バーチャロイドの一覧
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このフィクションに関する記事は、全体として物語世界内の観点に立って記述されています。関連するスタイルマニュアルを参考に、現実世界の観点を基準とした記事に修正してください。(2014年11月) (使い方

バーチャロイドの一覧(バーチャロイドのいちらん)は、ゲーム電脳戦機バーチャロン』シリーズに登場する架空の兵器の分類の一つ、バーチャロイド(VIRTUAROID: VR)の一覧である。バーチャロイドは一種のロボットである。デザインは全てカトキハジメによる。
設定

時は遥か未来、時代は西暦から改められ電脳暦と称される時代。情報技術の進化により国家への帰属意識が衰退し、国家という概念が意味を失った今において旧国家は企業によって管理・運営され、企業国家と呼ばれるコミュニティへと変貌を遂げていた。

それに伴い高度に発展した文化において人類は戦争を放棄したが、それとは裏腹に闘いへの渇欲までは放棄することはできなかった。そこで人類は体系化された戦争『限定戦争』という概念を生み出し、それに興じるようになっていた。時に限定戦争は企業国家間の政治的交渉手段としても用いられたが、何よりも娯楽としての一面も大きく、大衆は限定戦争によって闘争心を潤し、企業国家においても興行として重要な営利事業となっていた。

そんな中、最大勢力の企業国家DN社は、月面にて人類の有史以来の記録の範疇を逸脱した遺跡を発見する。このオーバーテクノロジーを解析し、数々の実験を行い、その過程において製造されたのがバーチャロイドである。

DN社はこの人型ロボット兵器を投入することで、華やかさを増した限定戦争市場でのシェア独占を図った。
バーチャロイド

ゲーム内でプレーヤーが操作することになる巨大人型兵器の総称。正確には戦闘バーチャロイドという。第1世代、第2世代、第3世代と明確に特徴が分かれており、ゲームもこれに添った形で登場する。
第1世代VR
第1作(初代)で登場した機体。
第2世代VR
第2作(オラトリオ・タングラム)で登場した機体。
第3世代VR
第3作(フォース)、第4作(マーズ)で登場した機体。

機体・ゲームによっては旧世代のVRが登場する(マーズ及びフォースで第2世代VRである10/80が使える等)。このほかに、各世代の中間に位置する機体もある(それぞれ1.5、2.5世代と呼ばれている)。

コラボ作品『とある魔術の電脳戦機』(以下『とある』)では、第2世代を基盤としている「G55型VR」が、一部機は第3世代(と共に活動可能である)VRも登場している(設定は独自のものになっている)。
第1世代VR

人類初のVR郡。月面遺跡破壊作戦「オペレーション・ムーンゲート」にて活躍した世代。ゲーム中で語られる設定は少ないが、副読本『SCHEMATIC』では第1世代VRの詳細な設定が描かれている。
テムジン

テムジンMBV-04-G TEMJIN
武装
LWCWRW
ボムビームソードビームライフル

主戦闘バーチャロイド(Main Battle Virtuaroid)に分類され、距離を問わずに高機動戦闘を得意とする。人類初の量産型バーチャロイドで、ヒーロー然とした外見のバーチャロイド。ビームランチャーとソードが一体となった多目的ビームランチャー『MPBL(Multi Pul Beam launcher)-7』を携行し、投擲後に広範囲に爆発するパワーボムを持っている。汎用性が極めて高く、柔軟な運用を可能とする機体であるため、戦場の主役として常に最前線で運用されている。DN社内部の0プラントが生産を行っている。元はライデンと同様のXMU(eXperimental Master Unit)と呼ばれる戦闘バーチャロイドの試作型であり、かつてDN社で開発を断念した人型戦闘兵器のプランをVコンバータの起動実験用マシンとして流用した物、開発にあたりXMUプロジェクトの実験計画4号機の開発データが用いられている。

ゲームにおいては、標準的な機体で、機動性・射撃能力・武器チャージ速度・防御力・近接格闘能力すべてが高いバランスでまとめられているため、初心者から上級者まで幅広く使うことができる。操作アドバタイズデモに登場する黄色と白のカラーリングの教習用テムジン(MBV-04-E6)は家庭用版のみでプレイヤーが使用可能となっている。
ライデン

ライデンHBV-05-E RAIDEN
武装
LWCWRW
グランドボム肩部レーザー実体弾バズーカ

0プラントにて作製された、テムジンと共にXMU-5としてバーチャロイド、ひいては重戦闘バーチャロイド(heavy battle virtuaroid)の祖となった機体。肩部に宇宙巡洋艦向けに小型化・改良されたレーザーユニット「Ali-02a[注 1]」を装備[注 2]、装甲も他機種より上等な物が使用され破壊力・防御力共にトップクラスを誇る機体。その分機動力を犠牲にしており、高い装甲をもって敵の攻撃を物ともせず、閃光の鉄槌をもって圧砕するのが戦闘スタイルの機体である。
元々テムジンとの編隊運用を想定していたが、肩部の艦用レーザー装備がトップヘビーによる不安定化をもたらし[注 3]、これを装備・運用するには機体構造の根本的な再構築が必要になった[注 4]。開発スタッフはこれを危惧し上層部に進言するも、黙殺されるどころか逆に現場を無視した無情の要求を提示され、予算と採算の度外視および殺人的な突貫作業を強要された。どうにか完成には漕ぎ着けたものの一連の事態が災いし、ライデン1機の製造費はテムジン27機分(メンテナンスにはテムジン10機分)相当となった。それに追い打ちを掛けるようにレーザーユニットを生産していた「terefunken社」の倒産を開発スタッフが把握しなかった[注 5]など、プロジェクト管理の甘さによりレーザーユニットの在庫が26機分しかなく、結局26機しか製造不可能だった。この経緯に最高幹部会が激怒[注 6]。それがきっかけで高価格・希少性と相まって、ライデンはエースパイロットで編成された精鋭部隊「特殊重戦闘VR大隊」[注 7]のみへの支給に留まる事となった。O.M.G.での活躍もあり彼らの駆るライデンは無敵VRとして伝説化されていくことになる。[注 8]、ライデンが配属された部隊は、彼らが最前線で敵を粉砕していく姿に頼もしさを感じる事が語り草となっている。

ゲームにおいては、前述の稀少機であるという設定が反映されているわけはなく通常通りプレイヤーが選択可能である。機体性能は重量級の機体のため足は遅いがその分重装甲で選択できる機体の中で最も打たれ強い、武装もゲーム中でもトップクラスの威力を持つ「肩部レーザー」や射撃効率に優れるバズーカを装備しているのが特徴な射撃のタイプ機体、その反面近接攻撃は威力やリーチ発生も低めに設定されており苦手。デモで教習用テムジンの仮想敵機として登場していた黄色と白のカラーリングの教習用ライデン(HBV-05-D)も家庭用版のみでプレイヤーも使用可能となっている。
バイパーII

バイパーIITRV-06k-H VIPER II
武装
LWCWRW
7Wayミサイルホーミングビーム弾ビームバルカン

目まぐるしく変化する戦況に対処すべく生まれた、偵察・攻撃を目的とする戦術偵察バーチャロイド(Tactical Recognaissive Virtuaroid)。テムジンとの連携行動を想定して強力な火力が必要になるも、偵察という運用で機動性能と引き換えに装甲が犠牲になることを考慮し、一撃離脱をコンセプトとした武装が求められた。しかし一から設計する余裕が無かったためテムジンのスケルトンを流用、ジェネレーター・アンプを強大化しつつテムジンを上回る機動性能を確保。テストも順調だったためTRV-6『バイパー』と命名、各部隊に配備が進められた。しかし徹底的な軽量化が祟った為に、ジェネレーター・アンプの出力が機体に凄まじい負担を掛け圧迫。しかもバーチャロン・ポジティブの高い人間が乗った場合には余剰出力が逆流し制御系を破壊、制御不能となり暴走した結果機体が自壊するという事故が頻発した。この事故を原因に機体の廃案も出されたが、代替機の目処が立たずTRVの必要性から補強作業を徹底的に繰り返した結果、機体重量増加どころか機体外見も変化。その結果機動力は格段に落ちているものの空中機動力は当時でもトップクラスであり、問題となっていた暴走事故も改善、逆にその現象を攻撃に転用し、(暴走時のパイロットの台詞「She's lost control!!」)から『S.L.Cダイブ』と命名。それに伴い型番も変更され、TRV-06k『バイパーII』として正式採用された。

ゲームにおいては、軽量級な機体で、攻撃型偵察機という設定を反映され、地上でも空中でも高い機動性を持ち、武器も射撃能力・武器チャージ速度・近接格闘能力どれも高いが、反面致命的なまでに装甲が薄くちょっとした攻撃であっても非常に大きなダメージを受けてしまう機体となっており上級者向けの機体となっている。特殊技として全武器ゲージが100%時に空中で使用できる前述の設定にも出てきた『S.L.Cダイブ』を持っておりこれは地上の敵機に向かって追尾する特攻技で使用中はダメージを受けつけず無敵だが外した場合の隙が大きいのと使用すると武器ゲージを全て使用してしまうため使用には注意が必要である。
ベルグドル

ベルグドルSAV-07-D BELGDOR
武装
LWCWRW
ナパームホーミングミサイルグレネード弾

支援攻撃バーチャロイド(Support Attack Virtuaroid)に分類され、後方からナパームとミサイルによる支援攻撃を得意とする。ライデンの製造コストがあまりにも高く生産不能という事態に追い込まれてしまった為、主戦闘VRと重戦闘VRの編隊編成という当初の予定にかげりが見えてきた。DNAからの要請によって急遽ライデンの代替機となる重量級VRを製造することになり、ライデンの反省点から「ライデンと比べより安価により軽量に」を目指したそのコンセプトの元にライデンの安価版として開発されたのが本VR『ベルグドル』である。
しかし、開発スケジュールやライデンの開発失敗による予算削減により予算に余裕が無く、既存の製品やパーツの流用を大幅に取り入れて設計されたが出来上がったものはお世辞にも秀逸な設計とは言いがたいものであった。レーザーユニットよりは軽く価格も1/20で安価であったことから多目的ミサイルランチャー「Tm-203」を採用し両肩上部への搭載が決定したのだが、このミサイルランチャーは本来、拠点防衛用の設置型の兵器で機動兵器用ではなく管制装置やセンサー類が外付け式というとんでもない落とし穴があった。ミサイルランチャーの製造メーカーは管制、センサー類は小型化が可能との見解だったが実際には設計を根本的に変えねばならず、スケジュールに余裕も無いため設計変更などができず対処療法的にそれを制御する管制、センサー類を頭部に全て集約させて取り付ける結果となりライデン以上に機体重心が高くなった。また装甲もライデンの装甲が高コストであったことと軽量化のため削減されライデンに対して60%程となってしまいテムジン並でしかなかった。一応は軽量化の恩恵もあり整地での機動性こそ目を見張るものがあるが上記の設計からくる高重心化と軽量化によるトップヘビー化の弊害によって不整地での機動力は非常に劣悪で操縦に慣れないパイロットによる機体の転倒が相次いだ。


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