ニュージャージー州バーゲン郡
郡のニュージャージー州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1683年
郡庁所在地ハッケンサック
最大都市ハッケンサック
面積
- 総面積
- 陸
- 水
639 km2 (247 mi2)
606 km2 (234 mi2)
33 km2 (13 mi2), 5.12%
人口
- (2020年
バーゲン郡(英: Bergen County)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州にある郡である。ニューヨークのマンハッタンに隣接している。人口は95万5732人(2020年)[1]で、州内最大である。郡庁所在地はハッケンサックである。1890年代の「ボロ設立ブーム」に誕生した中小の自治体が多い。
1990年代以降から日本人が多く住む地域でもあるが、現在は韓国系住民の方が多い。 バーゲン郡はアメリカ合衆国で唯一現在もブルー・ロー (w:Blue law
ブルー・ロー
バーゲン郡では日曜に食料品と生活最低必需品しか売ることができない。皮肉なことに、バーゲン郡にはニューヨーク周辺で最も人気のあるショッピング・スポットが数多く点在しているが、日曜にはすべて閉店している。更に皮肉なのは、バーゲン郡のブルー・ローは酒屋の営業を認めていることである。全米20位に入る巨大なショッピングモールをはじめ4つのモールを抱えるパラマスは、小売販売の売り上げが年間50億ドルを超え全米一であるが、日曜出勤も含めた「世俗的な仕事」をすべて禁止しており、郡内の他の地域よりも更に厳しいブルー・ローを課している。
また、国勢調査によると2000年度の人口は88万4118人で、全体の約9.5%ものユダヤ教徒(約8万3700人)が住んでおり、イスラム教徒は1%未満だが約6473人いる。これらの教徒は、キリスト教徒のほとんどと異なり、日曜日を安息日としていない。正統派のユダヤ教徒は、信仰のため土曜日、ブルー・ローのため日曜日、の両日とも買い物をすることができない。
しかし、何度も法律を改定しようとするも、住民投票で反対されてしまう。宗教的な理由ではなく、店舗の営業日や営業時間がますます伸びることを嫌って、あるいは他の日は交通渋滞が大変に酷いため日曜日に激減する交通量を歓迎して、という理由が多い。実際、ブルー・ロー維持の最大目的はバーゲン郡住民が平和で静かな一日を過ごすためといわれている。特にバーゲン郡における最大級モールが集中し、土曜日には大渋滞を起こす州道4号線と州道17号線が通っているパラマスの住民は閑静な日曜を望む気持ちが非常に高い。 バーゲン郡にある大学:
教育
バーゲン・カウンティ・コミュニティ・カレッジ (w:Bergen Community College
バークレーカレッジ - パラマス
ドーバー・ビジネス大学 (w:Dover Business College) - パラマス
FDU (w:Fairleigh Dickinson University) - ティーネック とハッケンサック
フェリシアン・カレッジ (w:Felician College) - Lodi と Rutherford
ラマポ・カレッジ (w:Ramapo College) - マーワー
バーゲン郡には45の公立高校と21の私立高校がある。
都市 (郡庁所在地)
イングルウッド Englewood
ガーフィールド Garfield
タウンシップ
ティーネック Teaneck
マーワー Mahwah
リンドハースト Lyndhurst
リバー・ヴェール River Vale
ロッシェル・パーク Rochelle Park
サドル・ブルック Saddle Brook
サウス・ハッケンサック South Hackensack
ワシントン・タウンシップ Washington Township
ワイコフ Wyckoff
ボロ
アレンデール Allendale
アルパイン Alpine
バーゲンフィールド Bergenfield
ボゴタ Bogota
カールスタッド Carlstadt
クリフサイド・パーク Cliffside Park
クロスター Closter
クレスキル Cresskill
デマレスト Demarest
デュモン Dumont
イーストラザフォード East Rutherford