パティ・マコーマック
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パティ・マコーマック
Patty McCormack
1962年の宣伝写真より
本名Patricia Ellen Russo
生年月日 (1945-08-21) 1945年8月21日(78歳)
出生地ニューヨークブルックリン区
国籍 アメリカ合衆国
ジャンル女優
子役
活動期間1951年 - 現在
主な作品
悪い種子
フロスト×ニクソン
ザ・マスター

 受賞
アカデミー賞
1957年、『悪い種子』助演女優賞ノミネート
その他の賞

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パティ・マコーマック(Patty McCormack, 1945年8月21日 - )は、アメリカ合衆国出身の女優
来歴

1945年ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。母親のエリザベスはプロのローラースケーターで、父親のフランク・ルッソは消防士だった[1]。子供モデルとして4歳の頃からキャリアをスタートさせ、7歳の頃から子役としてテレビ番組などへ出演[1]1951年に『Two Gals and a Guy』で映画デビュー。子役時代(1956年)

1953年にはブロードウェイ舞台へも進出して、1954年にウィリアム・マーチによる小説を舞台化した『悪い種子』のブロードウェイ版へ出演し、メインキャラクターの少女ローダ・ペンマークを好演。同作品は1956年マーヴィン・ルロイ監督によって映画化され、マコーマック自身もローダ役で続投した。大人に対して屈託のない笑顔を振りまく一方、平然と殺人を繰り返す残酷な裏の顔を持つローダ役の演技は高く評価され、1957年ゴールデングローブ賞の助演女優部門とアカデミー助演女優賞へノミネートされている[2]。同年オーソン・ウェルズ監督脚本製作を務める予定だった『ドン・キホーテ』に起用され、メキシコシティを訪れるアメリカ人少女ダルシーを演じる予定だったが、資金難などの諸事情が重なり映画自体は未完成に終わっている。しかし、その後も子役から女優へと成長を遂げ、テレビから映画まで様々な作品へ出演してキャリアを積んだ。

2000年代以降も精力的に女優活動を続けていて、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』や『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』などをはじめとするテレビドラマシリーズや、ロン・ハワード監督の映画『フロスト×ニクソン』ではフランク・ランジェラ演じるリチャード・ニクソンの妻として知られるパット・ニクソンを演じている。
私生活

1967年にRobert Richard Cataniaと結婚し、二児の母親となるが1973年に離婚した[1]
出演作品
映画

Two Gals and a Guy (1951)

花婿来たる Here Comes the Groom (1951)

Man Against Pain (1953) ※テレビ映画

悪い種子 The Bad Seed (1956)

雪の女王 Snezhnaya koroleva (1957) ※英語版吹替

白い丘 All Mine to Give (1957)

Kathy O' (1958)

ハックルベリー・フィンの冒険 The Adventures of Huckleberry Finn (1960)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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