この項目では、乗り物のバス愛好家について説明しています。日本バス研究会の機関誌については「日本バス研究会#会誌」をご覧ください。
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。バスファン(別称:バスマニア、英: Bus Spotter, Bus Fan)とは、バスを趣味とする愛好家のことである。路線バス、高速バスや観光バス、送迎バスや自家用バスなど、バスに関する事象全般を趣味の対象とする。
身近な公共交通機関を対象とする趣味として、鉄道趣味との共通点が多く見られ、ことに路線バスの分野でその傾向が強い。また一方でバス車両は自動車の一形態であり、バス趣味は自動車趣味の中での一ジャンルでもあるため、専門用語にも自動車用語が多く見られる。特に同じディーゼル自動車メーカーが製造する大型車ということで、トラック愛好趣味との共通点が深い。鉄道趣味と自動車趣味の両方の特徴を併せ持ちつつ、そのどちらにも収まりきらない独特の立ち位置を備えた趣味である。 バスはその初めから、鉄道と同様に身近な存在の公共交通機関であった。個人による車両の撮影事例があることから明らかなように、古くから鉄道と同様に趣味とする人はいた。 1970年代後半から、バス趣味団体が結成されるようになった。1976年(昭和51年)4月、日本初のバス趣味団体として「日本バス研究会」が結成された。日本バス研究会の会誌『バスファン』は同年6月に創刊され、一部の模型店(ミニカーショップ)で会員外にも販売された。その後、分裂や他団体との合同を経て、現在は活動を休止している。 また、1980年(昭和55年)には「日本バス友の会」が結成された(詳細は当該記事を参照)。 鉄道ファン団体の趣味活動の中でバスが取り上げられることもあり、その一例として、1977年6月1日に結成された「京急電車ファンクラブ」会報『京急ファン』(月刊、毎月1回5日発行)[1] では、京浜急行電鉄直営時代の京浜急行バスの情報も掲載していた[2]。1986年11月5日に京浜急行バス羽田営業所へ導入された三菱ふそう・エアロスターの試作型ノンステップバス(H5670号車、P-MP218M改)が「関東初・ノンステップバス登場」として特集されている[2]。 1980年代に入ると、鉄道趣味雑誌にバスの情報が掲載されるようになった。とりわけ『鉄道ジャーナル』誌は鉄道以外にも公共交通の話題を幅広く取り上げていた。同誌は1980年(昭和55年)11月号(通巻165号)で「鉄道と自動車」を特集として取り上げ、和田由貴夫(現:ぽると出版社長、『バスラマ・インターナショナル』編集長)による「バス趣味」についての記述を含む長距離バスに関する記事を掲載している。また座談会「共存こそ鉄道とバスの生きる道」や、長野電鉄の電車とバス両方にまたがる記事なども掲載された。 そして1984年(昭和59年)からは、同『鉄道ジャーナル』誌上でバス趣味のコーナー「BUS CORNER」の連載が開始され、通常3ページの誌面を割いてバスについて細かく取材された記事を掲載するようになる。その「BUS CORNER」を担当した鈴木文彦(自らも日本バス友の会に所属)は、雑誌を問わずバス関連の記事を寄稿し、バス関連書籍も著している。詳細は「鉄道ジャーナル#歴史」を参照 1985年には、同人誌的形態ながら初のバス趣味専門雑誌となる『バスメディア』が創刊され、書泉グランデなど書店でも販売された。インターネットはもちろん、パソコン通信もごく一部にしか普及していなかった当時は、誌面を通じて読者であるバスファン同士の交流も活発に行われていた。詳細は「バスメディア」を参照 翌1986年4月には「バス・ジャパン刊行会」(現:BJエディターズ)が発足し、季刊バス専門誌『バス・ジャパン』も創刊された。雑誌『バス・ジャパン』は1992年に廃刊となったが、翌1993年より書籍『バスジャパン・ハンドブックシリーズ』を発行開始、現在も刊行継続中である。詳細は「バス・ジャパン」を参照 またテレビ番組でも、TBS『そこが知りたい』vのシリーズ企画として、1985年から「日本全国各駅停車路線バスの旅」が放送され人気番組となった。これはのちの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」などに続く路線バス旅番組として初のものであり、好評を博したため書籍も発売された。番組内や単行本では、バスに関する趣味的視点からの豆知識なども紹介されていた。詳細は「そこが知りたい#日本全国各駅停車路線バスの旅」を参照 1990年には、商用車専門雑誌『モータービークル』の編集者であった和田由貴夫が、独立してぽると出版を設立し、バス専門雑誌『バスラマ・インターナショナル』を創刊した。これは現在刊行中のバス専門誌のうちでは最古のものである。 『バスラマ・インターナショナル 57号』(2000年1月号)に掲載された書評において、編集長の和田由貴夫は「日本にバスファン層が市民権を得た20年間」と書いており、「1980年代以降にバスファン層が市民権を得た」と解釈している。これらのことから、バス趣味に有用な情報が出版物や放送メディア等を通じて一般に手に入りやすくなったのは、主に1980年代に入ってからと推定できる。
日本におけるバス趣味の歴史バス会社主催イベントにはバスファンが多く集まる。
(2011年7月3日、神奈川中央交通創立90周年を記念して同社厚木営業所で行われた感謝会)
1970年代・バス趣味団体の結成
1980年代・バス趣味情報の広がり神田神保町の書店・書泉グランデ。バス趣味関連の同人誌も各種取り扱う
1990年代・バス専門雑誌の創刊