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バンガード・グループ
種類非公開会社
業種資産運用業務
設立1975年5月1日 (49年前) (1975-05-01)
創業者ジョン・ボーグル
本社ペンシルベニア州 バレーフォージ、 アメリカ合衆国
主要人物モーティマー・J・バックリー(英語版)
(議長&CEO)
運用資産8.1兆米ドル(2022年時点)
従業員数 世界:約18,800名
ウェブサイトinvestor.vanguard.com/corporate-portal(英語)
www.teneopartners.co.jp/links/(日本語)
バンガード・グループ(The Vanguard Group, Inc.)は、アメリカ合衆国の登録投資顧問・資産運用会社。ペンシルベニア州に本社を置く。
ブラックロック、ステート・ストリートと並ぶ世界最大規模の資産運用会社であり、世界初のインデックス型投資信託(インデックスファンド)を個人投資家に提供した。2020年1月31日時点の運用総資産額は7.1兆米ドル(約765兆円)だった。ブラックロックに次ぐ、世界2位の投資信託および上場投資信託(ETF)の提供者である。投資信託とETF以外にも証券サービス、ファイナンシャル・アドバイス・サービス、教育資金サービス、など数々のサービスを提供している。
創業者のジョン・ボーグルは、世界初の個人投資家向けのインデックスファンドを設定した人物であり、幅広く投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られ、「インデックスファンドの父」とも呼ばれている。バンガードは上場企業ではなく第三者株主が存在しないため、ファンドの保有者がバンガードのファンドであり、バンガードのファンドに投資をする投資家がバンガードの保有者になる仕組みで経営されている。この独創的な会社構造により、ファンドの利益は第三者株主等ではなく、バンガードのファンドに投資をする投資家に還元されることになる。
世界各国で19拠点のオフィスを持ち、全世界に約1万7千人もの従業員を雇用する。日本の現地法人となるバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社は2000年に設立され、約20年間日本の投資家にバンガード商品を提供してきた。後にバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社は2021年4月30日付で解散の株主総会決議をしており、それに伴いウェブサイトを閉鎖したため、現在はTeneo Partners 株式会社へ移行している。 創立者のジョン「ジャック」ボーグルはプリンストン大学の卒業論文では、投資信託が継続的に市場平均を上回ることは極めて難しく、それより市場平均に連動する幅広く分散されたインデックス型投資信託(インデックスファンド)のほうが有効な投資ツールだ、と述べた。1951年にボーグルが書いた、低コスト、分散、規律などというインデックス投資の基本原則を見通していた論文が、バンガードの立ち上げ後に商品化させたインデックスファンドの基礎的なコンセプトとなった。 ボーグルが書いた卒業論文が、プリンストン大学の卒業生である米国で最も歴史のあるバランスファンドのウェリントン・ファンドの運用会社を1929年に創業したウォルター・L・モーガンの目にとまった。モーガンは22歳の青年を1951年にフィラデルフィアを拠点とする自身の投資運用会社であるウェリントン・マネージメントで採用した。これが、ボーグルの資産運用業界におけるキャリアの始まりだった。1965年にボーグルは35歳にしてウェリントンの社長として就任し、1966年にはボストンに拠点を置くファンド・マネジメント会社とM&Aを行ったが、M&Aが失敗してしまったため、1974年にM&Aの責任者であったボーグルは一度社長を解任された。ボーグルはそのことについてこう述べている:「あれ(解任されたこと)は、言い訳がきかない酷い間違いだったが、大きな学びでもあった。
歴史
創業以前(1951年 - 1974年)