バカヤロー! 私、怒ってます
監督渡辺えり子
中島哲也
原隆仁
堤幸彦
脚本森田芳光
製作鈴木光
製作総指揮森田芳光
出演者相楽晴子
安田成美
大地康雄
小林薫
音楽笹路正徳
中尾淳
吉良知彦
仙波清彦
製作会社光和インターナショナル
配給松竹
公開1988年10月15日
上映時間94分
製作国 日本
言語日本語
配給収入2.6億円[1]
次作バカヤロー!2 幸せになりたい。
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『バカヤロー! 私、怒ってます』(バカヤロー! わたし、おこってます)は、1988年の日本映画。森田芳光が総指揮と脚本を務め、オムニバス形式で描く。
のちに続編が複数制作され、シリーズ化した(後述)。
スタッフ
総指揮・脚本:森田芳光
製作者:鈴木光
監督:渡辺えり子(現・えり)(第一話)、中島哲也(第二話)、原隆仁(第三話)、堤幸彦(第四話)
プロデューサー:宮島秀司、三沢和子
音楽:笹路正徳(第一話)、中尾淳(第二話)、吉良知彦(第三話)、仙波清彦(第四話)
音楽プロデューサー:梶原浩史
撮影:川上皓市(第一話と第三話)、長田勇市
庶民的な大家族に育った厚木静香(相楽晴子)は、冷徹で神経質な婚約者の沼山和樹(伊原剛志)から食事のマナーや体型について不満を漏らされたため、和樹を喜ばせようと食事を制限する。しかし、世間体を異常に気にする和樹は理想の体型ではないと細かいことを指摘して静香の努力を認めようとはしなかった。両家の食事会の席で静香の溜まっていたストレスが爆発したのがきっかけとなり、互いの家族同士で「バカヤロー!」と言い合うのだった。 都心で働くOLの軽間佐恵(安田成美)は、都心から離れた一軒家に家族と同居しているため、終電に間に合わせようと恋人・大石守(磯部弘)とのデートも満足にできなかった。妻に先立たれた佐恵の父が事あるごとに干渉するため、都会の生活を満喫する同僚とは違い佐恵の心は沈みがちとなっていった。ある日、ホテルを予約して外泊を決意する佐恵であったが、ホテルのラウンジで守から別れ話を切り出されて別々の部屋で泊まるはめになる。自分の部屋で泥酔した佐恵は、別の女性とベッドを共にした守の部屋へ押しかけ、同じフロアの宿泊客を巻き込んで不満を爆発させるのだった。 東京の新人タクシー運転手・益子雅久(大地康雄)は、傍若無人な振る舞いの乗客を毎日相手にしなければならずストレスを抱えていた。ある晩、酔った美人ホステスを自宅アパートまで送り届け、淡い期待を抱くもののホステスの知り合いの男性が突然現れ、気の弱い益子は現金を渡すはめになり名刺だけ貰って逃げ出す始末。再びホステスを乗せようと同じ場所でタクシーを待機させるが別のタクシーに奪われたあげく、以前文句をつけられたカップルを乗せてしまう。カップルの男から、東京都足立区の「綾瀬」へ行くように指示された益子であったが、後席でいちゃつき始めたことに突然激怒し、神奈川県の「綾瀬市」へ連れて行くのだった。
キャスト
厚木静香:相楽晴子
沼山和樹:伊原剛志
厚木正夫(静香の父):石橋蓮司
厚木千恵子(正夫の後妻):森下愛子
厚木加奈子(静香の妹):田山真美子
厚木道夫(静香の弟):六浦誠
沼山幸造(和樹の父):草薙幸二郎
沼山八重子(和樹の母):佐々木すみ江
第二話「遠くてフラれるなんて」
あらすじ
キャスト
軽間佐恵:安田成美
大石守:磯部弘
サオリ:相田寿美緒
軽間源吉(佐恵の父):小坂一也
第三話「運転する身になれ!」
あらすじ
キャスト
益子雅久:大地康雄
村岡徳子(美人ホステス):斉藤慶子
岡本君雄(別会社のタクシーに客として乗り込み、日頃の鬱憤を晴らす同業者):イッセー尾形
佐々木次郎(カップルの男):布施博
宮野信(ホステスの知人男性):中島陽典