バファロー大隊
Sergeant Rutledge
監督ジョン・フォード
脚本ジェームズ・ワーナー・ベラ
『バファロー大隊』(Sergeant Rutledge)は、1960年のアメリカ映画。西部劇であるが、黒人差別を扱った法廷ドラマとしても観られる作品である。
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}が望まれています。
1880年。バッファロー・ソルジャー第九騎兵隊の指揮官であるダブニー少佐が射殺され、さらにその娘であるルーシーが強姦のすえ絞殺されて、彼女が身に着けていた金の十字架のネックレスが盗まれているのが見つかる。騎兵隊に所属する黒人兵のラトレッジ軍曹が強姦・殺人の容疑で軍法会議にかけられることになり、カントレル中尉が、ラトレッジの弁護人に任命される。ラトレッジはダブニー殺害については認めたものの、ルーシーの殺害については否定していた。
裁判では、証人のメアリー・ビーチャーらの証言から、アパッチ族との戦闘におけるラトレッジの英雄的行動(アパッチ族の襲撃からメアリーを守り、逮捕後もアパッチ族の待ち伏せを知らせ隊を救う)が明らかとなる。しかし検察側は、そのことで殺害の容疑が晴れたわけではないと反論する。
次に弁護側は、証拠品として金の十字架のネックレスと「C.H.」とイニシャルの打たれた狩猟用コートを持ち出す。ネックレスは町や牧場を襲撃していたアパッチが身につけていたものであり、コートのイニシャルはアパッチに殺害された男性・クリスのものと一致した。弁護人のカントレルは、クリスがルーシーを殺害し、その後やってきたラトレッジは、その犯人と決めつけたダブニーに襲われ、正当防衛で反撃したものと主張する。すると検察側に「提出された品はありふれたもので区別がつかず、証拠にならない」と反論される。またカントレルも、小柄なクリスのものにしてはコートのサイズが大きい、と疑問に思っていた。
そんな中、傍聴人として法廷にいた、雑貨屋を営むクリスの父親が「自分の息子のせいで、罪のない黒人兵が死刑になるのを見ていられない」と証言台に上がり、「ネックレスは私が売ったものだ。十字架の裏に傷があったため交換を申し出たがルーシーは『自分のものだという印になる』と言って交換しなかった」と発言。このまま死んだクリスが真犯人と決まって閉廷するかと思われたが、カントレルはこの父親のイニシャルも「C.H.」であることや、父親のものならコートのサイズも不自然でないことに気づく。カントレルはクリスの父親を問い詰め、彼は罪を認めた。
こうして真犯人が逮捕され、ラトレッジは再び部隊に復帰した。 役名俳優日本語吹替
キャスト
NET版
カントレル中尉ジェフリー・ハンター井上孝雄
メアリー・ビーチャーコンスタンス・タワーズ
フォスゲート大佐夫人ビリー・バーク木下ゆず子
ラトレッジ曹長ウディ・ストロード小林修
スキッドモア軍曹ファノ・フェルナンデス(英語版)雨森雅司
フォスゲート大佐ウィリス・ボーシェイ(英語版)富田仲次郎
シャタック大尉カールトン・ヤング(英語版)穂積隆信
マルクイーン中尉ジャドソン・プラット(英語版)緑川稔
エクナー医師チャールズ・シール(英語版)上田敏也
不明
その他加藤正之
仲木隆司
野島昭生
田中康郎
清川元夢
日本語スタッフ
演出春日正伸
翻訳宇津木道子
効果赤塚不二夫
調整山田太平
制作日米通信社
解説淀川長治
初回放送1975年10月26日
『日曜洋画劇場』
脚注^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)171頁
関連項目
人種差別
外部リンク
バファロー大隊 - allcinema
⇒バファロー大隊 - KINENOTE
Sergeant Rutledge - オールムービー(英語)
Sergeant Rutledge - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ジョン・フォードのフィルモグラフィ
1910年代
颱風
The Fighting Gringo
快中尉
腕力家
愛馬
武力の説教
誉の名手
光の国へ
恵の光
鄙より都会へ
幽霊騎手
布哇の一夜
黄金の罪
深紅の血汐
砂に埋もれて
新生涯
切望 (フランシス・フォードと共同)
鉄窓を出て
恋の投縄
戦う兄弟たち
回春録
牛泥棒たち
空拳
拳銃の掟
インディアンの郵便で
拳銃使いの牧童
復讐の騎手
最後の無法者
さすらいの旅
鞍上の勇者
正義の騎手
西部の紳士
恵の光
1920年代
A街の貴公子
二十九号室
西方の勇者
野人の勇
The Big Punch
熱血の焔
疾風の如く
吹雪の道
雷電児
百発百中
ジャッキー
嘆くな乙女
銀色の翼 (エドウィン・カリューと共同)
村の鍛冶屋
The Face on the Bar-Room Floor
Three Jumps Ahead
侠骨カービー
意気天に沖す
豪雨の一夜
アイアン・ホース
オーロラの彼方