バービー
Barbie
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監督グレタ・ガーウィグ
脚本グレタ・ガーウィグ
ノア・バームバック
原作マテル
製作マーゴット・ロビー
トム・アッカーリー
ロビー・ブレナー
デヴィッド・ハイマン
出演者マーゴット・ロビー
ライアン・ゴズリング
音楽マーク・ロンソン
アンドリュー・ワイアット
『バービー』(原題:Barbie)は、2023年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。
アメリカ合衆国の玩具メーカーマテル社が発売、世界的にヒットした着せ替え人形バービーの実写映画化。監督はグレタ・ガーウィグ、マーゴット・ロビーが主演でバービーを演じる[2]。
あらすじ「バービー」も参照
様々なタイプ、職種のバービーとケンたちが暮らすバービーワールド。ある日、主人公のバービー(マーゴット・ロビー)は完璧ではない自分に気づき、別の世界を知る変てこバービーに相談を持ち掛ける。現実世界でバービー人形の持ち主の女の子に会い、その子の問題を解決すれば、完璧な自分に戻れるかもしれないと教わったバービーは、人間が暮らす現実の世界へと自己発見の旅に出ることとなる。バービーに気を寄せるケン(ライアン・ゴスリング)も現実世界への旅に同行する。
バービーは自分の持ち主の女の子サーシャを探し当てるが、彼女からバービー人形がいかに時代遅れなおもちゃであるかを説かれ落胆してしまう。サーシャの母グロリアもまた、加齢による不安感により娘のバービー人形で遊ぶようになっており、その不安がバービーに伝染していたことが分かる。
そのころケンは、現実世界はバービーワールドとは対照的な家父長制であり、男性こそが主権的地位にあり、男性のみに様々な職種やキャリアの選択肢があることを目の当たりにする。バービーワールドに戻ったケンはこれまでバービーたちに除け者にされていた鬱憤を晴らすべく他のケンたちを先導し、男性優位の社会を構築していく。これまで権威ある職種についていたバービーたちは一変、メイド、家事をする妻、ケンのガールフレンドといった役割に変えられてしまう。
バービーワールドに戻ったバービーは、男性優位なワールドをもとに戻すようケンたちを説得しようとするが、相手にされない。1人だけ洗脳を受けなかったアランと共にグロリアとサーシャは変てこバービーの家へ向かう。バービーに実際会うことで生きる自信を取り戻したグロリアが全てのバービーに向けて勇気づけるスピーチを行い、バービーワールドのバービーたちは一致団結する。ケンたち同士に争いを起こさせ、そのすきに権力と地位のすべてをバービーたちが取り戻す。
バービーは他のバービーたちと共にケンたちと和解した後、マテル社でバービー人形の考案者であるルース・ハンドラーの魂と交信する。自分の未来の可能性は、人形を考案したルース本人にすら計り知れないと説かれたバービーは、現実世界へ戻り人間として生きることを決意する。バーバラ・ハンドラーと名乗り人間となったバービーは、グロリア、サーシャに付き添われ婦人科を受診し、物語は終わる。 ※括弧内は日本語吹替[4]。
キャスト
バービー:マーゴット・ロビー[2][5](高畑充希[6]) - 主人公。バービーランドに住むブロンドで細身の典型的なバービー。陽気な性格でバービーが女の子にロールモデルを提供しているおかげで現実世界でも性差別がなくなり女性たちが活躍していると信じている。ある時死について考えるようになり、空を軽々と舞えなくなる、シャワーからちゃんと水が出る、かかとが地面に付くなどバービーランドではありえない物理法則に見舞われる事になり、事態の解決の為に人間の世界に向かうがそのギャップに困惑することになる。
ケン:ライアン・ゴズリング[2][7](武内駿輔[8]) - バービーランドに住むブロンドで腹筋の割れたバービーのボーイフレンドの典型的なケン。バービーに好意を持つが、彼女からあまり相手にされていない。陽気で快活な性格だったがバービーに付き合って現実世界を訪れた結果、家父長的な価値観に触れてしまいトキシック・マスキュニリニティ
変てこバービー:ケイト・マッキノン(朴?美[8]) - 昔子供に髪を荒らされパンキッシュな髪型になっているバービーで、額にはイタズラ書きの跡がありガニ股気味。バービーランドでは変わり者扱いされ町外れに住んでいるが実は世界の秘密を知っている。ハイヒールを履いて今まで通り過ごすかサンダルを履き世界の真実を探すかの二択をバービーに迫る。
大統領バービー:イッサ・レイ(英語版)(斎賀みつき[8]) - バービーランドを治める大統領。
医者バービー:ハリ・ネフ(英語版)(きそひろこ) - 定番ケンの治療をしたバービー。
売れっ子作家バービー:アレクサンドラ・シップ(沢城みゆき[8])
ノーベル物理学賞受賞バービー:エマ・マッキー(坂本真綾[8])
弁護士バービー:シャロン・ルーニー(英語版)(高橋里枝)
人魚バービー:デュア・リパ(LiLiCo)
外交官バービー:ニコラ・コクラン(英語版)
判事バービー:アナ・クルーズ・ケイン(英語版)(恒松あゆみ)
記者バービー:リトゥ・アルヤ(英語版)
王女バービー:マリサ・アベーラ(英語版)
ケン:キングズリー・ベン=アディル(諏訪部順一[8])
ケン:シム・リウ(小野大輔[8]) - 典型的なバービーにアプローチをかけているアジア系のケン。典型的なケンを敵視し、彼を牽制しては典型的なバービーに宥められることもしばしば。
ケン:スコット・エヴァンス(英語版)(置鮎龍太郎[8])
ケン:チュティ・ガトゥ(KENN)
ケンメイド:ジョン・シナ
アラン:マイケル・セラ(下野紘[8]) - ケンの友達。バービーランドがケンのせいでトキシック・マスキュリティに染められた時は洗脳されず、バービーランド奪還に協力する。
ミッジ:エメラルド・フェネル(新井笙子) - バービーの友達。