バカ姉弟
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この項目では、講談社の漫画について説明しています。コント「長介・工事のばか兄弟」については「ドリフ大爆笑」をご覧ください。

バカ姉弟
漫画
作者安達哲
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
月刊ヤングマガジン
発表期間1999年28号
月刊ヤンマガ2016年2月20日号 - 連載中
巻数5巻
アニメ:ご姉弟物語
原作安達哲
監督やすみ哲夫
キャラクターデザイン関修一
アニメーション制作シンエイ動画
製作テレビ朝日ADK
シンエイ動画
放送局テレビ朝日ほか
放送期間2009年10月10日 - 2010年6月26日
話数全32回
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『バカ姉弟』(バカきょうだい)は、「週刊ヤングマガジン」に不定期連載中の安達哲による日本漫画である。2016年2月20日発売号より月刊ヤングマガジンに移行した。続編コミックスのタイトルは『総天然色 バカ姉弟』。平成15年度第7回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞[1]。資生堂ピエヌの期間限定(2004年8月9日 - 12日)CMとして実写化された(全4話)。さらに、2009年10月から2010年6月までは『ご姉弟物語』のタイトルでテレビアニメが放送されていた。
目次

1 あらすじ

2 登場人物

2.1 バカ姉弟

2.2 主要登場人物

2.3 その他の登場人物


3 既刊一覧

4 テレビアニメ

4.1 スタッフ

4.2 主題歌

4.3 各話リスト

4.4 放送局


5 脚注

6 外部リンク

あらすじ

東京都豊島区巣鴨。年配者が多く住むこの街に幼い双子の姉弟が住んでいた。多忙で留守がちな両親を持つ2人は街の人々に育てられ、少しずつ成長していく。
登場人物
バカ姉弟

本作の主人公で、東京都豊島区巣鴨在住の双子の姉と弟。

両親は多忙(純一郎曰く父はボストンの大学教授、母は国連看護師とのこと)でほとんど家を空けており、二人暮し状態だが、非常に裕福(一泊16万円のホテルに宿泊したり、ATMから20万円を引きおろしたことなどから)なのと、周囲の人々の気配りのおかげで、不自由なく暮らしている。大体の時間を2人で行動しており、何処へでも出かけて行き、誰とでも仲良くなる。何事にも興味を示し、何でも美味しく食べる。非常に運が良く、迷子になっても誰かが助けてくれる。かなりの健啖家で、神経質な人間が「屋台の食べ物だとおなかを壊す」と言っている横でバクバクと食べる。当初は警察からも「札付きのワル」と恐れられていた。連載初期の頃はタイトル通りの「バカ姉弟」だったが、次第に才能豊かな姉弟になっていく。4歳の誕生日を機に両親と同居するため、巣鴨の隣町である大和郷(現在の文京区本駒込六丁目近辺)に引っ越す。
バカ姉:地主御寧莞(じぬし おねい)
- 松岡由貴バカ姉弟の姉。一人称は「おねい」。身長70cm、体重20kg(幼少時)。おでこが非常に広く、その光沢は漆塗りにも勝る。: ウソが隠せず、すぐ顔に表れてしまう。幼少時より数多くの物事に非凡な能力を見せるが、特にピアノに天賦の才を発揮する。甘やかされることを嫌うが、自分に親切にしてくれた人物には心を開くようである。岸田劉生作「麗子微笑」の顔真似が得意。15年後は美しい世界的ピアニストへと成長し、ヨーロッパを舞台に活躍している様子が単行本第5巻で描かれている。また「莞」とは「にこにこ」という意味の字である。
バカ弟:地主純一郎(じぬし じゅんいちろう)
声 - 小林由美子バカ姉弟の弟。一人称は「僕」。姉のことを「ねいちゃん」(アニメでは「おねいちゃん」)と呼び慕う。名前は単行本5巻で初めて明かされた。アニメでは姉に「純」と呼ばれている。天才肌のおねいとは異なりよく図鑑を読んでおり、また3歳児とは思えない程の大人顔負けの高度な知識と常識がある秀才型である。姉がピアノのレッスンをしている時は基本的に1人で行動している。また同じ幼稚園に通っているやまとくるみに惚れられている様子がある。好きなものはクワガタムシ。単行本第5巻から15年後は背景や周囲の台詞を見る限り、IT関係に特化した東大生である様子が描かれている。
主要登場人物
志津香(しずか)
声 -
大原さやか巣鴨の料亭「稲月」に勤める妙齢の女性。姉弟の母の友人で、両親に代わり、バカ姉弟の面倒を見ている。姉弟を立派な大人にするために英才教育をしようとするが、結局甘やかしてしまう。姉弟には「シズラー」と呼ばれ、この呼び名で携帯に登録されている。バカ姉弟のことは「ご姉弟」と呼ぶ。
その他の登場人物
やまとくるみ
声 -
金田朋子大和酒造の社長の娘で私立マ・メール幼稚園で姉弟と仲良し。バカ姉弟が入園後に初めて友達になった人物でもある。常に帽子を被っている。単行本第5巻では庚申塚で迷子になっていたところを純一郎に救われる。
たちばなかえで
声 - 川田妙子私立マ・メール幼稚園で姉弟と一緒。


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