この項目では、日本の電機メーカーについて説明しています。その他の用法については「パイオニア (曖昧さ回避)」をご覧ください。
パイオニア株式会社
Pioneer Corporation
パイオニアの本社が入居する文京グリーンコート
種類株式会社
市場情報非上場(以下は過去のデータ)
東証1部 6773
パイオニア株式会社(英: Pioneer Corporation)は、東京都文京区に本社を置く、カーナビゲーションの製造販売などを手掛ける日本の電機メーカーである。かつては、日本を代表するオーディオメーカー(東証1部上場)であった。1938年(昭和13年)創業。
2023年現在は非上場企業であり、財務諸表は非公開である。同社が公式サイトで公表している直近の連結売上高は約2685億円(2023年3月期)である[1]。 2023年現在、カーナビゲーション(カーナビ)の大手で、日本国内ではパナソニックに次ぐ2位である。 個人向け製品としては、カーナビ、カーオーディオ、ドライブレコーダーなど車載機器の製造・販売を主に行っている。法人向けとしては、モビリティソリューションサービスを主力として展開している。カーナビは、自社ブランド「カロッツェリア」の他、自動車メーカーの純正カーナビへのOEM供給も行っている。2020年より独コンチネンタル社と提携し、次世代自動車CASE(Connected、Autonomous、Shared & Service、Electric)に対応した統合コックピットの開発を進めている。経営悪化の末、2018年に上場廃止となったが、カーナビメーカーからデータサービス企業へと変革を果たすことで経営が好転し、2025年度をめどに再上場を目指している。 スピーカー製造に始まるパイオニアは、高度経済成長期から2000年頃までは「日本を代表するオーディオメーカー」の地位を有していたが、その後は次第に経営が悪化した。 プラズマテレビ事業の失敗による巨額の損失(→ #プラズマテレビで失敗)もあり、2010年代に入って経営危機に陥ったパイオニアは、自社の祖業であるオーディオ事業のほとんどを[注 1]、2015年に、オーディオ事業の拡大を目指していた、パイオニアと同じく「日本を代表するオーディオメーカー」であったオンキヨー(総称)[注 2]に事実上譲り渡し、オーディオ事業から撤退した。なお、オンキヨー(総称)は複雑な経緯を経て、7年後の2022年に「オンキヨーホームエンターテイメント株式会社」として破綻した。 オンキヨー(総称)は破綻する直前の2021年に、オーディオ事業をVoxx International
概要
事業内容
過去に手掛けていた主な事業
オーディオ事業(2015年に撤退)