パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物( - とうじょうじんぶつ)では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの登場人物について記述する。
役名表記は「役者/日本語吹き替え版」とする。
主要人物
ジャック・スパロウ (Jack Sparrow)
演:ジョニー・デップ/平田広明シリーズ通しての主人公。選ばれし9人の“伝説の海賊”の1人。伝説の海賊の証である「銀貨」は、モロッコのビーズと古代タイの金貨。東インド会社での懸賞金は、10001ギニーであり、海賊長の中で最も高い。
ウィル・ターナー (Will Turner)
演:オーランド・ブルーム、ディラン・スミス(幼少期)/平川大輔、内山昂輝(幼少期)第1作から第3作の準主人公。本名ウィリアム・ターナー・ジュニア (William Turner Jr.)。「靴紐の(ブーツストラップ)ビル」として知られる海賊のビル・ターナーの一人息子。幼い頃に父が失踪、彼は自身が海賊の息子だと言うことを知らずに幼少時代を過ごす。幼少時代はイギリスで母親と暮らしていたが、母親が亡くなり、その後ジャマイカ行きの船に乗り込んだ。しかしその船がブラックパール号に襲われ、漂流していた所をエリザベスに発見され一命を取り留める。以来ポート・ロイヤルで鍛冶屋として働いていた。エリザベスと恋に落ち、最終的には第3作で結婚した。剣術に長けており、さらわれたエリザベスを助けるため自ら海賊船に乗るなど勇敢な一面を見せる。実直、真面目な性格のため、ジャックに利用される事もあったが、両者は固い絆で結ばれている。第3作では父親を助け出すためにベケット卿と交渉を行うなどした。デイヴィ・ジョーンズに胸を剣で貫かれてしまうが、息絶える寸前にジャックの手助けによってデイヴィ・ジョーンズの心臓を刺し、父親によって心臓を取り出され新しくフライング・ダッチマン号の船長として復活、ブラックパール号とともにベケット卿の乗るエンデバー号を挟み撃ちにして撃破した。フライング・ダッチマン号の船長になったため、10年に1度しか陸に上がることができない呪いを受けてしまう。これにより長い年月をフライング・ダッチマン号の船長として過ごすが、後に第5作で彼の息子であるヘンリーが「ポセイドンの槍」を破壊し、呪いを解くことに成功、フライング・ダッチマン号から解放される。
エリザベス・スワン (Elizabeth Swann)
演:キーラ・ナイトレイ、ルシンダ・ドライゼク(幼少期)/弓場沙織、最上莉奈(幼少期)第1作から第3作のメインヒロイン。ウェザビー・スワン総督の一人娘。父親の勧めによりジェームズ・ノリントンとの結婚が迫られていた。しかし、ウィル・ターナーと恋に落ち、婚約した。ヘクター・バルボッサにさらわれてしまったり、『デッドマンズ・チェスト』ではジャックを助けた罪で監禁されたりするなどした。また、デッドマンズチェストの後半では船に迫るクラーケンと戦い、囮にするべくジャックに手錠を掛けた。このためにジャックはクラーケンに飲み込まれてしまうが、『ワールド・エンド』で助け出された。『ワールド・エンド』では父がベケット卿に殺されたことを知り、サオ・フェンが敵の襲撃を受け致命傷を負った時、エンプレス号の船長へ任命された。その後、海賊長達が集まって会議を行うブレズレンコートで、ジャックの票によって海賊王に選出された。その後、デイヴィ・ジョーンズとの戦いの際中、船上でバルボッサの読み上げでウィル・ターナーと結婚した。