州都シュトゥットガルト
州首相ヴィンフリート・クレッチュマン (同盟90/緑の党)
面積35,751.64
人口
- 総計
- 人口密度11,111,496
2020/9/30
311.0
与党 同盟90/緑の党・ CDU連立
前回選挙2021年3月14日
次回選挙2026年
連邦参議院(上院)での投票権数9
行政区画不明
市町村数1,109
独立市6
ISO 3166-2:DEDE-BW
ウェブサイトhttps://www.baden-wuerttemberg.de/en/home/
バーデン=ヴュルテンベルク州(バーデン=ヴュルテンベルクしゅう、標準ドイツ語: Land Baden-Wurttemberg、アレマン語:Land Bade-Wurttebarg, Land Baade-Wiirdebaarg)は、ドイツ連邦共和国の16の連邦州のひとつ。 正式名称はバーデン=ヴュルテンベルク州(標準ドイツ語: Land Baden-Wurttemberg)であるが、通常は単にバーデン=ヴュルテンベルク(標準ドイツ語: Baden-Wurttemberg)と呼ばれる。略称は頭文字語でBW(ベー・ヴェー)。アレマン語の綴字法では、「(Land) Bade-Wurttebarg」または「(Land) Baade-Wiirdebaarg」と表記される。 バーデン(Baden)は旧バーデン大公国、ヴュルテンベルク(Wurttemberg)は旧ヴュルテンベルク王国に由来する。第二次世界大戦後の1952年にバーデン州(バーデン共和国)とヴュルテンベルク州(ヴュルテンベルク自由人民州)が合併し、バーデン=ヴュルテンベルクとなった。現在でもバーデン地方やヴュルテンベルク地方という表現が見られる。 ドイツ南西部に位置し、東はバイエルン州、北はヘッセン州、西はラインラント=プファルツ州およびフランス共和国のアルザス地方、南はスイス連邦に隣接している。16ある連邦州の中で3番目に広い州である。 旧ドイツ帝国の構成国であるバーデン大公国、ヴュルテンベルク王国、プロイセン王国の飛び地であるホーエンツォレルン州(ホーエンツォレルン城がある)を前身とし、それらを引き継いだバーデンとヴュルテンベルクの2州が第二次大戦後、アメリカ軍とフランス軍の分割占領期を経て1952年に合併して新しく設立した州である。 神聖ローマ帝国の時代には、シュヴァーベン大公領と、それを発展的継承したヴュルテンベルク公国、およびバーデン辺境伯領を中心に、多数の小国が存在した。さらに、州北部にあたる南フランケン地方(広義のフランケン地方の一部)は、西フランケン大公領を起源とし、のちにプファルツ選帝侯領などとして継承されていたが、19世紀初頭にバーデン領とヴュルテンベルク領に割譲・併合された地域である。 そのような歴史的経緯から、同州は西部のバーデン地域と中・東部のヴュルテンベルク地域に大別される。実際にはさらに、両地域の北部一帯を含む南フランケン地方(ハイルブロン=フランケン地域連合、ライン=ネッカー広域連合の一帯)と、北部を除いたヴュルテンベルク中南部のシュヴァーベン地方(広義的にはバイエルンシュヴァーベン地方も含む)、そして北部を除いた西南部のバーデン地方という、3つの文化圏に分かれている。
州名
地理自然地図(人口10万人以上の都市を含む)
また、歴史的に見てアレマン人のうちシュヴァーベン地方のシュヴァーベン人はカトリック、同じアレマン系でもバーデン地方の住民とヴュルテンベルク地方のフランケン人(南フランケン人)などはプロテスタント圏に属し、特にバーデン地方の住民はバーデン福音主義州教会とバーデン福音ルター派教会を信仰している。