バージンロード_(テレビドラマ)
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バージンロード
Virgin Road
ジャンルテレビドラマ
脚本龍居由佳里
演出光野道夫
木村達昭
出演者和久井映見
反町隆史
宝生舞
寺脇康文
北原雅樹
古尾谷雅人
余貴美子
武田鉄矢
オープニング安室奈美恵CAN YOU CELEBRATE?
製作
プロデューサー栗原美和子
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1997年1月6日 - 3月17日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
特記事項:
初回・最終回は30分拡大(21:00 - 22:24)。
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『バージンロード』(Virgin Road)は、1997年1月6日から3月17日までフジテレビ系の「月9」枠で、毎週月曜日21:00 - 21:54に放送された日本テレビドラマ。主演は和久井映見反町隆史。2010年2月17日にDVD-BOXが発売された。
あらすじ

桜井和美は男手一つで育ててくれた父に内緒で仕事を辞めた。そして、ジュエリーデザイナーを目指すべくアメリカに留学したいと父・光に話すが、猛反対されてしまう。反対を押し切ってアメリカへ飛んだ和美はその後、ジュエリーデザイナーの東城亘に恋をし、妊娠した。しかし、男性は所帯持ちであることが判明し、妊娠を告げぬまま別れてしまった。

そんなある日、光が危篤との知らせを受け、和美は帰国する。具合が悪かった和美は成田行きの機内で隣の男性・吉見薫に嘔吐してしまう。以前、留学先で恋をした男性を紹介すべく、「次に帰国するときは婚約者を連れて行く」という旨の手紙を出していた和美は父を安心させる為、薫に一晩だけ偽の婚約者になって欲しいと頼む。

その頃光は、和美の帰りを楽しみにしていた。実は、ポリープの切除の際バリウムを大量に飲まされ気絶したのを危篤と誤って連絡されてしまっただけであった。帰宅した和美は、ピンピンしている上に婚約者を連れて来たことに怒り出す光を見て憤慨する。そんなとき、和美は再び気分が悪くなり倒れこむ。薫は、「飛行機に乗っているときから具合が悪くて。」と話す。それを聞いた蔦森美知につわりではないかと指摘され、薫と光は初めて和美の妊娠を知る。和美は倒れこみながらも子供を産むと宣言する。その夜、和美は全てを薫に話す。薫は、偽の父親役を続けることを決める。
キャスト
桜井 (吉見)和美(さくらい(よしみ)かずみ)〈26〉
演 -
和久井映見(幼少時代:大島優子[注 1][注 2]本作の主人公。1970年4月7日生まれ。ジュエリーデザイナーを目指して留学したアメリカで妻子持ちのジュエリーデザイナー:東城亘の子供を妊娠してしまう。他人には言いたいことの半分も言えない内弁慶だが、薫とは本音で喧嘩できる仲。父親譲りの頑固な性格で猪突猛進。家族仲は良好であったが実は光と血が繋がっていないことが発覚した[注 3]。結婚式中に産気づき、披露宴をキャンセルした。薫と結婚したため、吉見和美になった[1]と同時に、母親となった。
吉見 薫(よしみ かおる)〈24〉
演 - 反町隆史(幼少時代:山田侑磨[注 4]本作のもう一人の主人公。フリーのルポライター。幼い頃に母親に捨てられ施設で育っているせいか、年齢以上に達観したような部分がある。和美に偽の婚約者になって欲しいと頼まれ、最初は断ったものの興味本位で引き受ける。桜井家の温かさと、壁にぶつかってもまっすぐ生きる和美に徐々に惹かれていく。後にエルサルバドルに行くこととなる[注 5]が、テロに巻き込まれで帰国。帰国後、和美と再会し、プロポーズ。そして和美と、結婚。1児の父になる[注 6]。また、和美と結婚したことに伴い、光が義理の父親となって、24年の人生の中で初めて「お父さん」と呼べる人ができた。
恩田 季里(おんだ きり)〈19〉
演 - 宝生舞薫と同じ施設で育った幼馴染。薫のことが好き。薫が和美のところに行くのが嫌で、1年前に薫との子供を中絶したと嘘をついていた。だが、桜井家の温かさを知り、和美と薫を応援することにした[注 7]。薫と和美の結婚式で有川に「私、社長夫人ってのもいいな」という発言をしているため、有川のことが好きになったと思われる。10話で桜井家に帰ってきたときは、髪にパーマをかけていたため、以前と雰囲気が変わっている。
有川 俊(ありかわ しゅん)〈35〉
演 - 寺脇康文薫の友人で、有川出版の次期社長。偶然出会った和美に一目惚れする。和美にプロポーズをしたり、定期便を和美に送りつけたりしている[注 8]。薫と和美が結婚したことで失恋し、人生で初めての挫折を経験した。季里からは、「ジュニア」と呼ばれている。
桜井 卓(さくらい たく)〈19〉
演 - 北原雅樹和美の異父弟。和美との仲は良好。とても優しい性格。大学2年生で工学部に通っている。薫とも仲がいい。薫と和美が結婚したことに伴って薫の義理の弟となる。
鳶森 美知(つたもり みち)〈44〉
演 - 余貴美子美幸の妹で、和美、卓の叔母。母親のいない桜井家の母親役。光とはとても仲が良く、光と肩を組んで歩くシーンがある。津村の発言から、光に恋心を抱いていると思われる。
津村 忠臣(つむら ただおみ)〈42〉
演 - 古尾谷雅人通称・おかまの臣さん。桜井家と交流のある、酒処「つくし」の主人。「つくし」には、季里がバイトをしに来ている。光とは小学校の頃からの付き合い。和美のウエディングドレスのサイズを調節してることから、裁縫が得意であるとみられる。また、小説版ではスニーカーヲタクである[注 9]性自認は、女である[注 10]
桜井 光(さくらい こう)〈50〉
演 - 武田鉄矢和美の父親。卓を産んでまもなく亡くなった妻に代わって男手一つで2人の子供を育てた頑固親父。自宅で「櫻井写真館」を経営している。最初は、和美と薫の結婚を断固として反対していたものの、最終的には結婚を認めた。薫がエルサルバドルへ行く際、空港に行き、「これ持って和美のところに戻ってこい」と指輪を渡した[注 11]。和美とは血が繋がっていないが、本当の娘として26年間育ててきた。和美と薫の結婚で薫の義父となり、人生で初めて薫が「お父さん」と呼べる人となった。光自身も、他の男の子供を妊娠している美幸と出会い、24歳で結婚している。
ゲスト
第1話
桜井 美幸(さくらい みゆき)〈没31〉
演 -
小野沢智子[注 12]和美、卓の母親。


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