バビロンに帰る
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2
著者F・スコット・フィッツジェラルド
村上春樹
訳者村上春樹
イラスト和田誠
発行日1996年4月7日
発行元中央公論社
ジャンル小説、エッセイ
国 日本
言語日本語
形態上製本
ページ数251
コードISBN 978-4120025617
ウィキポータル 文学
『バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2』は、20世紀前半のアメリカの小説家F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説集(村上春樹のエッセイ1編を含む)。 1996年3月、中央公論社で刊行。装丁と表紙画は、前作と同じく和田誠。 タイトルどおり「スコット・フィッツジェラルド・ブック」シリーズの2作目だが、前作はフィッツジェラルド作品へのガイドブック的要素が強かったのに対し、本書は短編翻訳5編と紀行エッセイ1編での構成。1999年9月に中公文庫で再刊。 2008年11月、中央公論新社「村上春樹 翻訳ライブラリー」シリーズの一冊で新書化され、新版はマルカム・カウリーのエッセイ「スコット・フィッツジェラルド作品集のための序文」を翻訳収録。 タイトル執筆者初出
概要
内容
ジェリービーン
The Jelly-Beanスコット・フィッツジェラルド『文學界』1991年4月臨時増刊号『村上春樹ブック』
カットグラスの鉢
The Cut-Glass Bowl
結婚パーティー
The Bridal Party
バビロンに帰る[1]
Babylon Revisitedスコット・フィッツジェラルド『新潮』1991年4月増刊号『これ一冊でわかる世界の文学』
新緑
A New Leafスコット・フィッツジェラルド訳し下ろし
スコット・フィッツジェラルドの幻影
――アッシュヴィル、1935村上春樹『マリ・クレール』1992年10月号
スコット・フィッツジェラルド作品集のための序文マルカム・カウリー※「村上春樹 翻訳ライブラリー」版のみに収録
脚注^ 一般的には『バビロン再訪(英語版)』のタイトルで知られる。同作品は1954年に映画化された(邦題『雨の朝巴里に死す』)。
関連項目
マイ・ロスト・シティー
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック
雨の朝巴里に死す