パイオニア
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この項目では、日本の電機メーカーについて説明しています。その他の用法については「パイオニア (曖昧さ回避)」をご覧ください。

パイオニア株式会社
Pioneer Corporation
パイオニアの本社が入居する文京グリーンコート
種類株式会社
市場情報非上場(以下は過去のデータ)
東証1部 6773
1961年10月2日 - 2019年3月27日
本社所在地 日本
113-0021
東京都文京区本駒込二丁目28番8号
文京グリーンコート
設立1947年昭和22年)5月8日
(福音電機株式会社)
業種電気機器
法人番号1020001086473
事業内容車載用音響機器およびPC光学ドライブの製造販売
代表者代表取締役社長執行役員 矢原 史郎
資本金928億8,100万円
2018年3月31日現在)
発行済株式総数3億8,334万株
(2018年3月31日現在)
売上高連結:3,654億17百万円
単独:2,092億19百万円
(2018年3月期)
経常利益連結:△31億21百万円
単独:△88億32百万円
(2018年3月期)
純利益連結:△71億23百万円
単独:△87億66百万円
(2018年3月期)
純資産連結:849億34百万円
単独:957億26百万円
(2018年3月31日現在)
総資産連結:2,875億10百万円
単独:2,951億21百万円
(2018年3月31日現在)
従業員数連結:8,368名
(2023年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主 Wolfcrest Limited 100%
(2019年3月31日現在)
主要子会社東北パイオニア(株) 100%
パイオニア・マイクロ・テクノロジー(株) 100%
関係する人物松本望創業者
外部リンクhttps://jpn.pioneer/ja/
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パイオニア株式会社(: Pioneer Corporation)は、東京都文京区に本社を置く、カーナビゲーションの製造販売などを手掛ける日本電機メーカーである。かつては、日本を代表するオーディオメーカー(東証1部上場)であった。1938年(昭和13年)創業。

2023年現在は非上場企業であり、財務諸表は非公開である。同社が公式サイトで公表している直近の連結売上高は約2685億円(2023年3月期)である[1]
概要
事業内容

2023年現在、カーナビゲーション(カーナビ)の大手で、日本国内ではパナソニックに次ぐ2位である。

個人向け製品としては、カーナビ、カーオーディオドライブレコーダーなど車載機器の製造・販売を主に行っている。法人向けとしては、モビリティソリューションサービスを主力として展開している。カーナビは、自社ブランド「カロッツェリア」の他、自動車メーカーの純正カーナビへのOEM供給も行っている。2020年より独コンチネンタル社と提携し、次世代自動車CASE(Connected、Autonomous、Shared & Service、Electric)に対応した統合コックピットの開発を進めている。経営悪化の末、2018年に上場廃止となったが、カーナビメーカーからデータサービス企業へと変革を果たすことで経営が好転し、2025年度をめどに再上場を目指している。
過去に手掛けていた主な事業
オーディオ事業(2015年に撤退)

スピーカー製造に始まるパイオニアは、高度経済成長期から2000年頃までは「日本を代表するオーディオメーカー」の地位を有していたが、その後は次第に経営が悪化した。

プラズマテレビ事業の失敗による巨額の損失(→ #プラズマテレビで失敗)もあり、2010年代に入って経営危機に陥ったパイオニアは、自社の祖業であるオーディオ事業のほとんどを[注 1]2015年に、オーディオ事業の拡大を目指していた、パイオニアと同じく「日本を代表するオーディオメーカー」であったオンキヨー(総称)[注 2]に事実上譲り渡し、オーディオ事業から撤退した。なお、オンキヨー(総称)は複雑な経緯を経て、7年後の2022年に「オンキヨーホームエンターテイメント株式会社」として破綻した。

オンキヨー(総称)は破綻する直前の2021年に、オーディオ事業をVoxx International(英語版)(Voxx)に売却し、オンキヨーテクノロジーに事業継承した経緯から、2024年現在は、Voxx子会社のPremium Audio Company(PAC)とオンキヨーテクノロジーがパイオニアブランドのオーディオ事業を継承している。なお、オンキヨーテクノロジーはPACの子会社である。パイオニアが、オンキヨー(総称)にオーディオ事業を事実上譲り渡した経緯、その後については「オンキヨーホームエンターテイメント#沿革」を参照「オンキヨー&パイオニア」および「オンキヨーテクノロジー」も参照


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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