バーフバリ 伝説誕生
Baahubali: The Beginning
監督と主要キャスト(左からアヌシュカ、タマンナー、ラージャマウリ、カラン・ジョーハル[脚注 1]、プラバース、ラーナー)
監督S・S・ラージャマウリ
脚本S・S・ラージャマウリ
原案V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
製作ショーブ・ヤーララガッダ
プラサード・デーヴィネーニ
『バーフバリ 伝説誕生』(バーフバリ でんせつたんじょう、原題:Baahubali: The Beginning)は、2015年公開のインド映画。テルグ語、タミル語で撮影された全2部構成の叙事詩的映画『バーフバリシリーズ』の第1作目である[5][6][7]。インド国内で最高額の予算で製作された本作は公開直後から高い評価を受け、インドの歴代興行収入最高額を記録した[8][9]。また、興行的に最も成功したテルグ語映画となった[10]。
ヴァンサン・タベロン(英語版)が再編集した海外配給版もシッチェス・カタロニア国際映画祭、ブリュッセル国際映画祭、釜山国際映画祭など各国の映画祭で上映され、サターンファンタジー映画賞にノミネート、テルグ語版は第63回ナショナル・フィルム・アワード(英語版)の長編映画賞、視覚効果賞を受賞した[11]。
2017年に第2作『バーフバリ 王の凱旋』が公開された[12]。 古代インドの大国マヒシュマティ王国の女性シヴァガミは、赤ん坊を守るために滝の下に降り追手の兵士を殺し、付近の村に向かおうとするが、足を滑らせて川に落ちてしまう。シヴァガミはシヴァ神に「自分の命と引き換えに赤ん坊の命を救って欲しい」と祈りを捧げる。翌朝、赤ん坊の泣き声を聞き村人が集まり、赤ん坊を川から助け出し、シヴァガミは滝の上を指差した後に川に沈んでいく。村人たちは赤ん坊を滝の上に返そうとするが、村長の妻サンガは「赤ん坊は子供が生まれない自分への神からの授かりもの」と主張して拒否し、滝の上に通じる洞穴を封印してしまう。サンガは赤ん坊に「シヴドゥ」と名付け、自分の息子として育てることを決める。 25年後、シヴドゥは逞しい青年に成長するが、成長と共に滝の上の世界に興味を抱くようになり、毎日滝をよじ登ろうと試みていた。サンガはシヴドゥの滝登りを止めさせるため、導師の助言でシヴァ神の石像に水をかける願掛けを行う。しかし、願掛けを一人で1000回行わなければならないことを知ったシヴドゥは、シヴァ神の石像を担ぎ上げて滝に沈め、水をかける手間を省かせる。それ以来、シヴドゥは滝登りを止めたためサンガは喜ぶが、シヴドゥは滝から落ちてきた仮面に夢中になっていた。その仮面が女性の物だと知ったシヴドゥは「持ち主の女性に会いたい」と願うようになり再び滝登りを再開し、女性の幻に導かれて遂に滝の頂上に到達する。
あらすじ
滝の下の世界
アヴァンティカとの出会い