バットマン_(アニメ)
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バットマン
ジャンル
アクション
探偵
ドラマ
アドベンチャー
スーパーヒーロー
アニメ
原作DCコミックス
総監督アラン・バーネット
エリック・ラドムスキ
ブルース・ティム
ポール・ディニ
シリーズ構成ブルース・ティム
ポール・ディニ、
マイケル・リーヴス、他
キャラクターデザインブルース・ティム
グレン・ムラカミ
マイケル・ディーデリッヒ、他
メカニックデザインシェイン・ポインデクスター
音楽ダニー・エルフマン
シャーリー・ウォーカー
アニメーション制作ワーナー・ブラザース・アニメーション
製作ワーナー・ブラザース
放送局 フォックス・キッズ
テレビ東京系列カートゥーン ネットワーク
放送期間 1992年9月5日 - 1995年9月15日
1992年12月2日 - 1993年9月29日
2000年8月7日 - 9月11日
話数全85話
アニメ:The New Batman Adventures(シーズン3)
アニメーション制作ワーナー・ブラザース・アニメーション
キョクイチ東京ムービー(主要スタジオ)
製作ワーナー・ブラザース
放送局 Kids' WB
放送期間 1997年9月13日 - 1999年1月16日
話数全24話
その他日本未放映。
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『バットマン』 (Batman: The Animated Series) は、DCコミックスが刊行するアメコミバットマン』を原作とした1990年代にアメリカで製作・放送されたテレビアニメシリーズ。同一の世界観のクロスオーバー作品群として扱う「DCアニメイテッド・ユニバース」でもある。

日本ではテレビ東京で1992年から1993年にかけて一部のエピソードが放送され、後にカートゥーン ネットワークで新たに20数話を吹き替えて放送された。
概要

1989年に公開されたティム・バートン監督の映画『バットマン』を受け、ワーナー・ブラザース・アニメーションにより企画・製作された。劇判も映画のものを基調としている。アニメーターには新進のスタッフであるブルース・ティムなどを起用。線の少ないキャラクターデザインをダイナミックに動かすことを重視。かつフィルムノワールアールデコゴシック風味を背景、舞台設定に取り入れた。作画には日本のアニメスタッフも多く関わっている[1][2]

アメリカで1992年より放送が開始され、当時上映されていた映画『バットマン・リターンズ』との相乗効果もあって視聴率も上々となり、シリーズ自体は1999年まで続いた。その後も同製作スタッフによる『バットマン・ザ・フューチャー』(本作の40年後の未来世界の話)、『ジャスティス・リーグ』(スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンなど多くのヒーローが所属するチームの活躍を描く)などが製作された。

当初は『Batman: The Animated Series』のタイトルで、フォックス・ネットワークにて65話を放送。1993年に『The Adventures of Batman and Robin』と改題し、助手のロビンをレギュラーとして固定した20話を制作・放送した。その後、ワーナーの子供向け枠に局を移し、先行して放送されていた『スーパーマン』(Superman: the Animated Series)と枠を合併、『The New Batman/Superman Adventures』として24話を放送した。このシリーズでは、初代ロビンが独立、二代目ロビンの登場など設定を数年後に移し、バットガールをレギュラーとして固定、キャラクターデザインも一新された。スーパーマンとの競演、キャラクターの相互出演も多い。

幾つかのキャラクターがアニメオリジナルとして創造されたが、その人気の高さゆえに後にコミックに取り入れられたキャラクターも数多い。代表例はジョーカーのパートナー、ハーレイ・クインである。

アニメ版のコミックも出版された。初期シリーズにて『The Batman Adventures』のタイトルで36話、『The Batman and Robin Adventures』のタイトルで25話。スーパーマンとの枠合併時に『Batman: Gotham Adventures』のタイトルで60話。『ジャスティス・リーグ』の時期に『Batman Adventures』のタイトルで17話が出版された。アニメ未登場のコミック版敵キャラクターなどをアニメ風デザインで登場させたり、脇役にスポットをあてるなど、特徴あるシリーズである。

日本においては、初放送時には43話で打ち切りとなった。後の2000年に当時の声優陣を揃え、未放送エピソードを吹き替えて放送された。オープニング・ナレーションは山寺宏一が担当。また、上記コミックシリーズは、二度の映画の公開に合わせて小学館プロダクション(現・小学館集英社プロダクション)から『バットマン:マッドラブ』が、ジャイブから『バットマン:ハーレイ&アイビー』が邦訳・出版された。

「氷の心を持つ男(Heart of Ice)」「ロビンの復讐(Robin's Reckoning)」などでエミー賞を獲得している[3]
ストーリー

ここは犯罪都市「ゴッサムシティ」。「おい見たか?」。

警察の飛行船のパイロットが蝙蝠の怪人を目撃し話題となっていた。ゴッサムシティに現れた新たなる怪人「マンバット」は製薬会社から薬品を強奪していた。それに立ち向かうのは我らがゴッサムシティの闇の騎士「バットマン」。バットマンはマンバットの正体をカーク・ラングストロム博士だと突き止め救おうとするが、マンバットに変身したラングストロムに襲われる。マンバットと交戦しなんとか気絶させるバットマン。マンバットをラングストロムの妻、フランシーヌに送り届けたバットマンは治療によりマンバットをラングストロムに戻す。

だがこれはバットマンにとっての戦いの一つに過ぎなかった。
メインキャラクター
バットマン / ブルース・ウェイン
声 - 玄田哲章[4]/英 - ケヴィン・コンロイマイケル・アイアンサイド(80代)ゴッサム・シティの大富豪にして闇の騎士。映画よりもヒーローとしての性格が強く造形されている。
ロビン→ナイトウイング / ディック・グレイソン
声 - 松本保典[5]、少年時代 - 折笠愛/英 - ローレン・レスター、少年時代 - ジョーイ・シムリンバットマンの助手。「The New Batman」よりナイトウイングとして登場。
アルフレッド・ペニーワース
声 - 北村弘一[6]/英 - クライヴ・レヴィルエフレム・ジンバリストJr.ブルースの忠実な老執事。バットモービルなどの整備もこなす。
バットガール / バーバラ・ゴードン
声 - 林原めぐみ/英 - メリッサ・ギルバートタラ・ストロングメアリー・ケイ・バーグマン(『バットマン サブゼロ 凍りついた愛』のみ)ゴードン市警本部長の娘。


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