バシリカ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事には複数の問題があります。改善ノートページでの議論にご協力ください。

出典脚注などを用いて記述と関連付けてください。(2016年11月)


脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2016年11月)


ローマの五大バシリカのひとつ、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の内部

バシリカ(ラテン語英語: basilica[注 1])またはバジリカ(イタリア語フランス語: basilica)は建物様式の名称のひとつで、3つの意味がある。

まず、古代ローマ古代ギリシャの建築から影響を受けたといわれる公会堂宮殿浴場などの建物に使われた建築様式で、長方形の建物[1]で、短い辺の入り口を入ると長い身廊があり、左右の壁側には側廊があり、一番奥は何かの儀式があればそれに使われる。

二番目の意味は、キリスト教ローマ帝国内に広まるにつれて、この建築様式が教会堂に利用されたもので、一番奥はアプス(祭壇)となっていて、その後ロマネスク建築ゴチック建築にも多々利用されて、その場合は単に大聖堂と呼ばれることが多い。

三番目の意味は ローマ教皇の発行した教皇小書簡により、一般の教会堂より上位にあることを認められた、あるいは特別の役割があることを認められた教会堂のことで、大聖堂が多いが、小聖堂の場合もある。

バシリカ建築様式は「長堂式」ともいう。
概説
建築形式としてのバシリカバシリカ教会堂は、西(図の左側)の入り口から入ると中央に長方形身廊(Nave)があり、その両壁際に側廊(Aisles)があり、両壁の上部には採光通気用の高窓(Clerestory)を置くのは以前の建築と変わらないが、しばらく行くと両側に袖廊(Transcept、灰色部分で小集会などに使う)が突き出ていて平面図がラテン十字に見えるようになっていて、その奥(東側)は内陣(Apse、至聖所)で司祭が「パンとぶどう酒」の儀式などを執り行なう場所で、聖歌隊なども置き、一番奥は半円形になっている。ゴチック建築の教会堂の断面図。初期のバシリカ教会からロマネスク建築を経て、より高度な建築になっている。

バシリカはギリシア語で「王の列柱廊」を意味するバシリケー(ギリシア語: βασιλικ?)に由来するとされる[2]が、その正確な意味については議論がある。ローマ建築において、バシリカは裁判所や取引所に用いられた集会施設、またはそのような機能そのものを指す言葉として使われていたが、やがてローマ伝統の礼拝堂建築(および礼拝形式)ではなく、集団が一堂に集まる礼拝を必要とするキリスト教の教会堂の建築として取り入れられ、一定の平面形式を指す言葉となった。

バシリカは、長方形の平面を持ち、内部にクリアストーリ(採光用の高窓)と列柱のアーケードを持つ建築物で、古代ローマにおいて確立された特定の公共建築と、そこから派生したキリスト教の教会堂建築を指す。建物の短辺方向は、屋根を構成する横架材の強度、あるいは水平方向への応力[注 2]によってその幅が決定するが、長辺方向については敷地と費用の許す限り、どこまでも連続させることができる[注 3]。また、垂直方向についても、ゴシック建築に代表されるように壁面に控壁を設置することによって高層化させることが可能である。

バシリカの内部は単純な構成で、ある程度は多目的に使用することができ、実際に古代ローマでは、雨天の際のフォルムとして利用されているが、細分化された特定の儀礼、典礼に対応するには不都合が生じるため、ロマネスク建築では西構えや西正面、アプス、方形内陣、小礼拝堂などを組み合わせてその機能を補った。ゴシック建築ルネサンス建築でも、多少の違いはあるが、多くの教会堂の基本構成はバシリカである。
特権を付与された教会堂としてのバシリカオンブレリーノとティンタナバラム(ベルギー・ヴィルヴォールデVilvoordeのバシリカで)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:42 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef