バラ色の日々_(THE_YELLOW_MONKEYの曲)
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「バラ色の日々」
THE YELLOW MONKEYシングル
初出アルバム『8
B面HEART BREAK
バラ色の日々 ?RAM JAM WORLD REMIX?
リリース1999年12月8日
ジャンルロック
時間15分58秒
レーベルBMGファンハウス
プロデュース吉井和哉
朝本浩文
ゴールドディスク
ゴールド (日本レコード協会 1999年12月)
チャート最高順位


週間4位(オリコン

登場回数10回(オリコン)

THE YELLOW MONKEY シングル 年表

SO YOUNG
(1999年)バラ色の日々
(1999年)聖なる海とサンシャイン
(2000年)

ミュージックビデオ
バラ色の日々 - YouTube


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「バラ色の日々」(バラいろのひび)は、THE YELLOW MONKEY19枚目のシングル
解説

前作から9か月ぶり、「PUNCH DRUNKARD TOUR 98/99」終了後初のシングル。初の外部プロデューサーとのコラボレーション作品で、同作から『SHOCK HEARTS』までの3作は「実験3部作」とも言われており、それまでとは大きく違った音造りを行った。

アレンジャーに朝本浩文が選ばれた理由について吉井和哉は、「『SO YOUNG』の時にニューヨークでアメリカ人とやって、そん時に凄いいいなあと思ったんだけど、日数的に時間があんまなくて『1週間で2曲ってどうだろうなあ?』と思って。もっとゆっくり長い期間でやってみたいと思ったんだけど、(中略)だから日本の人と余裕のある感じでやってみたらどうだろうなあと思って。で、日本で一番名のある人でやってみようってことで、まず最初に出す楽曲に合ってたのが朝本さんだったんすよ」 ? 吉井、『COMPLETE BURN』ロッキング・オン、2005年(インタビューは2000年)。p.258

と語っている。吉井は本来『聖なる海とサンシャイン』を休養からの復帰シングルと考えていたが、スタッフから「それだと休み明けには地味」「もっとパッとした曲のほうがプレゼンしやすい」などの意見が出たことを受け、この作品を休養開け1枚目のシングルにすることとした[1]

吉井曰く「THE YELLOW MONKEYとファンのテーマソング」。制作当初は暗い内容の歌詞であり、サビの歌詞も「君はこれからどうするの?」であった。しかし、周囲から「休養開けの第一弾にしては暗すぎる」と指摘があり、現在の形となった[2]。なお、CDのジャケットでは菊地英二がバラを持っているが、5000枚限定で菊地英昭が持っているバージョンが存在する。

楽曲の人気が高く、2012年ナタリー×レコチョクで行われた人気投票で第2位となった[3]。また、2013年に行われた『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』のファン投票では1位を獲得している。

バンド再集結後、15年半ぶりのテレビ出演となる『THE MUSIC DAY』(2016年7月2日放送)において「SPARK」とともに「バラ色の日々」を披露した[4]
収録曲

全作詞・作曲:吉井和哉
バラ色の日々 (4:49)編曲:THE YELLOW MONKEY・朝本浩文NHKポップジャム』エンディングテーマ。関西テレビ放送GTO』(2014)第2話挿入歌。テレビ東京天 赤木しげる葬式編』(2019)主題歌[注釈 1]フジテレビTHE SECOND ?漫才トーナメント?』(2023?)テーマソング[5]。2006年に大阪城ホールで行われた吉井のツアー「MY FOOLISH HEART」千秋楽公演のアンコールでこの楽曲を披露、これがソロとして初めてのバンド時代の楽曲披露であった。これ以前はソロになってからの楽曲のみでライブを行っていたが、以降のライブではバンド時代の中から様々な楽曲をピックアップして演奏している。ソロになってからは冒頭部分の伴奏をギターではなくピアノに差し替え(冒頭部分自体をカットすることもある)、原曲よりかなりテンポが速くなっている。

HEART BREAK (5:07)編曲:THE YELLOW MONKEY・笹路正徳森俊之

バラ色の日々 ?RAM JAM WORLD REMIX? (6:02)編曲:THE YELLOW MONKEY・朝本浩文アレンジを担当した朝本の所属するユニット「Ram Jam World」によるミックス。このトラックを短く編集したものが再集結に際して行われた全国ツアー「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」の特別公演を除く通常メニューのオープニングSEに使用された。

ミュージック・ビデオ

「バラ色の日々」のミュージック・ビデオ(PV)は北海道帯広市の中世のドイツをモチーフとしたテーマパーク『グリュック王国』のビュッケブルグ城で撮影された。監督は高橋栄樹。吉井和哉のパーマは、吉井本人によると「大失敗パーマ」[6]

THE YELLOW MONKEYのメンバー4人が入っている城に、武装した侵入者がイントロから突撃を始め、襲撃して来る。バンドメンバー4人は英語で歌う最後の部分に差し掛かると、侵入者の一斉射撃を浴びる。しかしその一斉射撃はバンドメンバー4人には全く効果がなく、4人は演奏を続け、侵入者の1人は城を脱出して無線を飛ばす。最後は侵入者イントロ部分の林の映像で終わる。
各曲の収録CD

#1. バラ色の日々

8』(2000年7月26日)※アルバムバージョン

GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』(2001年6月13日)

イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』(2013年7月31日)

THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』(2017年5月21日)※セルフカバー

#2. HEART BREAK

『8』(2000年7月26日)※アルバムバージョン

MOTHER OF ALL THE BEST』(2004年12月8日)※初回版DISC3

カバー

#1. バラ色の日々

Nothing's Carved In Stone(2009年12月19日、トリビュート・アルバム『THIS IS FOR YOU?THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』)※ギターの生形は吉井和哉ソロツアーのサポートメンバー。

奥田民生(2012年1月11日、ライブ・ビデオ『ひとり股旅スペシャル@厳島神社』)※2011年10月22日に行われた奥田の地元・広島のスモール・フェスにおけるコンサート。

世良公則(2012年10月3日、カバー・アルバム『BACKBONE』)※デビュー35周年にして初となるこのカバー・アルバムでは日本人アーティストたちの名ソングをカバーした[7]

MUCC&Aki(2016年3月、ライブ・ツアー「MAVERICK DC presents DOUBLE HEADLINE TOUR 2016『M.A.D』」中野サンプラザ公演)※逹瑯(MUCC)とAki(シド)のツインボーカル[8]

YOSHII LOVINSON/吉井和哉(2008年5月21日、ライブ・ビデオ「KAZUYA YOSHII LIVE DVD BOX 『LIVE LIVE LIVE』」など)※吉井和哉のソロによるカバー。

SMAP&THE YELLOW MONKEY(2016年10月17日、TV番組『SMAP×SMAP』)※この日の番組では「ALRIGHT」も共演[9]。共演は17年ぶり。

三浦祐太朗(2017年11月18日、BS-TBSサウンド・イン"S"』)※島田昌典によるリアレンジ[10]。三浦が尊敬するTHE YELLOW MONKEYの楽曲の中でも「バラ色の日々」は、三浦にとって人生のテーマソングともいえる楽曲という[10]


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