アメリカ合衆国の政治家パティ・マレーPatty Murray
生年月日 (1950-10-11) 1950年10月11日(73歳)
出生地 アメリカ合衆国 ワシントン州ボセル
出身校ワシントン州立大学
所属政党民主党
称号教養学士
配偶者ロブ・マレー(1972年 - )
子女2人
公式サイトSenator Patty Murray
パトリシア・リン・マレー(英語: Patricia Lynn Murray、1950年10月11日 - )は、アメリカ合衆国の政治家、教育者。1993年からワシントン州選出の上院議員を、2023年から女性初の上院仮議長を務めている。議員に選出される前は教師として勤務していた[1]。民主党会議書記、上院保健教育労働年金委員会委員長を歴任。2013年にポール・ライアン前下院議長と超党派予算法を成立させるために交渉を行ったことで、世間からの注目が集まるようになった。
来歴エリザベス・ウォーレン、エイミー・クロブシャー、メイジー・ヒロノ、リリー・レッドベターらと(2014年1月28日)
パープルハート章を授与された元軍人の父であるデビッド・L・ジョンズと会計士の母であるビバリー・A・マクラフリンの娘として生まれた。父は多発性硬化症を患っていたため、生活保護を受けざるを得なかった[2]。1972年にはワシントン州立大学で体育の学士号を取得している。教師での勤務経験を基に当時、就学前プログラムの予算削減に反対することで多くの支持率を得ることに成功[3][4]。
1988年、マレーは州選挙で共和党の州上院議員ビル・キスカドン(英語版)を破り、キスカドンの後任となる。1992年、シアトル・タイムズは民主党上院議員であるブロック・アダムス(英語版)が多くの女性を性的暴行を行った一連の記事を掲載したことを機に、マレーは米国上院議員への立候補を発表した[5]。アダムズはその主張を否定したが、彼は自身の支持率が弱まったことで、政界引退を宣言。