パソコン雑誌
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点から説明されていない可能性があります。ノートでの議論と記事の加筆への協力をお願いします。(2021年3月)

パソコン雑誌(パソコンざっし、: computer magazine(s))、もしくはパソコン・PC 雑誌[1][注釈 1]は、パーソナルコンピュータ(PC)類に関する様々な情報を提供する雑誌総称である。かつては「マイコン雑誌[注釈 2]」と呼ばれていたこともあった。
概要

英語圏では近年では、単に「computer magazine コンピュータ雑誌」と呼ぶことが一般的。もともとはpersonal computerという言葉はPCとも略され、PC magazine(s)という言葉は純粋に普通名詞でPC雑誌類をまとめて指すための総称としても一応は使えていたのだが、1981年にIBM PCが販売されるようになってから、PCという普通名詞がIBM PCという固有名詞・商号と衝突しはじめ、さらに1982年にPC Magazineという雑誌が創刊されて固有名詞として使われるようになってしまったので、その特定の雑誌を指していると誤解されるのを避けるため、英語ではそれ以降、特にパーソナルコンピュータに焦点をしぼり扱っている雑誌でも、かなり漠然とはしているが、computer magazineと呼ぶのが一般的となっている。一方、日本では一般名詞と衝突する名称の雑誌は発行されなかったので[注釈 3]、パーソナルコンピュータの雑誌という意味で「PC雑誌」と呼ぶことは普通に行われている。

パーソナルコンピュータに関する情報を中心に扱っているものを日本では「パソコン誌」や「パソコン・PC雑誌[1]」などとカテゴライズして呼んでいる。なお「パソコン・PC」と謳っていても、パーソナルコンピュータに興味がある読者の中には、周辺の情報にもそれなりに興味がある人、たとえば、かつては大型コンピュータスーパーコンピュータ組み込みシステム、近年では各種携帯端末タブレットスマートフォンあるいはRaspberry PiArduinoなどのシングルボードコンピュータ等々の情報にもそれなりに興味がある人は多いので、それらの情報もそれなりの量を扱っていることは多い。その配分は各雑誌ごとに異なる。程度としては、入門者向け、マニア向け、専門家向け、など様々なものがある。

発行形態は、かつては紙の印刷の形ばかりで、月刊であったり隔月刊や季刊であったりしたが、その後、週刊や月2回刊などというものも登場し、インターネットが普及してからはe-mailという形で発行されるものも一部に登場した。現在では紙での発行に加えて、登録制の有料のweb公開、オンラインでの一般公開(広告収入やタイアップ方式)など、様々な刊行形態がある。
歴史

1966年には「ACS Newsletter」という会報が創刊された。ACSというのは「Amateur Computer Society」の略で、つまりアマチュア・コンピュータ・会という意味である。これが世界で最初の、アマチュアによるコンピュータ情報誌だとも言われている[2]

1972年には、People's Computer Company Newsletterというもの(以下、PCCNと略す)が発行されはじめた。発行元のPeople's Computer Companyというのは、1970年代初頭にデニス・アリソン(英語版)、ボブ・アルブレヒト(英語版)、ジョージ・ファイアドレイク(George Firedrake)らによってカリフォルニア州メンローパークで設立された会社である。デニス・アリソンという人物はコンピュータ・サイエンスの専門家でスタンフォード大学で講師として勤務しており、1975年には、メモリー使用量が少ないBASICのための仕様を記述した人物である(この仕様定義が後にTiny BASICとなった)。そのデニス・アリソンは、1975年にPCCNにおいて自身のTiny BASICに関するさまざまな成果を公表した。ボブ・アルブレヒトのほうは、修士課程を途中で止めてハネウェル社の航空部門で勤務しはじめ、会社がコンピュータ市場にも参入したのでそれにかかわるようになり当時のフライトシミュレータなどを扱いIBM 650も使ったという人物で、このボブ・アルブレヒトがPeople's Computer Company(PCC)を設立し、PCCN誌を発行するようになったわけでありそこにデニス・アリソンも加わったわけである。

なお、アルブレヒトはAltair 8800(世界初のパーソナル・コンピューターとも評される代物)についてレビュー記事をPCCNに掲載するため、ホームブリュー・コンピュータ・クラブ[注釈 4]に、そのAltair 8800を持ちこんだ。1975年3月15日には、ホームブリュー・コンピュータ・クラブの方でも会報の創刊号が発行された。それは形を変えつつ、1977年12月の21号まで続いた。日本でも1976年に星正明が『I/O』を創刊した。
日本のパソコン雑誌
黎明期

日本でのパソコン雑誌の黎明期は1976年に星正明が『I/O』(工学社)を創刊したことに始まると言える。そして、そこからスピンアウトした西和彦が1977年に『月刊アスキー』(アスキー出版)を創刊、同1977年に『月刊マイコン』(電波新聞社)、1978年に『RAM』(廣済堂)が創刊され、初期の4大総合誌が出揃っている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:24 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef