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バーチャファイターシリーズ
ジャンル対戦型格闘ゲーム
開発元セガ・AM2研
(後のセガ第二研究開発本部)
セガ龍が如くスタジオ(eスポ)
発売元[CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ
[CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ→セガ フェイブ
主な製作者鈴木裕
名越稔洋
1作目バーチャファイター
(1993年12月【AC】)
最新作バーチャファイター eスポーツ
(2021年6月1日【PS4/AC])
公式サイトバーチャファイターポータル
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バーチャファイターシリーズ(Virtua Fighter series)は、セガの3D対戦型格闘ゲームのシリーズ。略称は「VF」。また、一時期セガの3D系アーケードゲームの多くに「バーチャ」の名を冠した作品がリリースされており、それらは本作を含めて「バーチャシリーズ」と総称されることがあるが、単にセガのゲームを語る文脈で単に「バーチャ」と述べた場合は「バーチャファイターシリーズ」(VFシリーズ)あるいは第1作目『バーチャファイター』を指すことが多い。 1993年に稼働を開始した『バーチャファイター』を第1作とし、以降シリーズ作品が不定期にリリースされているほか、家庭用ゲーム機などに移植されている。開発元はセガ・AM2研(後のセガ第二研究開発本部)が開発し、『VF5 Final Showdown』(VF5FS)までは単独でオリジナルを造り続けた(『eスポーツ』はセガ・龍が如くスタジオとの共同開発)。 なお発売元は基本的にセガだが、セガグループの業務再編成などによる理由で、アーケードゲーム版については2015年4月1日から2020年3月31日までセガ・インタラクティブが、2015年3月31日まで2020年4月1日から2024年3月31日までセガのアミューズメント事業部門がそれぞれ担当していた。2024年4月1日以降はセガ フェイブが担当。 1993年に『バーチャファイター』(VF1)が当時AM2研の代表であった鈴木裕のもとで開発、アーケードゲームとしてリリースされた。『VF1』は世界初の3D格闘ゲームであるとされる。以降、「バーチャファイター」の名を冠した後続作品が不定期にリリースされシリーズ化していった。 『VF1』はセガ社の家庭用ゲーム機・セガサターン用ソフトとして1994年にリリースされ、本体の売上向上に大きく貢献した。 初心者でも熟練者と戦える、操作の上手さではなくセンスで勝負する、をコンセプトにこれまでの格闘ゲームでは難解になっていた操作系に大きくメスを入れた。8方向レバーとパンチ、キック、ガードの3つ(『VF3』ではエスケープを加えた4つ)のボタンによる操作系はシンプルながら自由度が高く、キャラクターごとに多彩な連係技を持つ。 また中国拳法など実在する格闘技を使うキャラクターやリングアウト制などにおいても2D格闘ゲームとの差異を強調させた。八極拳、ジークンドー、プロレス、パンクラチオン、虎燕拳、燕青拳、蟷螂拳、酔拳などが再現されている。 2015年3月に稼働を開始した『バーチャファイター5 Final Showdown VERSION B』(VF5FSB)以降は長らくリリースが休止しており、家庭用ゲーム機への移植版も旧作がいくつか単発的に出るにとどまっていたが、2021年6月より『VF5FSB』をベースに様々な点をリメイクし、いわゆる「eスポーツ」に最適化されたバージョン『バーチャファイター eスポーツ』が家庭用ゲーム機(PlayStation 4の定額サブスクリプションサービス・PlayStation Plusおよびクラウド型ゲームサービス・PlayStation Now)とアーケードゲーム(ALL.Net P-ras MULTI Ver.3)にて同時稼働を開始。今後は本格的なeスポーツ競技として『バーチャファイター』を発展させていくことを目指す。 シリーズ第2作『バーチャファイター2』は爆発的なヒットを記録し、マスコミにも全国ネットで取り上げられた。 『VF2』の稼働全盛期には地方・全国を含め様々な大会が企画・開催された。特に大都市での大会の常連上位者に対しては、その町と使用キャラクター名を冠した独自の名称で呼ばれている。中でも「鉄人」と呼ばれた有名プレイヤーたちは一部の雑誌・TV媒体などにも取り上げられた。 ゲームシステムや個々の技を記述した解説書『バーチャファイターマニアックス(アスペクト 1994年8月出版 ISBN 4893662643)』は武術研究家の松田隆智より拳法のリアルさの解説を受けるなどそれまでのアーケードゲーム関連書籍とは一線を画す詳細な解説書であった。さらに、続編『バーチャファイター2』の解説書『バーチャファイター2マニアックス(アスペクト 1995年10月出版 ISBN 4893664174)』には解剖学者の養老孟司へのインタビューを収録するなど、単に人気ゲームとしての枠を越えた広がりを見せた。 バーチャファイターに関心を持っていた有名人も多く、中でも漫画家の加瀬あつし、イラストレーターやアニメ作画や漫画などを手掛けていたいのまたむつみの両者は、「自宅に筐体とアーケード版のロムを持ち、『VF2』の全盛期には一日中ゲーセンに入り浸って対戦することも珍しくなかった」と述べている。また、JUDY AND MARYが発表した楽曲『The Great Escape』の中には、「あたしのボディはまるでバーチャファイターのZone2」という歌詞がある。 1998年にはシリーズ全体(当時は『VF3』が最新)がデジタルゲーム史におけるエポックメイキングな製品として文化的価値をスミソニアン博物館に認められ、「1998 コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞、各種資料が保管されることになった[1]。
概要
シリーズ概要
周辺事情
歴史
年表
1993年
12月 - 『バーチャファイター』リリース
1994年
11月22日 - 『バーチャファイター (SS)』リリース
11月 - 『バーチャファイター2』リリース
1995年
4月 - 『バーチャファイターリミックス』リリース
7月14日 - 『バーチャファイターリミックス (SS)』リリース
10月20日 - 『バーチャファイター (32X)』リリース
12月1日 - 『バーチャファイター2 (SS)』リリース
1996年
3月29日 - 『バーチャファイターMini (GG)』リリース
4月 - 『バーチャファイターキッズ』リリース
6月26日 - 『バーチャファイター (Windows)』リリース
7月26日 - 『バーチャファイターキッズ (SS)』リリース
9月 - 『バーチャファイター3』リリース
12月21日 - 『ファイターズメガミックス (SS)』リリース
1997年
9月 - 『バーチャファイター3 tb』リリース
9月5日 - 『バーチャファイター2 (Windows)』リリース
1998年
4月6日 - 『バーチャファイターシリーズ』が「1998コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞。スミソニアン博物館に永久保存される。
11月27日 - 『バーチャファイター3 tb (DC)』リリース
2001年
8月 - 『バーチャファイター4』リリース
2002年
1月31日 - 『バーチャファイター4 (PS2)』リリース
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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