バック・トゥ・ザ・フューチャー_PART2
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バック・トゥ・ザ・フューチャー
PART2
Back to the Future Part II
監督
ロバート・ゼメキス
脚本ロバート・ゼメキス
ボブ・ゲイル
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
出演者マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
トーマス・F・ウィルソン
リー・トンプソン
エリザベス・シュー
ジェフリー・ウェイスマン
音楽アラン・シルヴェストリ
撮影ディーン・カンディ
編集アーサー・シュミット
製作会社アンブリン・エンターテインメント
配給 ユニバーサル映画
UIP
公開 1989年11月22日
1989年12月9日
上映時間108分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$40,000,000[1]
興行収入$118,450,002[1]
$331,950,002 [1]
95億円 [2]
配給収入55億3000万円 [3]
前作バック・トゥ・ザ・フューチャー
次作バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(Back to the Future Part II)は1989年アメリカ映画で、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ3部作の2番目にあたる。SF映画。監督はロバート・ゼメキス

シリーズの2作目と3作目は同時に製作され、6か月間の間を空けて公開された。
あらすじ

マーティ・マクフライが1955年11月12日から1985年に帰還した翌朝、マーティとガールフレンドのジェニファーの前に突然エメット・ブラウン博士(通称ドク)がデロリアンで現れた。未来においてマーティの息子がトラブルを起こし、それを機に未来のマクフライ家が破滅することが判明したという。それを回避するため、マーティとドクはジェニファー共々、30年後の2015年10月21日にタイムトラベルする。デロリアンは空中を飛行するが、炎の軌跡を残して消える瞬間を、ビフ・タネンが目撃していた。

2015年10月21日に着いたマーティは、将来的にジェニファーと結婚することと、彼女と自分の息子であるマーティ・マクフライJr.がひ弱でだらしない性格で、ビフの孫であるグリフの言いなりになった挙句に窃盗容疑で逮捕され懲役20年の刑に処されること、連鎖して娘が犯罪を犯し、マクフライ家の家族崩壊を引き起こしてしまうことを知る。ドクの作戦でマーティは息子本人になりすまし、レトロ喫茶「Cafe 80's」でグリフからの命令を断った。しかし腰抜けと言われたことで怒ったため店内で喧嘩になり、ホバー・ボードによる追跡劇に発展するが何とか逃げ切る。逆に、追跡劇で裁判所を破壊してしまったグリフが逮捕され、息子が起こすはずだったトラブルをどうにか未然に防ぐことができた。未来からの帰りがけに、マーティは骨董品屋で1950年?2000年の主要スポーツの試合結果が書かれた年鑑を買い、スポーツ賭博で一儲けを企む。しかしドクに見つかり「お金儲けのためにタイムマシンを発明したわけじゃないんだ」と叱られてゴミ箱に投棄される。一連の流れを見ていたビフ・タネン老人は、デロリアンがタイムマシンであることを知り、ゴミ箱から年鑑を回収していた。

そうこうしている内に、眠らせて路地裏に置いていたジェニファーが2015年の本人と勘違いされ、警官に護送されてしまい、マーティとドクは未来のマクフライ家へジェニファーを助けに向かう羽目になる。目覚めたジェニファーは未来の暗雲たる自身の家庭と夫婦生活を知り、更に未来の自身と遭遇してしまったジェニファーはまたも気絶、どうにかドクによって回収された。その頃、ドクとマーティがマクフライ家へ向かっている間にビフ老人がデロリアンを盗み、どこかへタイムトラベルしてデロリアンを元の位置に戻す。体調が悪化するビフ老人は、杖を折りながらデロリアンから立ち去った。

トラブルを解決したマーティたちはデロリアンで1985年の夜に戻ったが、マーティの家には別の家庭が住んでおり、窓から家へ入ると不審者扱いされて叩き出されてしまう。ヒルバレーも様変わりしており、ビフは娯楽施設「ビフの娯楽パラダイス」を擁する一大資産家に、そしてマーティの母ロレインはビフと再婚させられ、マーティは義理の息子となっていた。そればかりでなく、マーティの父ジョージは1973年に殺害されていたのだ。ジョージの墓の前で悲哀にくれるマーティの所へ、ドクがやって来てタイムパラドックスが起きた可能性を説明する。ドク自身も、1983年に精神異常者として精神病院に入院させられることになっていた。デロリアンの中でビフ老人の杖の持ち手を見つけ、過去のビフの写真にあの年鑑が映っているのを見つけたドクは、2015年にビフ老人が年鑑を入手し、過去のビフに渡したと推測する。全ての原因があの年鑑にあると気づいたマーティは、ビフの部屋で年鑑を手に入れた経緯を聞き出す。ビフは、時計台に落雷があった1955年11月12日に、遠い親戚と名乗る老人からスポーツ年鑑を手に入れたこと、未来の自分から渡された年鑑によってスポーツ賭博で大金持ちになったことを話す。そして、老人と若者が年鑑を取り返しに来るから殺すよう言われたと、マーティを射殺しようとする。マーティを娯楽パラダイスの屋上に追い詰めたビフは、ジョージが殺された時も犯人は分からなかったと、引き金を引こうとする。しかしマーティはドクが操縦するデロリアンに飛び乗り、何とか危機を脱する。ドクとマーティは、元の未来を取り戻すため1955年11月12日へと旅立つ。

1955年11月12日に戻ったマーティはドクは、若き日のビフが2015年のビフ老人と接触するのを目撃する。マーティとドクは別行動をとり、マーティは年鑑をとり戻すためビフの車に乗り込んだが、ビフのガレージに閉じ込められてしまう。ビフ老人から年鑑を受け取った若き日のビフは車でダンスパーティーに向かい、マーティは年鑑を取り戻そうとするが、邪魔が入って思うようにはいかない。ビフはパーティー会場でも年鑑を肌身離さず持ち歩いていたが、ストリックランドに見付かり取り上げられてしまう。マーティはストリックランドの部屋に忍び込み年鑑を手に入れるが、それはカバーを替えた別の雑誌だった。マーティはビフがジョージに殴られて気絶した場所に戻り年鑑を手に入れるが、ビフの仲間に見付かりパーティー会場に逃げ込む。ビフの仲間たちはステージで演奏する過去のマーティを見つけ叩き出そうとするが、未来が変わることを阻止しようとする現在のマーティに倒される。

マーティは屋上で待機するドクの元に向かおうとするが、ビフに見つかり、挑発に乗ってしまったために襲われ、年鑑を奪われてしまう。会場を後にしたビフを追うため、マーティはドクと合流してデロリアンでビフを追跡する。マーティはホバー・ボードに乗り換えてビフの車に接近して年鑑を再び奪い返すことに成功し、年鑑を焼却する。年鑑が消えたことにより、新聞の見出しが変わって未来は変わったことを確認したマーティとドクは、元の1985年に戻ろうとする。だが、激しい嵐でマーティはデロリアンに乗れず、目の前で雷が落ちたデロリアンがドクを乗せたまま消えてしまう。途方に暮れるマーティの元に、電報会社(ウエスタンユニオン)の男が現れ手紙を渡す。それは、落雷の影響で1885年に飛ばされていたドクが、マーティ宛てに書いた70年を経た手紙であった。マーティは1985年に戻るため、1955年のドクに会いに行く。(前作・PART1で)ついさっき1985年へと帰っていったばかりのマーティが再び現れたことに、1955年のドクは気絶してしまうのだった。
キャスト詳細は「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの登場人物」を参照

役名俳優日本語吹替
ソフト版テレビ朝日BSジャパン[4][5][6]
マーティ・マクフライマイケル・J・フォックス山寺宏一三ツ矢雄二宮川一朗太


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