聖バルナバ
聖バルナバのイコン
生誕不明
キプロス島
死没61年?
キプロス島、サラミス
崇敬する教派正教会
カトリック教会
聖公会
東方諸教会
ルーテル教会
記念日6月11日
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バルナバ(希:Βαρν?βα?、ラテン表記:Barnabas)は、新約聖書の『使徒行伝』に登場する初期キリスト教会のメンバー。正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人とされているほか、正教会では七十門徒に数えられている。
『使徒行伝』によれば、バルナバ(慰めの子の意味)と呼ばれていたこの人物は本名をヨセフといい、レビ族の出身で、キプロス島生まれのユダヤ人であった。彼は財産をすべて売り払って、その代金を使徒たちに差し出した[1]。
迫害者だったサウロ(パウロ)が回心すると、バルナバはすすんでこれを受け入れ、彼を保護してタルソスへ送った[2]。
パウロの第一回の宣教旅行の同行者となってキプロスから小アジア(現トルコ)をめぐったが、第二回宣教旅行にあたってマルコとよばれたヨハネの同行の是非をめぐって、パウロと議論になり、袂をわかってキプロスへ赴いた[3]。
脚注^ 使徒行伝4:36-37
^ 使徒行伝9:27-30
^ 使徒行伝15:36-40
関連項目
バルナバによる福音書 - バルナバが記したとされる福音書。
表
話
表
話
編
歴
新約聖書の預言者
福音書
アンナ
エリサベト
イエス
バプテスマのヨハネ
ナザレのヨセフ
イエスの母マリア
抱神者シメオン
ザカリア
使徒行伝
アガボ
アナニヤ
バルナバ
ユダ・バルサバス(英語版)
シリアのルキアス(英語版)
マナヘン(英語版)
パウロ
フィリポ
シラス
黒人シモン(英語版)
書簡&ヨハネの黙示録
パトモスのヨハネ(英語版)
二人の証人(英語版)
注: 斜体 は預言者としての立場には異論がある人物を示す