バックドロップ
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この項目では、プロレス技について説明しています。

声優ユニットのBACK DROPSについては「だいず」をご覧ください。

名古屋テレビ放送で放映される番組については「バックドロップ (テレビ番組)」をご覧ください。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの後ろ向きコースターについては「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」をご覧ください。

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出典検索?: "バックドロップ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年7月)

バックドロップ(Backdrop)は、レスリングプロレスで用いられる投げ技の一種である。日本名は岩石落とし(がんせきおとし)。アメリカ合衆国ではベリー・トゥー・バック・スープレックス(Belly-to-Back Suplex)とも呼ばれる。
概要

相手の背後から片脇に頭を潜り込ませて相手の腰を両腕で抱え、後方へと反り投げる。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ルー・テーズが開発されたとされているが、実際には大正時代にドイツ出身柔道家のアド・サンテルが柔道技の裏投げを弟子のティヤシュ・ラヨシュに伝えて彼が改良を加えて完成させた。ラヨシュは英語ではアロイジャス・マーティン・ルー・セスと名乗っており、これが日本で誤読されてテーズになったとする説が有力である[要出典]。

日本でテーズがバックドロップを必殺技にして活躍したため、「ルー・テーズ=バックドロップ」のイメージが定着したのも誤解の原因であるが、バックドロップをポピュラーなプロレス技として世間に広めたのはテーズである(古くからの日本人レスラーやオールドファンはバックドロップのことを「ルー・テーズ」と呼んでいる)。

だが、これ以前からレスリングではブリッジを活かしたバック投げ(バック・スープレックス)が一般化しており、こちらがルーツであると言う見解もある。

テーズによって日本にもたらされたバックドロップは、日本プロレスの開祖である力道山を含む日本の強豪レスラー達を次々に沈めた技として強い衝撃をもたらした。やがて、力道山もバックドロップを使用するようになり、晩年は空手チョップに次ぐフィニッシュ技として使用していた。

アントニオ猪木延髄斬りを多用する以前は、コブラツイスト卍固めと共にフィニッシュ技としていた。ウィレム・ルスカとの異種格闘技戦において、バックドロップ3連発を放ったシーンは長くワールドプロレスリングのオープニングを飾るシーンとして放送されていた。ジャンボ鶴田はテーズから直接伝授され、フィニッシュ技として蘇らせた。

一方で危険な技の一つとしても知られる。ジャイアント馬場は自身の長身でバックドロップを放つことは非常に危険であることを察知して、肩越しに相手をスライドさせるような形でドリー・ファンク・ジュニアの抱え式バックドロップを使用していた。1990年6月12日には、新日本プロレス福岡国際センター大会で行われたシングルマッチで後藤達俊のバックドロップを受けた馳浩が、試合終了後に一時的な心臓停止に追い込まれたことがある(詳しくは後述の「派生技」を参照)。死亡に至ったリング禍としては2009年6月13日、プロレスリング・ノア広島県立総合体育館グリーンアリーナ大会で行われたタッグマッチにおいて、齋藤彰俊のバックドロップを受けた三沢光晴が試合後に死去している。2017年には日本大学でバックドロップに関する事件が起きている[1]
バリエーション抱え式バックドロップ
ヘソ投げ式バックドロップ
テーズ式バックドロップ、元祖バックドロップとも呼ばれる。ルー・テーズが試合で多用したバックドロップであり、投げる際に真後ろにブリッジを組むように反り返るために「ヘソ投げ式」と形容される。もっともスタンダードなバックドロップであり、このタイプの他の使い手としてはテーズから直伝されたジャンボ鶴田のほか、アントニオ猪木永田裕志森嶋猛大矢剛功諏訪魔などがいる。
抱え式バックドロップ
後方から相手の胴をクラッチせず、股をすくい上げるようにして落とすため、ブリッジはきかせない。晩年の力道山が決め技としており、ジャイアント馬場坂口征二などの長身のレスラーが好んで用いた。小橋建太はすくい上げた体勢から数秒間停止し、タメをつくって落とす。抱え式・抱え込み式・足抱え式・足抱え込み式・片足抱え式・片足抱え込み式・担ぎ上げ式・担ぎ式・すくい上げ式など呼び名は多い。
ニー・クラッシュ型バックドロップ
抱え式のさらなる変型。相手をニー・クラッシャーの形で持ち上げた後、そのまま後方に投げる。ハーリー・レイステッド・デビアスリック・フレアーなどが一時期用い、日本では佐藤昭雄が使い手だった。天龍源一郎UN選手権の初防衛戦で、デビアスに対して後方に投げた後、ブリッジしてフォールを奪った。
捻り式バックドロップ
マサ斎藤長州力が使い手で、相手を真後ろではなく横抱き気味に胴クラッチし、腰の瞬発力で相手を高く持ち上げると同時に捻りながら落とす。ブリッジを利かせないため、開祖のテーズはバックドロップとして評価していないが、相手は真後ろではなく横方向になった状態で落とされるために受身が取りにくく、受けるダメージも大きい。1980年代当時、斎藤が定着していたAWA圏では「サイトー・スープレックス」と呼ばれた。現在はマサ北宮がマサ斎藤から教えを受け継承し使用している。WWEでもジム・ロスウィリアム・リーガルらが実況で同様に呼称することがある。斎藤彰俊三沢光晴に放った形もこのタイプ。
跳躍式バックドロップ
小川良成武藤敬司が使い手で、通常型で持ち上げると同時に、軽く後方へ跳ねながら相手をマットへ投げ落とす。小柄な選手や力に自信がない選手がそれを補うために使用するケースもある。
低空バックドロップ
高速バックドロップとも呼ぶ。投げる時の円の半径を小さくしたバックドロップ。基本的には通常型と同じような投げ方だが、テーズのようにヘソで投げる形となる場合が多い。足腰のバネを使い、ブリッジを利かせ後方に引っ張り込むようにハイスピードで投げるため相手は受身が取りづらい。現役時代のテーズは、この低空式をフィニッシュとして主に使用しており、鶴田もテーズから直接指導を受けた当初に使用していた。現在はテーズから直接伝授された蝶野正洋が好んで使用している。渕正信のバックドロップもこの形に近い。UWF系の選手にも使い手が多い。
デンジャラス・バックドロップ
殺人バックドロップ、垂直落下式バックドロップとも呼ばれる。
スティーブ・ウィリアムスの必殺技。自らの肩口に相手の腰を乗せる形で力任せに引っこ抜くように投げる。ウィリアムスのブリッジワークがあまりきかないことから結果的に相手はパイルドライバーのように頭頂部から垂直に落下するため受けるダメージは相当高く、試合のフィニッシュになる場合が多い。


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