バック・イン・ブラック
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『バック・イン・ブラック』

AC/DCスタジオ・アルバム
リリース1980年7月25日
録音1980年
ジャンルハードロック
時間41分57秒
レーベルアトランティック(オリジナル盤)
エピック(リイシュー盤)
プロデュースマット・ラング
専門評論家によるレビュー


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AC/DC アルバム 年表

地獄のハイウェイ
(1979)バック・イン・ブラック
(1980)悪魔の招待状
(1981)


ミュージックビデオ
「Hells Bells」 - YouTube
「What Do You Do for Money Honey」 - YouTube
「Let Me Put My Love into You」 - YouTube
「Back in Black」 - YouTube
「You Shook Me All Night Long」 - YouTube
「Rock and Roll Ain't Noise Pollution」 - YouTube
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『バック・イン・ブラック』(Back in Black)は、AC/DCの6作目のアルバムである。1980年に発売され、マイケル・ジャクソンの『スリラー』、イーグルズの『イーグルス・グレイテスト・ヒッツ 1971-1975』に次いで世界で3番目に売れたアルバムとなった[1]
概要

アメリカプラチナ・ディスクを獲得した前作『地獄のハイウェイ』リリース後、ボーカルのボン・スコットが泥酔中の事故で亡くなったため、後任にブライアン・ジョンソンが加入して最初に制作されたアルバムである。このアルバムの総売り上げは5,000万枚を超えており[2]、アメリカでの総売上は2019年の時点で2,500万枚で(RIAAによる)、イーグルスグレイテスト・ヒッツ 1971-1975』、マイケル・ジャクソンスリラー』、イーグルス『ホテルカリフォルニア』に次ぐ4番目のセールスを記録[3]している。ビルボードでは最高4位だが、131週チャートインのロングセラーとなった。

タイトル・ナンバーのリフは、映画スクール・オブ・ロック』など様々な所で断片的に用いられている。また、リヴィング・カラーがアルバム『コライドスコープ (Collideoscope)』でカヴァーしている。また、同曲のミュージック・ビデオは、YouTubeでの再生回数が10億回を突破し、2024年2月にビリオン・ヴューズ・クラブ入りしている[4]

ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、77位にランクインした[5]
収録曲
地獄の鐘の音 - Hells Bells ? 5:12

スリルに一撃 - Shoot to Thrill ? 5:17

危険なハニー - What Do You Do for Money Honey ? 3:35

ロックン・ロール・ハリケーン - Givin the Dog a Bone ? 3:31

欲望の天使 - Let Me Put My Love into You ? 4:15

バック・イン・ブラック - Back in Black ? 4:15

狂った夜 - You Shook Me All Night Long ? 3:30

死ぬまで飲もうぜ - Have a Drink on Me ? 3:58

シェイク・ア・レグ - Shake a Leg ? 4:05

ノイズ・ポルーション - Rock And Roll Ain't Noise Pollution ? 4:16

国内盤について

日本国内では契約の関係から、AC/DCのアルバムは長い間1990年代に発売された国内盤(発売元はワーナーミュージック・ジャパン)が全タイトル共に廃盤となっており、欲しい場合は中古CD店で探すか、輸入盤を購入するしかなかった。しかし、2007年12月からソニー・ミュージックエンタテインメントより本作品を含むAC/DCのすべてのオリジナル・アルバムの国内盤が紙ジャケ仕様で復刻された。
その他

1曲目の地獄の鐘の音 - Hells Bellsは、アメリカメジャーリーグで使用されるリリーフ投手登板時BGMのひとつ。サンディエゴ・パドレスの人気選手トレバー・ホフマンの登板時BGMとして知られる[6]2006年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝(日本キューバ戦)8回裏で、1点差の緊迫した場面で大塚晶則が登板した際もBGMとして使用され、日本でも話題となった。(もともと大塚とホフマンは大塚のサンディエゴ時代の同僚で、大塚が直接ホフマンに許可を得て使用。ホフマンからは快諾とともに、Trevor Time ならぬ"Aki Time"にしろと激励された。会場のサンディエゴで、Hells BellsをBGMにして登場した大塚は地元ファンの声援を受け、この回を0点で抑え、日本のWBC初優勝に貢献した。[7])また、日本プロバスケットボールリーグ琉球ゴールデンキングスのホームゲームの際の選手入場曲としても使われている。さらにプロボクシングではWBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司が入場曲として使用している。そして北米アイスホッケーリーグのNHLのニュージャージー・デビルズの入場曲にもなっている。
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史上最も売れたアルバム一覧(List of best-selling albums)英字版wiki
脚注^ “Gold & Platinum” (英語). RIAA. 2019年5月14日閲覧。
^ “AC/DC's 'Back In Black' at 35: Classic Track-by-Track Album Review”. Billboard. 2019年4月14日閲覧。
^ “Gold & Platinum” (英語). RIAA. 2019年4月14日閲覧。
^ “AC/DC、「Back In Black」のYouTube視聴回数が10億回を突破”. BARKS (2024年2月1日). 2024年2月2日閲覧。
^500 Greatest Albums of All Time: AC/DC, 'Back in Black' 。Rolling Stone
^ 「 ⇒MLBオールスターゲーム2006 "テーマ曲" 対決――ジョナサン・パペルボンvs.トレバー・ホフマン」 『 ⇒スポーツナビ』、2006年7月11日。


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