフレンチ・ポップス、ポップス、ジャズ
職業歌手、女優
担当楽器ボーカル
活動期間1985年 -
レーベルソニー・ミュージックエンタテインメント
キングインターナショナル
公式サイト ⇒www.patriciakaas.net
パトリシア・カース (Patricia Kaas, 1966年12月5日 - )は、フランスの歌手。ジャズやシャンソンの要素をミックスした、スタイリッシュなポップミュージックを歌う。 モゼル県フォルバックで、7人兄弟の末子として生まれた。父はフランス人、母はドイツ人。父はヴェンデル社の炭鉱で働く炭鉱労働者、グル・ノワール(gueule noire、黒いツラという意味)であった。フォルバックの近隣コミューンで、プラット(fr
経歴
1985年、シュワルツが作詞作曲家のベルンハイムにパトリシアを紹介。ベルンハイムと俳優ジェラール・ドパルデューのプロデュースで、「ジャルーズ Jalouse」(ベルンハイムと、ドパルデューの妻エリザベートの共作)でEMIからデビュー。
1987年、ポリドールへ移籍、シングル「マドモワゼル・シャントゥ・ブルース Mademoiselle chante le blues」が大ヒット。アルバム『マドモワゼル・シャントゥ Mademoiselle chante...』は、フランスのアルバムチャート2位を獲得、トップ10内に64週留まり、プラチナレコードとなった。同じく、ベルギー、スイスでもプラチナレコード、カナダではゴールドレコードとなり、同年、フランスでヴィクトワール・ド・ラ・ムジク賞を受賞。
1989年、最愛の母が癌で死去。闘病中に母へ贈ったテディベアを今もマスコットのようにどこでも連れて行く。
1990年、16ヶ月にも及ぶ最初のワールドツアーを敢行。12カ国、196会場で歌った。
CBSソニーに移籍、アルバム『セーヌ・ドゥ・ヴィ?人生のシーン? Scene de vie』をリリース。フランスのアルバムチャート1位に10週間ランクし、前作以上の大ヒットとなった。アルバムに収められた「ケネディ・ローズ Kennedy Rose」という曲は、「ジャルーズ Jalouse」の時と同じ、ベルンハイムとエリザベート・ドパルデューの共作で、ジョン・F・ケネディ大統領の母ローズ・ケネディに捧げられている。この曲は、シングルチャートで1位を記録した。
「セーヌ・ドゥ・ヴィ」ツアーは、13カ国210会場、65万人の観衆を動員。このツアーで、日本、カナダ、ソビエトを訪れ、モスクワとレニングラードでも歌った。1991年には、このツアー・ライブを収録したアルバム『カルネ・ドゥ・セーヌ Carnet de scene』をリリース。
その後も、映画出演、ワールドツアーなど精力的に活動。「ピアフの再来」と称され、2012年にはエディット・ピアフのカバーアルバムを発売。また当アルバムを引っ提げたワールドツアーを敢行した。
2016年、自身の名前をタイトルにした、13年ぶりとなるオリジナル・アルバム『PATRICIA KAAS』(スタジオ・アルバムとしては4年ぶり)を発売。 パトリシア・カースのレパートリーをSACEM-JASRACに登録された法定訳詞で歌って広めたのは1997年にフランス、アルゼンチン、日本での3ヶ国コンサート・ツアーをジャクリーヌ・ダノ、エルベセラン、J.Pメナジェ、アコーディオン奏者・桑山哲也と共に挙行した松本幸枝。「ホテル・ノルマンディ Hotel Normandy」「ジョジョ Jojo」の日本語クレアシオンをパリ録音でCD発売。
日本公演
Carnet de scene
1990年12月17日 - 20日 パナソニック・グローブ座
日本公演タイトルは「ヨーロッパのおんなたち Vol. 2」
Tour de charme
1994年5月13、14、17日 Bunkamuraオーチャードホール、5月20日 大阪フェスティバルホール
Piano Bar Live by Patricia Kaas
2002年11月13、14日 Bunkamuraオーチャードホール
KAAS CHANTE PIAF
2013年7月9日 大阪オリックス劇場、7月11日 文京シビックホール
日本公演タイトルは「ワールドツアー・イン・ジャパン ヌーヴォー巴里祭2013」
2014年5月9、10日 Bunkamuraオーチャードホール
日本公演タイトルは「ピアフに想いを寄せて」
日本に於けるクレアシオン(創唱)
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
マドモワゼル・シャントゥ Mademoiselle chante... (1987年)
セーヌ・ドゥ・ヴィ?人生のシーン? Scene de vie (1990年)