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バンドブームとは、日本でバンド演奏が中高生や若者の間で流行した一連のブームをいう。バンドが演奏する音楽を聞くだけではなく、自ら楽器を演奏する人口が増えたことが特徴で、一種の社会現象であった。1990年代に、マーケット用語としてJ-ROCKという名称を使用した[1]。 サーフィンミュージック(エレキ・ブーム 1980年代中盤になると浜田省吾・長渕剛といったフォークロックスタイルの歌手も人気となるが、バンドの形態ではなく歌手一人での売出し活動であった。 1980年代に突入すると、ソロ歌手でロック音楽を歌唱する歌手が増える。浜田麻里、小比類巻かほる、渡辺美里等である。またロックバンドか次々登場する。サザンオールスターズ、世良公則&ツイスト、RCサクセション、イエロー・マジック・オーケストラらがヒットチャートを席巻。フォークソング 、ニューミュージックに続きロックがヒットチャートを席巻する時代の幕開けとなった。1970年代後半 - 1980年代前半にかけて開催されたヤマハ主催のコンテストである「EastWest」および「8・8ロックデイ」、ヤマハポピュラーソングコンテスト」がバンドの登竜門的な役割を果たしている。特筆すべきはコンテストからメジャー・デビューしてヒットチャートにあがりブームになるという流れが出来たことで、ラジオなどから流れてくる洋楽がヒットチャートの上位に来てからブームが始まった事に比較すると正反対の流れであった。また、メディアに依存することなく、ライブ・ハウスでの評判をきっかけにメジャー・デビューする独自性の高いグループも目立つようになり、特に80年代に入り音楽誌で多く取り上げられるようになるなど、市場に新しい勢力を確立し、第二次バンドブームへの礎を作った。 バンドブームとは1980年後半から1990年前半までの第二次バンドブームを指すことが多い[2] TBSの深夜番組『平成名物TV』内の一コーナー『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称『イカ天』。放送期間:1989年2月?1990年12月)、ソニー・マガジンズ刊の雑誌が火付け役となったもの。『イカ天』は対バン形式で審査を行うもので、その審査がやたらに厳しい事でも知られていたが、同時に多くの個性的なアマチュア/ホコ天バンドが世に出るきっかけにもなった。1990年、『イカ天』に出演し話題になったたまの「さよなら人類」やBEGINの「恋しくて」がヒットした。 1980年代終盤から1990年代前半にかけてアイドル、ヒットチャート番組の衰退と入れ替わるようにして起こったロックバンドの一大ブームが起きる。HOUND DOG、レベッカなど1980年代から活動していたバンドの他、多彩なロックのサブジャンルが生じ、ヒットチャートを賑わした。 1980年代終盤?ロック音楽としてはバンドとして売り出さず、ソロ(歌手名)で売り出すアーティストも多く見られた。浜田麻里、小比類巻かほる、久宝留理子、渡辺美里等。
1960年代中期エレキ・ブーム?グループ・サウンズ
1980年代中盤?後半フォークロック
バンドブーム前夜(第一次バンドブーム)
第二次バンドブーム始まる
1980年代後半ホコ天・イカ天
主なイカ天バンド
たま
BEGIN
カブキロックス等
1980年代終盤?1990年代前半バンドブーム
1980年代終盤ソロ歌手のロック
ビートロック
BOOWY
BUCK-TICK
「ビートロック」も参照
デジタルロック
TM NETWORK
「デジタルロック」も参照
女性メタル、ハードロック、ガールズバンド
プリンセス プリンセス
SHOW-YA
GO-BANG'S
LAメタルグラムロック系
ZIGGY
和製ファンクバンド
米米CLUB
ポストパンク
PERSONZ
メタル(および後のヴィジュアル系)
X
「ヴィジュアル系」も参照
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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