バトル・ドロイド
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「バトルドロイド」はこの項目へ転送されています。1984年にアメリカのゲーム会社FASA社が製作したボードゲームについては「バトルテック」をご覧ください。
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バトル・ドロイド(battle droid)は、アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズおよびそのスピンオフ作品に登場する、架空の兵器。戦闘用ドロイドの総称。
歴史

バトル・ドロイドは、ヤヴィンの戦いの約49,000年前に広大な領域を支配し、「無限帝国」という巨大国家を建国したラカタ[1]が運用していた、ラカタン・ガーディアン・ドロイド(Rakatan guardian droid)が最古のバトル・ドロイドだとされており、ヤヴィンの戦いの25,130年前には独裁者シム・ザ・デスポットがウォー=ドロイド(war-robot)をハットとの戦いに投入している。

映画では『エピソード1/ファントム・メナス』にてナブー侵攻を行なった通商連合の運用する兵士として初登場。『エピソード2/クローンの攻撃』では新たに結成された独立星系連合が運用する様々なバトル・ドロイドが登場し、クローン大戦では各地で銀河共和国クローン・トルーパーと戦う。『エピソード3/シスの復讐』において、ヌート・ガンレイ以下独立星系連合幹部がダース・シディアスの密命を受けたアナキン・スカイウォーカーによって皆殺しにされ、全ドロイドの機能が停止させられた。その後、銀河帝国の時代において、帝国軍は容易に製造可能で、なおかつ反逆の可能性もあるバトル・ドロイドを好まず、共和国の流れを汲む同盟軍も同様であったため、急速に戦場から姿を消すこととなる。ただし、一部のドロイドは機能停止を免れたり、また、少数のドロイド・ユニットが、様々な人々によって修理および再プログラムされ、使用され続けている。
通商連合

通商連合を主導するニモイディアンは極端に死を恐れ、単純労働を嫌っているために多くのバトル・ドロイドを保有している。
B1バトル・ドロイド
仕様

バクトイド・コンバット・オートマタ社製で、製品名はBシリーズ・バトル・ドロイド、型式名はB1バトル・ドロイド(B1 battle droid)である。パワーパックブラスター・ライフル等を搭載し、単一の中央制御コンピューター(CCC)に従って動く。一般兵は人工知能がほとんど搭載されていないため語彙には乏しいが、上官クラスになると多少知能は補完されているようで、必要に応じてある程度会話も可能である[2]。ある程度知能を持ったドロイドも、そうでないドロイドも、究極的には制御コンピュータの命令に従う。輸送時には体育座りの状態でMTT(重装甲の兵員輸送車)に格納される。またバトル・ドロイドは恐ろしいほどの画一性を保っており、他と識別できるのはコムリンク・ブースター・パックの裏面に表記された数字だけである。また、階級や役割等によって特別な機能を持つドロイドはボデイのラインが色分けされており、海老茶色[3]がMOOセキュリティ・バトルドロイド、青が操縦兼整備士、黄色はMOOコマンドー・バトルドロイド、それ以外の無印は通常の一般兵を表している。外観は長身の細身で高さは1.91メートル、剥き出しのジョイント部と骨白色の金属骨格で構成されている。その外見はヌート・ガンレイらニモイディアンの、野外に放置された白骨死体をモデルにしたとされ、骸骨=死という印象を敵に与えている。指揮官には一般兵よりも大型のコムリンク・ブースター・パックが装着されているが、操縦兼整備士と警備兵にはコムリンク・ブースター・パックは装着されていない。

ナブーの戦いの後、通商連合に軍縮が課せられたため、これに代わる供給ラインとして、惑星ジオノーシスのドロイド工場で密かに生産が続けられ、のちにクローン大戦を引き起こす分離主義勢力の軍事基盤となった。クローン大戦期には、用途や活動場所などに応じて迷彩色などの塗装が施され、生身の人間が活動困難な場所に数多く配備された。また『エピソード2/クローンの攻撃』において、C-3POの頭部と胴体とが、前述のドロイド工場の製造ラインに紛れ込んで、別々に組み立てられるという珍事が起きている。この時、頭部がバトル・ドロイドの場合には、メンテナンスを要求したり、逆にC-3POの場合には、突然口調が荒っぽくなったりと不具合が発生した。

後に、ブラスターを内蔵型・連射式にし、装甲を大幅に強化したスーパー・バトル・ドロイド(後述)も登場している。こちらは人工知能も大幅に改良されており、判断能力などが以前よりも向上している。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』テレビシリーズでは、姿形はB1バトル・ドロイドと変わらないが、機敏な動きをする特殊部隊仕様のコマンド・ドロイドや、ずんぐりとした指揮官仕様のタクティカル・ドロイドなどのバリエーションが登場している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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