この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2008年4月)
バカ画像(バカがぞう)とは、主にインターネット上においてハプニングシーンや変わった看板、標識、動物の面白い生態、動き、子供や酔っ払いなどの生態などを紹介する写真画像のこと。静止画だけでなく、静止画を編集してつなげ、YouTubeなどにアップされる動画作品(言葉にできない、など)も含まれる。目次 基本的には加工していない画像が望ましいが、多少の編集を加えられているものも存在する。画像加工がはっきり分かるものは「わざとらしい」と判断され、好まれない傾向もある。 1980年代、宝島社より刊行された一連の『VOW』シリーズが人気となった。新聞・雑誌や広告などの誤植や、街で見つけたヘンなもの(看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店など)の写真を投稿するコーナーを単行本化したものである。当時、この画像集は爆発的に支持され、この手のネタは「VOWネタ」とも呼ばれて市民権を得る。 さらにほぼ同時期、あるいはやや早くに始まった、町で見かけた変なものの映像を扱ったものとして、路上観察学がある。例えば赤瀬川原平の超芸術トマソンの命名が1982年。これには命名されるまでに約10年の先行史がある。また、イラストであるが南伸坊の『ハリガミ考現学 その後、2000年代のインターネットの爆発的な普及、および2000年代後半の一般家庭へのパソコンの普及により、衰退していた「VOWネタ」がウェブサイトや個人ブログなどで数多く公開されるようになり、その手の画像を専門に扱う『掲示板(画像掲示板)』も多数出現した。さらに、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラの普及により、個人が撮影した作品数自体も急増。気軽に撮影してすぐにアップできるため、2ちゃんねるなどの巨大掲示板から個人ブログの画像掲示板、mixiなどのSNSまでバカ画像が氾濫することとなった。2008年にはバカ画像をまとめた単行本も多数発売されて人気となっているが、バカ画像という言葉自体が多くの意味合いを持ち、間口が広いため、非常に多彩な画像が紹介されているのも特徴だが、2013年は「バカッター」と称して悪質なバカ画像をTwitterに投稿する個人が続出し、店舗が閉店に追い込まれたり、生徒・学生が退学処分を受けたり、逮捕者まで出たりしたことから社会問題となった[1][2][3]。「バカッター」および「バイトテロ」も参照 ※加工が多いことが特徴 以前から雑誌の特集のひとつとして取り上げられることはあったが、バカ画像に特化した出版物としては2008年初頭に出版された『バカ画像500連発!!』に始まり、以後各社からバカ画像を扱った本が出版されている。軒並み好調な売れ行きをみせ、2008年5月13日にテレビ番組『スーパーモーニング』(テレビ朝日)でブームとして取り上げられた。しかし、写真の権利関係の不透明さや、各出版物で内容が大きく重複するなどの問題点が浮上している。 (以下出版順)
1 概要
2 歴史
2.1 路上観察学との関連
2.2 ネット上での拡大
2.2.1 現在主流となっているバカ画像
3 出版業界への波及
3.1 バカ画像を扱った出版物
4 バカ画像の基本
5 脚注
6 関連項目
概要
歴史
路上観察学との関連
ネット上での拡大
現在主流となっているバカ画像
生き物系
猫画像(ぬこ、などとも呼ばれる)
犬などの小動物系
クマ画像(クマのAAが多数あるためネタにしやすい)
子供や赤ちゃん
酔っ払い
デブ
はしゃいでいる若者
老人
交通事故
下着姿
標識、看板系
変わった標識
個人商店、会社などの看板
貼り紙など
新聞、雑誌、広告系
誤植
明らかに無理がある写真
誤報など
テレビ
ニュース番組のキャプチャ
バラエティなどのハプニングシーンキャプチャ
スポーツのハプニングシーンキャプチャ
出版業界への波及
バカ画像を扱った出版物
『バカ画像500連発!!』(鉄人社)
『笑いの殿堂バカウケ画像500+α』(笠倉出版社)
『ゴー!ゴー!!バカ画像MAX』(KKベストセラーズ)
『ねこタン』(大洋図書) - 「バカ画像」とは銘打っていないが、対象を猫の画像に特化したものと言える
『バカ画像五輪ピック』(晋遊舎)
『爆笑 おバカ画像1000』(ダイアプレス
『画像 バカ一代』(コアマガジン) - 「ガッツ石松公認本」と銘打っている。
『スーパーバカ画像―笑いの殿堂』(笠倉出版社)
『ゴー!ゴー!バカ画像MAX おかわり』(KKベストセラーズ)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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