バラシンガ
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バラシンガジカ
バラシンガジカ Cervus duvaucelii
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書I
分類

:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:哺乳綱 Mammalia
:ウシ目 Artiodactyla
:シカ科 Cervidae
亜科:シカ亜科 Cervinae
:Rucervus
:バラシンガジカ R. duvaucelii

学名
Rucervus duvaucelii Cuvier, 1842
和名
バラシンガジカ
英名
Barasingha
Swamp deer

バラシンガジカ(Rucervus duvaucelii)は、シカ科に分類される偶蹄類。別名インドヌマジカ。
目次

1 分布

2 形態

3 分類

4 生態

5 人間との関係

6 関連項目

7 参考文献

8 外部リンク

分布

インドネパール
形態

体長180cm。尾長12-20cm。肩高110-135cm。体重170-182kg。頸部には鬣状に体毛が伸長する。腹面は淡黄色の体毛で被われる。

眼下部にある臭腺(眼下腺)は発達する。蹄は長い。これにより接地面が大きくなり、ぬかるんだ場所でも足をとられずに移動する事ができる。後肢の踵には臭腺(中足腺)がない。

夏季は背面が赤褐色、冬季には背面が黄褐色の体毛で被われる。幼獣は白い斑点が入る。

オスには左右に5-7本ずつ枝分かれした角がある。和名や英名(barasingha)は「12本の角」の意。角の長さは89cm。
分類

ションブルグジカを本種の亜種とする説もある。

3亜種に分かれるとされる。

Rucervus duvaucelii duvaucelii Cuvier, 1823 - など

生態

標高100-300mにある落葉広葉樹林内にある沼地湿原などに生息する。薄明薄暮性で昼間は茂みの中で休む。

食性は植物食で、主にを食べるが花、果実なども食べる。

繁殖形態は胎生。妊娠期間は240-250日。1回に1頭(まれに2頭)の幼獣を産む。
人間との関係

開発による生息地の破壊、角目的の乱獲などにより生息数は減少している。1995年における生息数はインドの個体群が3,500-4,000頭、ネパールの個体群が約1,900頭と推定されている。
関連項目

ウィキスピーシーズにバラシンガジカに関する情報があります。


シカ科

シカ亜科


参考文献

今泉忠明 『絶滅野生動物の事典 4版』、東京堂出版2003年、106頁。

今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、84頁。

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、42-43、152頁。

外部リンク

CITES homepage

Appendices I, II and III


IUCN Red List - Home Page -

Duckworth, J.W., Samba Kumar, N., Chiranjibi Prasad Pokheral, Sagar Baral, H. & Timmins, R.J. 2008. ⇒Recervus duvaucelii. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1.


環境省

基本情報:特定外来生物等一覧(外来生物法)


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更新日時:2017年9月16日(土)20:56
取得日時:2019/01/31 20:35


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