パッセージ_(カーペンターズのアルバム)
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『パッセージ』
カーペンターズスタジオ・アルバム
リリース1977年9月23日 [1]
ジャンルポップス
時間39分29秒
レーベルA&Mレコード
プロデュースリチャード・カーペンター
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

チャート最高順位

49位(アメリカ)

7位(日本・オリコン[2]

12位(イギリス)

カーペンターズ アルバム 年表

ライヴ・イン・ロンドン
(1976年)パッセージ
(1977年)クリスマス・ポートレイト
(1978年)

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『パッセージ』(Passage)は、カーペンターズ1977年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては8作目。
解説

本作は、当初は外部プロデューサーを迎えて制作することも検討された[1]。最終的にはリチャード・カーペンター自身がプロデュースを担当するが、リチャードの手によるオリジナル曲は収録されなかった。多くの外部ミュージシャンを招き、実験的な音作りがなされている。

ミュージカル『エヴィータ』の楽曲をカヴァーした「月影のバルコニー?泣かないでアージェンティーナ」と、カナダのプログレッシブ・ロック・バンドであるクラトゥのカヴァー「星空に愛を (コーリング・オキュパンツ)」の2曲では、ロサンジェルス・フィルハーモニック(指揮はピーター・ナイトが担当)や、グレッグ・スミス率いる合唱団が参加。ただし、契約上の問題でロサンジェルス・フィルハーモニックの名前は出せなかったため、アルバムのクレジットではOverbudget Philharmonicと記載されている[1]セカンド・ラインのリズムを取り入れた「恋の強がり」では、「スーパースター」「ア・ソング・フォー・ユー」「マスカレード」といったカーペンターズのレパートリーを作曲したレオン・ラッセルがゲスト参加。

本作からは、「ふたりのラヴ・ソング」(全米35位)、「星空に愛を (コーリング・オキュパンツ)」(全米32位)、「スウィート・スマイル」(全米44位)がシングルとしてリリースされた。後にアン・マレーが「想い出にさよなら」をカヴァーし、全米12位まで上昇させた。

「ふたりのラヴ・ソング」は、同時期に日本の女性アイドルグループキャンディーズもアルバム『Candy Label』でカヴァーしている。
収録曲
一人にさせて - "B'wana She No Home" (
Michael Franks) - 5:29

ふたりのラヴ・ソング - "All You Get from Love Is a Love Song" (Steve Eaton) - 3:46

想い出にさよなら - "I Just Fall in Love Again" (Steve Dorff, Larry Herbstritt, Gloria Sklerov, Harry Lloyd) - 4:02

月影のバルコニー?泣かないでアージェンティーナ (ミュージカル『エヴィータ』より) - "On the Balcony of the Casa Rosada/Don't Cry for Me Argentina" (Andrew Lloyd Webber, Tim Rice) - 7:57

スウィート・スマイル - "Sweet, Sweet Smile" (Juice Newton, Otha Young) - 3:00

あの日、あの時 - "Two Sides" (Scott E. Davis) - 3:27

恋の強がり - "Man Smart, Woman Smarter" (Norman Span) - 4:21

星空に愛を (コーリング・オキュパンツ) - "Calling Occupants Of Interplanetary Craft (The Recognized Anthem Of World Contact Day)" (Klaatoons) - 7:07

参加ミュージシャン

カレン・カーペンター - ボーカル

リチャード・カーペンター - ボーカル、キーボード

トニー・ペルーソ - ギター

ジョー・オズボーン - ベース

ロン・タット - ドラムス(on 1. 3. 5. 8.)

エド・グリーン - ドラムス(on 2. 6. 7.)

トミー・ヴィグ - パーカッション

ジェリー・ステインホルツ - コンガ

トム・ヘンズレー - タック・ピアノ


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