バンダ海（バンダかい、Banda Sea）は、太平洋西部にある海[1]。広さは東西約1,000km、南北約500km。インドネシアの島嶼によって、境界が形成されており[2]、北から時計回りにモルッカ諸島、カイ諸島、タニンバル諸島、ソロール諸島、ブトン島、スラウェシ島がある。海域内には大きな島嶼はなく、バンダ諸島などの小規模な諸島のみが分布している。接続している海域は、北にセラム海、東にアラフラ海、西にフロレス海がある。
海底地形は、北部バンダ海盆、南部バンダ海盆、ウェーバー海盆等で構成されている[3]。水深は深く、4,000m前後の範囲が広く、海域東部では6,000mを超えるところがある。 地震活動が活発な地域であり、1938年2月にはバンダ海東部を震源としたマグニチュード8.5の地震(en
地震
脚注^ ⇒Banda Sea,britannica.com
^ ⇒Special Publication No.23 大洋と海の境界（第三版）,国際水路機関,1953年- ⇒インドネシア付近の図
^ ⇒GEBCO/NOAA gazetteer(地名辞典) > North Banda Basin,South Banda Basin,Weber Basin
^ アメリカ地質調査所 インドネシア付近の震源マップ
^ 世界の主な地震（2009年10月）,気象庁
^ 世界の主な地震（2012年12月）,気象庁
関連項目
バンダ海プレート
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