この項目では、スイスの精密機器メーカーについて説明しています。フランスの指揮者については「ジャン=フランソワ・パイヤール」をご覧ください。
パイヤール(Paillard )はスイスの精密機器メーカーでオルゴール、時計の機械、タイプライターのエルメス(Hermes )、映画用カメラのボレックスの生産で知られる。日本語ではパイアール、ペイラードとも表記される。工場跡がオルゴール、オートマタ、時計等の博物館「シーマ」になっている。
歴史
1814年 - 創業。
1862年 - シリンダーを交換することにより曲目を変更できるオルゴールを発明。
1920年 - オルゴールの生産を終了。
1931年 - ジャック・ボゴポルスキーの設計した16mm映画カメラボレックスの権利を購入、パイヤールの映画カメラ部門パイヤール=ボレックス(Paillard-Bolex )となる。
1935年 - ボレックスH16発売。
1963年 - トーレンスを合併。
1966年 - トーレンスが独立。
1970年 - パイヤール=ボレックスをボレックス・インターナショナル(Bolex International S.A. )として独立させる。