この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "バントゥー語群"
バントゥー語群
Bantu, Narrow Bantu
民族バントゥー系民族
話される地域サブサハラアフリカ
言語系統ニジェール・コンゴ語族
大西洋・コンゴ諸語
ベヌエ・コンゴ語群(英語版)
Southern Bantoid
バントゥー語群
祖語バントゥー祖語
下位言語
南バントゥー諸語(英語版)、北東バントゥー諸語(英語版)ほか多数
ISO 639-2 / 5bnt
ISO 639-5bnt
図中の黄色い部分(Niger-Congo B)がバントゥー語群
バントゥー語群(バントゥーごぐん)、またはバントゥー諸語(バントゥーしょご)は、アフリカの広い範囲で話され、互いに共通性のある一群の言語で、言語系統的にはニジェール・コンゴ語族のベヌエ・コンゴ語群(英語版)に含められる。 Bantuという言葉はドイツの言語学者W. H. I. Bleek
名称
バントゥー語群を話す民族を総称してバントゥー系民族と呼ぶ。
分布域詳細は「en:Guthrie classification of Bantu languages」を参照
アフリカ中南部(カメルーン南部、ナイジェリア南東部、ガボン、赤道ギニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジ、ウガンダ、ケニア、ソマリア南端部、タンザニア、アンゴラ、ザンビア、マラウィ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ)の広い範囲で使われており、話者数は約3億1千万人にものぼる。 最も話者数が多いのはスワヒリ語(母語話者500万人以上、全話者は4000万人前後)であるが、母語話者数が最も多いのはショナ語(約1500万人)とズールー語(約1000万人)である。「バントゥー系民族#バントゥー系民族とバントゥー諸語のリスト」も参照 バントゥー語の最も顕著な特徴は、接頭辞を盛んに用いることである。各名詞はある名詞クラス(ヨーロッパ語の性のような区分)に属し、それぞれの言語に10種内外の名詞クラスがある。クラスは名詞に接頭辞で示されると同時に、形容詞と動詞にもそれとの一致が示される。複数も接頭辞の変化によって示される。動詞には多種の接頭辞がつき、抱合語的な性格も示す。 例えばスワヒリ語でMtoto mdogo amekisoma「小さな子供がそれ[本]を読んだ」という場合、Mtoto(子供)は形容詞mdogo(小さい)の接頭辞m-と動詞の接頭辞a-を支配する。-me-は完了時制を示し、-ki-は目的語マーカーで「本のクラス」と一致する。「子供」が複数になれば、Watoto wadogo wamekisomaとなり、さらに「本」が複数になればWatoto wadogo wamevisomaとなる。言語名は接頭辞がある形とない形の両方で呼ばれることがある(たとえばキスワヒリとスワヒリ語、セツワナとツワナ語など)。 バントゥー語ではこれらは基本的に接頭辞の付かない形では現れない。たとえば国名はボツワナBotswana、民族名はバツワナ人Batswana、1人の人間を指す場合はMotswana、言語はセツワナSetswanaとなる。 畳語がよく見られ、動作の反復や強調を表現するのに使われる。 バントゥー語は音韻論的には日本語に似ている。典型的には開音節CV(子音+母音)からなり、語はCV、VCV、CVCV、VCVCVなどで構成され常に母音で終わる。単独の鼻音も接頭辞などに多く使われるため、仮名で書くとンで始まる人名・地名が多い。鼻音以外の重子音は一般にはないので、日本語と同様に、外来語の重子音・末尾子音には母音が挿入されて、schoolがsukulu(チェワ語)、brushがburashi(スワヒリ語)のように変わる。 基本的には声調言語であったとされ、現在でも一部に声調言語がある。
諸言語
特徴
国立図書館
⇒スペイン
フランス
BnF data
ドイツ
⇒イスラエル
アメリカ
チェコ
その他
IdRef