バーテンダー_(漫画)
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バーテンダー
ジャンル
職業
漫画
原作・原案など城アラキ
作画長友健篩
出版社集英社
掲載誌スーパージャンプ(SJ)
グランドジャンプ(GJ)
発表号GJ:2011年1号 - 3号
2024年11号 -
発表期間SJ:2004年 - 2011年
GJ:2011年11月16日[1] - 12月21日[2]
2024年5月1日[3] -
巻数全21巻
アニメ:(2006年版、第1作)
原作城アラキ
監督渡辺正樹
シリーズ構成今川泰宏
脚本今川泰宏
キャラクターデザイン木下裕孝
音楽大嶽香子
アニメーション制作パルムスタジオ
製作バーテンダー製作委員会
放送局フジテレビBSフジ
放送期間2006年10月14日 - 12月30日
話数全11話
ドラマ
原作城アラキ、長友健篩
脚本高橋ナツコ山浦雅大
日比野正和
演出片山修、田村直己
二宮崇、白石和彌
音楽中島靖雄
制作ジェイ・ストーム
製作テレビ朝日
放送局テレビ朝日系列
放送期間2011年2月4日 - 4月1日
話数全8話
アニメ:バーテンダー 神のグラス
原作城アラキ、長友健篩
監督倉谷涼一
シリーズ構成國澤真理子
キャラクターデザイン植田羊一
音楽堤博明
アニメーション制作リーベル
製作Bar hoppers
放送局テレビ東京
放送期間2024年4月4日 -
シリーズ作品


バーテンダー a Paris

バーテンダー a Tokyo

バーテンダー6stp

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ
ポータル漫画アニメテレビドラマ

『バーテンダー』(Bartender)は、原作:城アラキ、漫画:長友健篩による日本漫画作品。2004年から2011年まで『スーパージャンプ』(集英社)にて連載され、同誌の休刊後に『グランドジャンプ』(同社)に移籍し、2011年1号から3号まで連載された[1][2]。『グランドジャンプ』での連載は3回で終了し、翌号(2012年4号)からは作画が加治佐修に、主人公なども変更された『バーテンダー a Paris』、『バーテンダー a Tokyo』、『バーテンダー6stp』が連載された。完結編である『バーテンダー6stp』には本作の登場人物が数人登場し、「その後」が描かれている。2024年のテレビアニメ化を記念して、『グランドジャンプ』にて2024年11号より集中連載されている[3]

2006年10月14日から、同名のテレビアニメフジテレビBSフジにて放送された。また、2011年2月よりテレビドラマテレビ朝日系列で放送された。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}バーテンダーの佐々倉溜(ささくら りゅう)を主人公とし、バーに訪れる客やバーテンダー、溜を取り巻く人々たちのエピソードが描かれる。とりわけ漫画のテーマとなるのは、もともと酒に付されていたエピソードを紹介するものであり、カクテルからウイスキーまで幅広い。漫画の物語は、溜がフランスから帰ってくるシーンから始まる。主人公がフランス帰りという点は、城アラキの代表作『ソムリエ』と共通する部分である。[独自研究?]

2022年9月時点で単行本の累計発行部数は360万部を突破している[4]
登場人物

声の項は特記のない場合、テレビアニメ第2作(『神のグラス』)における声優
イーデンホール R&T

ガラス製のビーカー、英語版「Luck of Edenhall」も参照
佐々倉 溜(ささくら りゅう)
声 - 水島大宙(第1作[5]) / 寺島拓篤(第2作[6])本作の主人公。初登場時26歳。学生時代に六本木のBar・風のオーナー、加瀬に弟子入りしバーテンダーを志す。一流大学に合格するも進学せず、単身フランスへ渡り、ヨーロッパ食品協会主催のカクテルコンテストに優勝し、アジア人として初めて各国VIPにカクテルをサービスした日本人青年。彼の作るカクテルの味は「神のグラス」と呼ばれている。パリのラッツホテルにてチーフバーテンダーを務めていたが、帰国。仕事とプライベート、カウンターの中と外、オンオフの切り替えは徹底していて、バーのカウンターで見せる洗練された大人のバーテンダーの彼と、それ以外の場所で見せるおちゃらけた子供っぽい彼は同一人物とは思えないほど差が歴然としている。たとえ悩み迷いを抱えていても、それを客には決して見せない。まだ若いが、バーテンダーの何たるかを心と身体で理解しており、作中でそれを説くこともしばしばあるが、一方で自分の未熟さを痛切に理解し、反省し、お客様に心から感謝することを忘れない勉強家でもある。カクテルを通じてたくさんのお客様の心の問題を解決する手伝いをしていく。一度問題を解決してもらったお客様が別の問題を抱えてしまうこともしばしば。「バーテンダーにとって嫌な客はいない」と考えていることもあり、厄介な客を他の店から任されることも多い。帰国後、いろいろなバーを見てみたいと銀座ラパン、Bar東山を経てバー「イーデンホール」の店主としてひとりで店を切り盛りし、来島泰三の強い希望でホテル・カーディナル内のホテルバー「イーデンホール」に移る。カーディナルで初めての弟子となる翼と出会い、イーデンホールが無くなることで自分の店を持つことを決意。かつてBar・風のあった六本木の暗闇坂に「イーデンホール R&T」をオープンさせた。亡父は、かつて「永田町の妖怪」と言われた佐々倉源一。仕事終りには立ち飲み居酒屋か、ギョーザを食べにゆく事が多い。続編『バーテンダー a Paris』『バーテンダー a Tokyo』の主人公・佐島 蓮(さじま れん)にも影響を与えた人物。
アニメ(第1作)
26歳。バー「イーデンホール」の店主としてひとりで店を切り盛りする、「神のグラス」と呼ばれるバーテンダー。舞台が常にイーデンホールであるためか、彼はあくまで紳士的かつ洗練されたバーテンダーの顔しか見せない。お客様に見合った様々なカクテルを出して、たくさんの“不思議”でお客様の心を魅了し、心の傷を癒す。誕生日は1978年10月10日。
和久井 翼(わくい つばさ)
ホテル・カーディナルの幹部候補社員で、イーデンホールに配属された見習いバーテンダー。のちに独立する溜についていく決心をし、イーデンホールR&Tの従業員。当初は実家から通っていたが、母親の病気が発覚したことで父が早期退職し、父母で沖縄へ移住したため、一人暮らしをすることになる。バーテンダーとしては未熟であるが、その素質は溜はじめ多くの人が認めており、事務能力の無い溜に代わり実務面を多く引き受けている。
ホテル・カーディナル
来島 美和(くるしま みわ)
声 -
藤村歩(第1作[5]) / 南條愛乃(第2作[6])初登場時26歳(3巻23話より)。東京・汐留のホテル・カーディナルのホテル料飲部勤務。来島泰三の孫娘で、マンガ・アニメともに第1話で登場した神嶋の部下である(人事部以外、社内に彼女の素性を知る者はいない)。物心つく前に両親を亡くしたため、祖父である来島に育てられた。溜に逢ってからというもの、酒の問題に関しては常に彼に相談を持ちかけており、難題を解決してもらっている。祖父が過保護なせいか、普通のOLのような生活を送れない現状にいささか不満を持っている。本人は気づいていないが、溜に気がある模様。左の尻にほくろがあると溜に知られている。OLだが、いつも白いソックスと運動靴を履いている。
アニメ
基本的な設定は原作と同じ。追記すべき点は、フランスに在留していた経験があることと、ストーリーテラーを務めていること。フランス在留時に彼女はホテルのバーで溜のカクテルを飲んでおり、そのときの記憶がアニメ自体の始まりのきっかけとなる。彼女の紹介がきっかけで自身の問題を解決したお客様もいる。アニメでは、原作とくらべ、溜との精神的な交流は浅い模様。
来島 泰三(くるしま たいぞう)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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