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出典検索?: "バンクーバー・スカイトレイン"
この項目では、カナダのバンクーバー都市圏の公共交通機関であるスカイトレインについて説明しています。スカイトレインのその他の用法については「スカイトレイン」をご覧ください。
バンクーバー・スカイトレイン
(Vancouver SkyTrain)
Bombardier ART Mark III
基本情報
国 カナダ
所在地ブリティッシュコロンビア州
種類ラピッド・トランジット、新交通システム
開業1985年12月11日
運営者トランスリンク
詳細情報
総延長距離79.5km
路線数3路線
駅数53駅
1日利用者数488,900人(2017年)
軌間1,435 mm(標準軌)
電化方式直流650V 第三軌条方式
(カナダラインのみ直流750V)
最高速度90 km/h
(カナダラインのみ80km/h)
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バンクーバー・スカイトレイン(英: SkyTrain)は、カナダのバンクーバーの中心街と、バーナビー、ニューウェストミンスター、サレー、リッチモンドなどのバンクーバー周辺都市やバンクーバー国際空港とを結ぶ鉄道系の公共輸送機関。メトロバンクーバーの交通行政を管轄するトランスリンクが運営しており、運行業務はブリティッシュコロンビア高速度交通会社(英: British Columbia Rapid Transit Company)および ProTrans BC に委託されている。 スカイトレインは、カナダの鉄道車両製造技術とコンピューター制御技術を世界に誇示するために、1986年のバンクーバー国際交通博覧会(Expo 86)に関連して、中規模都市のためのマス・トランジット・システム(大量輸送機関)のモデルとして計画・完成された。開通当時のルートは、バンクーバー市のウォーターフロント駅とニューウェストミンスター市のニューウェストミンスター駅間のみであった。なお、この交通博を記念して、基幹となっている部分の線をエキスポラインと呼んでいる。 編成は2両、4両、6両となっている。列車はコンピュータ制御で自動運転され、2016年にはドバイメトロを凌ぐ世界で1番目に長い距離を走る無人(コンピュータ制御)鉄道となった。一般的な鉄道で使われている固定式の閉塞を用いないため列車同士が非常に近づくことができ、2分から6分という短い間隔で列車がやってくる。 車両は鉄車輪と鉄レールで支持・案内されるが、エキスポライン、ミレニアムラインでは駆動は車上のリニアモーターで行う鉄輪式リニアモーターカー方式が採用されている。カナダラインでは一般的な電車と同じ駆動方式が採用されている。インフラ関係の建設は、SNC-ラバリン社が行っている。 路線開業年延長 (km)駅数ターミナル駅車両閉塞方式運行間隔(分)旅行時間(分) バンクーバー・スカイトレインには全部で3路線(エキスポライン、ミレニアムライン、カナダライン)がある。エキスポラインはバンクーバー中心部(ダウンタウン)で地下を走り、その他の地域では高架になっている。カナダラインはバンクーバー市内では住宅地を通るため殆どが地下区間であるが、空港やリッチモンド市内では高架区間となっている。 エキスポライン、ミレニアムラインは同じ車両とシステムを採用しており相互乗り入れが可能であるが、カナダラインは車両が異なる。 1986年開催のバンクーバー国際交通博覧会に合わせて1985年に最初に完成した最初の路線。バンクーバーの中心にあるウォーターフロント駅とメトロバンクーバー最大の衛星都市であるサレーのキングジョージ駅までを結ぶ。 2002年に開通したスカイトレイン2番目の路線で、VCC・クラーク駅からラファージレイク・ダグラス駅を結ぶ。 バンクーバーオリンピック開催に合わせ、バンクーバー国際空港を結ぶ空港連絡鉄道として2009年に開通した路線で、他のスカイトレインの路線とは異なりリニアモーター式ではない。 電車内、駅構内はすべてバリアフリーで、全駅にエレベータが設置されている。ホームは線路が直線の区間に配置されている。その為、電車とホームの間は2cmから5cmと狭く、車椅子でも手助けなしで乗降できる。列車の運行は全てコンピュータ制御なので、発車時間になると車内で発車サイン音が鳴りドアが自動的に閉まる。
概説
路線と駅
ピークオフピーク
■ エキスポライン198529.720ウォーターフロントキングジョージ /
プロダクションウェイ・ユニバーシティ鉄輪式リニアモーター駆動コンピュータ制御2 - 3*3 - 5*40 / 41
■ ミレニアムライン200223.517VCC・クラークラファージレイク・ダグラス同上同上3 - 46 - 1034
■ カナダライン200919.216ウォーターフロントリッチモンド・ブリグハウス /
YVR・エアポート鉄輪式通常モーター駆動3**3 - 10**25 / 26
* エキスポラインでは、コロンビア駅からサレー方面の本線とローヒード支線が分岐する。ラッシュ時は本線と支線が概ね2対1の本数で運行され、オフピーク時は交互に運行される。
** カナダラインでは、リッチモンド中心街方面との運行および空港方面との運行がそれぞれ交互に行われる。そのため、分岐駅のブリッジポートより先の区間での運行頻度は、分岐駅までの区間の1/2となる。
複線区間:カナダラインの末端部を除く全線
エキスポライン(Expo Line)詳細は「エキスポライン」を参照
ミレニアムライン(Millennium Line)詳細は「ミレニアムライン」を参照
カナダライン(Canada Line)詳細は「カナダライン」を参照
特徴
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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