バーナビー警部
Midsomer Murders
ジャンル刑事ドラマ
原作キャロライン・グレアム
出演者ジョン・ネトルズ
『バーナビー警部』(バーナビーけいぶ、原題:Midsomer Murders )は、1997年からITV1で放送されているイギリスの刑事ドラマ[1]。原作はキャロライン・グレアムのバーナビー警部シリーズで、初期シリーズはアンソニー・ホロヴィッツが脚本を担当した。
主人公のジョン・ネトルズ(英語版)演じるトム・バーナビー警部が、緑豊かな架空の田舎町ミッドサマー (Midsomer) で起こる事件を解決してゆく様子を描いた作品である。最新作は2022-23年に放送された第23シリーズで、第14シリーズからはトム・バーナビーの従弟ジョン・バーナビー警部が主人公となっており、ニール・ダッジオン(英語版)が演じている。ダッジオンは第4シリーズで別の役柄でゲスト出演していた。日本ではミステリチャンネルにて放送され、主役が交代した第14シリーズからは『もう一人のバーナビー警部』のタイトルで放送された。 原作シリーズ第1作『蘭の告発』を原作とする第1話の撮影は1996年秋に始まり、1997年3月23日にパイロット版として放送された。 アンソニー・ホロヴィッツと初期のプロデューサー、ベティ・ウィリンゲール、ブライアン・トゥルー=メイがシリーズ化した。ホロヴィッツは原作者キャロライン・グレアムのシリーズの既刊5作(後に7作で完結)のドラマ化に脚本家として携わった。現在の脚本家陣はポール・ローグ、クリス・マーレイ、リサ・ホールズワース、レイチェル・クパーマン、サリー・グリフィスらである。2010年の第13シリーズをもってジョン・ネトルズは主演を退き、ニール・ダッジオンが第14シリーズからトム・バーナビーの従弟ジョン・バーナビー警部として主演を交代した[2]。ジョン・バーナビーの初登場は第13シリーズ第2話"The Sword of Guillaume" だった。 2016年2月、第19シリーズ(全6話)の制作が発表された。このシリーズからジェイミー・ウィンター巡査部長役がニック・ヘンドリックスからグウィリム・リーに代わった[3]。他に監察医役のマージンダー・ヴァーク ミッドサマーは、イギリスの架空の都市。コーストンという中規模の町にバーナビー警部は妻と暮らしており、勤務する警察署もこの町にある。犯罪がそぐわない絵に描いたような平和な田舎町との不一致感も人気の要因の一つである。 コーストンの街並みはオックスフォードシャー・ウォリングフォード
制作
作品の舞台
ロケ地
オックスフォードシャー・ワーボロウにあるパブ「シックス・ベルズ (Six Bells) 」[8]は、ミッドサマーのバジャーズ・ドリフトのパブ「ブラック・スワン (Black Swan) 」として使用されている[9]。
イングランド・メイデンヘッド南西部にあるホワイト・ウォーザン飛行場(英語版)では、2013年8月11日に第16シリーズ第4話の撮影が行われた[10]。
通算100話目に当たる第16シリーズ第5話"The Killings of Copenhagen" は[11]、コペンハーゲン中心部で撮影され、市役所前広場やニューハウンの運河やカラフルな家々、郊外の教会、コペンハーゲン警察本部の建物なども登場した[12][13]。