Burton Richter
バートン・リヒター
生誕 (1931-03-22) 1931年3月22日
アメリカ合衆国 ニューヨーク ブルックリン区
死没2018年7月18日(2018-07-18)(87歳)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロアルト
国籍 アメリカ合衆国
研究機関スタンフォード大学
SLAC国立加速器研究所
出身校マサチューセッツ工科大学
主な業績ジェイプサイ中間子
主な受賞歴ノーベル物理学賞(1976)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1976年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:ジェイプサイ中間子の発見
バートン・リヒター(Burton Richter、英語発音: [b??rtn rikt?r]=バートン・リクター、1931年3月22日 - 2018年7月18日[1])は、アメリカ合衆国の物理学者。 スタンフォード線形加速器センター(Stanford Linear Accelerator Center:SLAC)で陽電子-電子衝突ビーム装置(Stanford Positron-Electron Asymmetric Ring:SPEAR)の企画、建設に貢献した。1974年にジェイプサイ中間子をサミュエル・ティンのチームとほぼ同時に発見し、1976年にノーベル物理学賞を受賞した。 ニューヨークに生まれ、マサチューセッツ工科大学で学んだ。スタンフォード大学の教授であった時、アメリカ・原子エネルギー委員会の補助をうけて、ディビッド・リストンと陽電子-電子衝突ビーム装置SPEARを建設した。1974年のJ/ψ粒子の発見は、チャームクォークが存在することを確定させた。SPEARはJ/ψ粒子を発見したほか、マーティン・パールもSPEARにより1975年にτ粒子を発見した。リヒターは1984年から1999年の間、SLACの所長を務めた。
略歴
受賞歴
1975年 - アーネスト・ローレンス賞
1976年 - ノーベル物理学賞
2010年 - エンリコ・フェルミ賞
2014年 - アメリカ国家科学賞
脚注^ “Nobel Prize-winning Stanford physicist Burton Richter dies at 87
外部リンク
⇒Nobelprize.org autobiography
⇒Nobel Lecture (PDF format)
⇒The Nobel Prize in Physics 1976
⇒SLAC press image
⇒NIF Secretary of Energy Board
A Celebration Honoring Burton Richter
表
話
編
歴
ノーベル物理学賞受賞者 (1976年-2000年)
バートン・リヒター / サミュエル・ティン (1976)
フィリップ・アンダーソン / ネヴィル・モット / ジョン・ヴァン・ヴレック (1977)
ピョートル・カピッツァ / アーノ・ペンジアス / ロバート・W・ウィルソン (1978)
シェルドン・グラショー / アブドゥッサラーム / スティーヴン・ワインバーグ (1979)
ジェイムズ・クローニン / ヴァル・フィッチ (1980)
ニコラス・ブルームバーゲン / アーサー・ショーロー / カイ・シーグバーン (1981)
ケネス・ウィルソン (1982)
スブラマニアン・チャンドラセカール / ウィリアム・ファウラー (1983)
カルロ・ルビア / シモン・ファンデルメール (1984)
クラウス・フォン・クリッツィング (1985)
エルンスト・ルスカ / ゲルト・ビーニッヒ / ハインリッヒ・ローラー (1986)
ヨハネス・ベドノルツ / カール・アレクサンダー・ミュラー (1987)
レオン・レーダーマン / メルヴィン・シュワーツ / ジャック・シュタインバーガー (1988)
ノーマン・ラムゼー / ハンス・デーメルト / ヴォルフガング・パウル (1989)
ジェローム・アイザック・フリードマン / ヘンリー・ケンドール / リチャード・E・テイラー (1990)
ピエール=ジル・ド・ジェンヌ (1991)
ジョルジュ・シャルパク (1992)
ラッセル・ハルス / ジョゼフ・テイラー (1993)
バートラム・ブロックハウス / クリフォード・シャル (1994)