パテナの神様!
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パテナの神様!
ジャンル
教養バラエティ番組
放送国 日本
制作局毎日放送
出演者千原ジュニア
ロザン
吉竹史(当時は毎日放送アナウンサー) ほか
字幕文字多重放送
外部リンク ⇒公式サイト

開始から2013年3月まで
放送時間水曜日23:50 - 翌0:55(65分)
放送期間2012年11月7日 - 2013年3月27日

2013年4月から
放送時間水曜日23:58 - 翌0:59(61分)
放送期間2013年4月3日 - 9月25日
特記事項:
ナレーション(パテナの神様):桂三度
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『パテナの神様!』(パテナのかみさま!)は、2012年11月7日から2013年9月25日まで毎週水曜日の23:58 - 翌0:59(JST)に毎日放送(MBSテレビ)で放送されていた教養バラエティ番組

当番組のキャッチフレーズは、「日常に潜む素朴な疑問を徹底解明!究極のQ&Aバラエティー」。放送上は、千原ジュニアおよびロザン冠番組扱いで、「ジュニア×ロザン パテナの神様!」というタイトルを付けていた。

なお、番組開始から2013年3月27日までは、関西ローカルで毎週水曜日の23:50 - 翌0:55に放送。同年4月以降は、毎日放送の系列局である北海道放送山陽放送でも、遅れネットを実施している。
目次

1 概要

2 主な出演者

3 構成

3.1 番組開始から2012年12月末まで

3.2 2013年1月から番組終了まで


4 放送内容

4.1 2012年

4.2 2013年


5 スタッフ

6 ネット局

7 脚注・出典

8 外部リンク

概要

毎回1つのテーマについて、千原ジュニア・ロザンと複数のスタジオゲスト(以下では便宜上「パネラー」と表記)や視聴者などから寄せられた「パテナ」(「日常生活でパッと思いついたハテナ」の略称[1])を、番組独自の取材・調査による検証で解明した。

当番組では、1つの「パテナ」に対して、15分程度の検証VTRを制作。桂三度が「パテナの神様」という肩書で、ナレーターを担当する。放送上は、検証結果の一部を「?」で伏せた文章を最初に表示してから、検証のプロセスを徐々に紹介。「パテナ」の検証中に疑問が生じた場合には、その疑問も「新たなパテナ」として検証の対象に入れていた[2]

検証VTRの最後には、「?」の部分を完全に明かしたうえで、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の駅で電車の発車時に使われるメロディーを放送。パネラーは、VTRでの検証内容を基に、「ピックリ!」(「ビックリ」という驚きの表現にちなんだ造語)という単位で自身の納得度を評価していた。

また、MBSスタジオ in USJで収録される[3]スタジオパートでは、セットのパネラー席ごとに「ピックリ!ボタン」を設置。検証VTRを見た後で「ピックリ!ボタン」を押すと、各自の席の前に設けられた「?」型のスティックが、左斜め上方向へ「!」字状に立ち上がるようになっていた。パネリストが全員一斉に「ピックリ!ボタン」を押した場合には、放送上「全員ピックリ!」(最高の納得度を示す単位)という字幕が流れるが、放送上はパネラーへの特典を一切設けなかった。

2013年1月3日木曜日)の17:00 - 18:15には、特別番組として『パテナの神様!お正月スペシャル?おせちもいいけどコンビニもね?』を放送。これを機に、番組の構成を大きく変えている。同年4月以降のMBS放送分では、エンディングで今後検証・放送する予定の「パテナ」を紹介。放送回によっては、今後の「パテナ」に関する「ピックリ情報」を視聴者から募集する旨の字幕を、エンディングや番組中に流すこともあった。

ちなみに検証VTRでは、アシスタントディレクター(AD)が予備調査や電話での取材依頼に奔走する様子を紹介する[4]など、『シルシルミシルさんデー』(テレビ朝日制作、関西地方ではABCテレビで放送)を強く意識した演出や編集を施すことが多かった[5]。桂三度も、ナレーションでたびたびその旨に言及している。

2013年9月11日に放送された事実上の総集編「ADが選ぶ!ロケが大変やったけど・・・激ピックリ映像 撮れたランキング!」によれば、番組開始から直近の放送分(同年9月4日終活」)までに放送で取り上げた「パテナ」の総数は152個、「パテナ」の調査・検証に費やした時間は延べ1,023時間(未公開映像を含めたVTRの収録時間で計算)に及んだという。同年9月25日(MBS放送分)の「最終回スペシャル」で放送を終了。
主な出演者

千原ジュニア千原兄弟、放送上のキャラクターは「ヒラメキ脳」)

前番組『千原ジュニアのまぶしいチカラ』から続投


ロザン

菅広文(放送上のキャラクターは「凡人脳」)

宇治原史規(放送上のキャラクターは「知識脳」)


吉竹史(出演期間中は毎日放送アナウンサー、放送上の肩書は「MBSパテナウンサー」)

スタジオアシスタントとして、「パテナ」や検証VTRでの補足情報を紹介。収録中には、白い羽根、「?」の形をした黄色の頭飾り、天使風の白いドレスを着用する。また、VTRによってはナレーターを兼務することがあった。


桂三度(ナレーター、放送上の肩書は「パテナの神様」)

ナレーションでは、「世界のナベアツ」名義で披露する芸風と同じく、数字の「3」を絶叫。テレビ番組での「お約束」[6]をあえて強調したり、VTRに登場する人物にツッコミを入れたりすることも多かった。

原則として映像には姿を見せず、「パテナの神様」としての似顔絵が使われていた。ただし、「携帯電話」をテーマに扱った2013年9月18日放送分のロケでは、一般人に交じって私服姿で月亭八光からのインタビュー映像に登場。さらに、最終回のエンディングでは、「パテナの神様」として最初で最後の“スタジオ降臨”を果たした。


円広志(パネラーとして頻繁に出演)

西川忠志

パネラーか「パテナの天使」(検証VTRのリポーター)として、ほぼ毎回出演。「パテナの天使」としては、スタッフから検証のテーマを事前に知らされないまま、律儀かつ前向きな姿勢で体当たりの検証に臨むことが多かった。


天津木村卓寛向清太朗

主に「パテナの天使」として出演。飲食物を「パテナ」のテーマに取り上げるたびに放送する「?会社の社員が1番うまいと認める他社商品」(ある食品・飲料メーカーの社長から承諾を得たうえで、社員や役員の自宅で同業他社のお気に入り商品を探す企画)では、戸別訪問形式による調査を担当していた。

パネラーとして出演したスタジオゲストや、「パテナの天使」として登場したタレント・芸人は#放送内容で詳述。「パテナの天使」については、番組スタッフが務める場合を含めて、白い羽根と前述の頭飾りを必ず付けていた。ただし、「パテナの天使」以外にも、千原ジュニア・ロザン・吉竹のいずれか1名(1組)が「パテナ」の検証ロケに登場することがあった。
構成

以下に記す放送時期は、いずれもMBSテレビでの放送分を基準。
番組開始から2012年12月末まで

パネラーが提示した「パテナ」を、収録前に公式サイトで発表。毎回100名の視聴者を対象に、「最も答えを知りたい『パテナ』はどれか?」という質問を投げ掛けたうえで、回答数の多い「パテナ」から順にランキングを作成していた。なお、このランキングは、収録に入るまでパネリストに知らされていなかった。

放送ではまず、ランキング1位と最下位以外の「パテナ」を、吉竹が下位から順に発表。「パテナ」を発表するたびに、パネラーによる予想→検証VTRの鑑賞→パネリストによる評価を繰り返していた[7]。最後に、1位の「パテナ」を紹介。その一方で、最下位の「パテナ」については、「クズパテナ」と称して検証VTRを放送しなかった(放送後に公式サイトで該当の動画を配信)。
2013年1月から番組終了まで


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